海人(うみんちゅ) 読谷漁業組合が経営するよみたん海人食堂

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海人が集まる読谷(よみたん)漁港からは、ジンベエザメの観察ツアーが出ています。 第172回沖縄訪問(7)

海人の定置網、読谷漁港

海人の組合、読谷漁業組合の海人(うみんちゅ)食堂は以前にも来たことがあるところです。

読谷漁業組合定置網で漁獲した海鮮魚の海人食堂がお目当ての場所です。

読谷漁業組合は、定置網を近くの海に設置しています。

都屋漁港から出漁し、港から南西に約2.5㎞離れた位置に定置網が設置され、定置網施設の規模は 長さ360m、幅60m、水深40mで、沖縄県でも最大級の大きさです。

海人、私でもなれる海人

定置網体験は18トンの船に乗り、海人の作業状況と定置網の仕組みなどが見られます。

南国沖縄特有の魚種と量に驚きます。想像できない雰囲気に包まれ、運が良ければ、巨大なジンベイザメ、マンタ、ウミガメ等を見ることができます。 

帰港の船上で、獲ったばかりの新鮮な魚を、漁師の皆さんが

「シャッ、ャッ」と、手際よくさばいて刺身をご馳走してくれます。  

海の世界、海人さんたちの世界を、この大型定置網体験を通して見ることができます。

海人体験 参加費

定置網漁業体験基本料金(1人当たり)※ 乗船定員 24名

小人(小・中学生) 1,000円(税込) 中人(高校生) 1,500円(税込) 大人(一般) 2,000円(税込)

ライフジャケットの着用と安全をスタッフの指示に従う事が決りです。

出港時間  午前7時  所要時間 約2時間 ~ 2時間30分
帰港時間  午前9時30分   休業日 日曜、祝祭日、他
読谷村漁業協同組合( 電話番号 098-956-1640 )

定置網は、珊瑚礁の魚が入ってくるので、海人食堂は毎日のように獲れたての魚を販売することができます。

獲れたての魚を使って、食堂も経営しています。それが海人食堂です。

読谷漁港には、ジンベエザメの観察ツアーがあるようです。

これは、シュノーケルを用意をして、船に乗って沖合に出る企画なので、気軽に船の上から珊瑚礁を見るグラスボートとは違います。

海人食堂に入ってみます

海人食堂では、今日は何が食べられるか、楽しみです。

1階の鮮魚売り場で何が美味しそうなのか、店頭で選びます。

家に持ち帰って、料理に使うお魚と、この海人食堂の2階ですぐに頂ける物が並んで売られています。持って帰るお魚も、新鮮で美味しそうです。

お値段もスーパーよりも随分安く売られています。

今日沢山並んでいたのは、モンゴウイカです。

かなり大きなイカが、量り売りで売られています。

あんな大きなイカが、こんな値段で売られていると、値段を聞いて驚きました。

ここでお魚を買えば、すぐに魚を捌いてくれます。

刺身にして頂くか、煮付けにするか、汁物にするのか、希望を言えば売り場ですぐに調理してくれるのが魅力です。

定置網に入ってくる魚は、群れになって入ってくるので、その日の水揚げは、魚の種類が偏ることがあります。

沢山とれる魚は、販売価格も下がっています。

 値段を見ると、そのまま持ち帰る魚の値段と、捌いて貰う魚の値段は、

100gあたりで20円ほど違いがありました。1kgだと200円です。

2階に持ち上がって、すぐに食べられるのは、ウニです。

小さなパックに、少しだけ盛りつけられたウニは、一パックが300円です。

イカの刺身も欲しかったのですが、何しろ一匹単位で売られているので、これだけの大きなイカをお刺身にして、それを二人で食べきれるものではありません。

海人食堂では、魚汁定食が人気メニュー

2階の食堂で、魚汁定食を注文しました。

お天気が良いので、クーラーの効いた部屋からでて、室外の席で、昼食を頂くことにします。

時刻は丁度お昼頃です。

注文した料理が出来上がると、持っていた呼び出しベルに連絡が入って、料理を取りに行くことになります。

ウニと合わせて買ったのは、今が旬のミジュンの刺身です。

ミジュンとは、鰯のことです。

魚汁定食には、沢山の魚のアラが使われています。

美味しいのはアラよりも、味噌汁のスープです。

奧さんと、ご飯を分け合って、一つの魚汁定食を二人で頂きました。

漁港から見える向こうの景色は、読谷に広がる別荘地や、ホテルです。

沖縄の素晴らしいビーチは、ほとんどホテルによって、一般の人が入りづらくなっています。

部屋の中で食べる昼食よりも、海人食堂のテラスで食べた昼食は、外の空気が吸えて、とても美味しく感じました。

ミジュンの刺身は、新鮮なので、安くて美味しいのに驚きました。

一パック、沢山お刺身があって、僅かに300円でした。

この一パックですら、二人では食べきれないほど沢山ありました。

読谷漁業組合の強み

定置網を持っている漁業組合は、こんな直営の食堂が経営できるのです。

前兼久漁港にも、こんな食堂と、獲れたて魚の市場があれば、もっともっと人が集まって賑やかになるのに、と思います。

読谷漁業組合の海人は、5トン未満の漁船を使用する沿岸漁業が主体です。

漁獲高は約160トンです。金額換算にして1億円の水揚げがあります。

その内の70%近くが定置網漁業による水揚げです。 

定置網漁業は季節変動が大きく、年間水揚げの70%を5月から10月の夏季に水揚げしています。

冬場は漁獲供給不足となっていることや、海人の高齢化、漁価の低迷、資源の減少等の問題を抱えているようです。

魚市場のセリ販売

読谷漁協のセリは、平日朝10時から行われます。セリに参加する人たちを仲買人と呼んでいます。

仲買人は、沖縄本島各地から来ています。

魚の流通先として一番多いのは、県内の大手スーパーです。

セリが終わるとセリ市場隣の「 鮮魚直売店」がオープンし、一般の人でも鮮魚を格安で購入できるしくみになっています。

午前中は、セリ落としてきたばかりの鮮魚を買い求める人達で賑わっています。

2019年4月13日(土)


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