瀬底島海水浴場 ジェットスキーが暴れ回る 海水浴場はもうたくさんです。

投稿No:7907

瀬底島(せそこじま)は観光開発で島が荒廃しています。無残な巨大ホテルの廃墟が残ったままです。 第167回沖縄訪問(14)

お盆休みに孫達を連れて、

沖縄のビーチで遊ぶには、

どこが良いのか下見に来ています。

前回、U君達家族は、

瀬底島ビーチで素晴らしい思い出が出来ました。

以前の 瀬底島ビーチでは、

大人の足の膝くらいでも、

シュノーケルで覗くと、

コバルトスズメが見えました。

幼いU君が水遊びが出来るほどの穏やかな海でした。

最近の瀬底ビーチはどんな様子なのか、

下見に来て驚きました。

規制が強くされています。

ロープで囲われた僅かな場所が、

皆さんの海水浴場です。

ロープの囲いから離れると、

すぐに注意を受けます。

子供でも大人でも、

水泳が得意な人でも、皆同じ扱いです。

50mプール1つ分くらいの

狭い範囲でロープが張られていて、

瀬底島のシュノーケリングを期待している人には、

このビーチでは出来ません。

見方を変えれば、

水難事故防止の為に、

監視をしやすいように

水泳地区を一箇所に集めています。

その結果、瀬底島のサンゴも守られます。

自由に移動すれば、

枝サンゴを踏む人も出てきます。

囲いの中に泳ぐ場所を限定すれば、

サンゴは守られます。

駐車場は1日、1回が1000円です。

駐車場所は、放置されている

リゾートホテルの敷地です。

ロープで囲われた水泳場を外れると、

危険なジェットスキーが観光客を乗せるために、

我が物顔に走り回っています。

こうしてみると、

海水浴の事故防止といいながら、

ロープで海水浴客を囲い込んで、

それ以外の場所では有料のマリンスポーツが

自由に海を満喫する場所になっています。

なんだか変です。

瀬底島の海水浴場の運営は、

お金を払って遊ぶ人に

重点が置かれているようにさえ見えます。

思い思いの場所に陣をとって、

ごく浅いビーチで子供を遊ばせることすら

禁止行為になっています。

ジェットスキーが暴れ回る

海水浴場はもうたくさんです。

ジェットスキーから隔離するための

ロープの囲いは本末転倒です。

ロープで囲われた狭い海水浴場のすぐ近くには、

綺麗な砂浜と、綺麗な海が広がっています。

そこに人が入ろうとすると、

監視員がマイクで注意してきます。

郷に入れば郷に従えというように、

瀬底島の海水浴場に来れば、

瀬底島のビーチを管理する監

視員の指示に従うしかありません。

ビーチのすぐ側には、

日陰を作る洞窟が何カ所かあります。

この洞窟に荷物を置いて、

近くの浜辺で思い思いに泳いだことがあります。

あの洞窟は、今どうなっているのか見てきました。

海水浴客は、

皆さん海水浴場の施設を使うように、

制度化されていました。

下見の結果、今年の夏は監視員が居る間は、

瀬底島は避けようという判断になりました。

車を置く場所も有料、泳ぐ場所も限定、

自由なシュノーケリングも禁止、

有料のジェットスキーや

マリンスポーツはおかまいなし、

これでは誰のための浜辺なのか、

考えてしまいます。

結論として、家族を瀬底島ビーチに

連れてくるのはやめます。

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2018年7月22日(日)


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