古宇利島大橋が架かる前の「民宿しらさ」を思い出します。

古宇利島では、ウニを明礬(ミョウバン)につけて、型くずれを防いで出荷作業をしていました。 第166回沖縄訪問(14)

古宇利島『民宿しらさ』の思い出

 古宇利島に来ると思い出すのは、家族みんなで『民宿しらさ』に泊まった時の事です。

まだ古宇利大橋がかかっていなかった1995年よりも前の話です。

古宇利島に船で渡り、民宿に泊まる方は当時はまだ少なくて、民宿しらさのオーナーの女将さんとは、身の上話を聞かせてもらったり、地元のお話を聞かせてもらったりで、随分昵懇になりました。

浜辺でしし座流星群を見ながら夕涼み

浜辺に出ると、古宇利島の若い人達が集まって夕涼みをしていたので、その輪に入って一緒に泡盛を飲んだ思い出もあります。

夜が遅くなったので、民宿しらさに戻ると、古宇利島の若い人達はその後も「もっと飲みましょう」と誘いに来てくれて、随分と人情の熱さを感じました。

古宇利大橋が完成すると、旅行者は圧倒的な数で増えて、もう昔のような、一人一人の泊まり客に深い関わりを持つようなことはなくなったようです。

そのことは、懐かしくて古宇利島に2005年に訪ねた時に、実感しました。

車を漁港に置いて、民宿しらさの回りを歩いてみました。

昔泊まった頃の名残があるか探してみました。

ウニの加工所跡

見つけたのは、廃屋となった一つの小屋です。

この小屋では以前、古宇利島で獲ったウニを殻から取り出して、出荷する為の作業場でした。

ウニの形を崩れないようにするには、当時はミョウバンを使っていました。

クーラー設備のない番小屋でウニの加工をしていれば、気温が上がってきてウニが傷むことがあります。

そこで、出来るだけ早くウニを出荷する為の作業を大急ぎでしていました。

今はクーラーの効いた作業所になったので、あの番小屋も使われなくなったのかなぁと思いながら、番小屋の前を通り過ぎました。

民宿しらさは鉄筋コンクリート造りに建て替え

 以前泊まった時は木造だった民宿しらさも、今では鉄筋コンクリートに建て替えられています。

4月の初めからすでにお店の前には車が沢山並んで、この夏の賑わいが予想されます。

古宇利島には観光客が多すぎて、観光地慣れ

知ったお店や知った人が居れば尋ねていきたいのですが、古宇利島には観光客が多すぎて観光地慣れしすぎたのか、地元の人と交流する場所は見つかりません。

古宇利島は短時間で切り上げる場所なのか、長時間かけて楽しむ場所なのか、
その答えは古宇利島の人達が結論を出しています。2018年4月9日()

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