屋我地島の集落を歩いても、誰とも出会いません。聞こえてくるのは、サトウキビ畑を通り抜ける風の音です。

屋我地島(やがじしま)の集落の中に、ポニーを飼っているクワンソウ農園がありました。 第165回沖縄訪問(3)

屋我地島(やがじしま)でNHKドラマ『マチ工場のオンナ』の主人公、内山理名さんが訪れた、食事処カフェ喜色(きいろ)でゆし豆腐定食を頂いた後は、歩いて近隣を回ってみます。

近隣をまわると沖縄の事なので、家の人がちょっと休んでいきなさいと言ってくれたらいいなぁと思いながら家の周りを歩いています。

一緒に歩いている沖縄の友人、片山正喜さんと奧さんの三人で、沖縄のゆったりとした空気を吸いながら、林の中に囲まれた民家を、一軒一軒外から見ながら歩いています。

珍しい八重咲きのハイビスカスを見つけました。

今回、伊江島に行きたかったのですが、伊江島はフェリーボートの予約をとるのが難しくなるほど、人気の高い観光地になっています。

伊江島のハイビスカス園に行きたいのです。

伊江島ハイビスカス園は、珍しいハイビスカスがいっぱい咲いています。

三人でゆっくり歩いていると、どんなグループに見えるでしょうか?

不審者に見られたら大変なので、勝手に知らないお家に入っていってもいけません。

向こうの方に、立派な家も数軒ありました。

しかし、人影は全く見当たりません。のどかな屋我地島です。

家の庭には花が咲き、生け垣にも花が咲いて、外から見ると楽園のような島です。

見られない花を見つけると、つい家の中まで入って写真を撮りたくなりますが、勝手に入ってはダメです。

集落を歩いていると、やや大きなお家がありました。

どうやら、以前に民宿をしていたようなお家です。

今はお店をやめているようです。

民宿だった隣のお家は、なんだか人の出入りがあるようです。

家の中に入っていく人に出会ったので、綺麗な島ですねと声をかけると、今日はこの家で法事をしているそうです。

沖縄では近所づきあいが親密で、法事の時には親戚だけでなく、近隣の人達も集まってきます。

中に入ってご挨拶をしたかったのですが、テレビ局のスタッフなら許される行為も、一般の人達が勝手に入っていって、家の人達に声をかけるのは、非礼な行為になってしまいます。

さらに進んでいくと、大きなガジュマルの木がありました。

ガジュマルの木は、どんどん根を増やして、地中から水分と栄養を吸い上げていきます。

その為成長が早く、自然に放置していると、驚くような大木になります。 

道に沿って歩いている内に、坂道になり、坂道はずっと先まで続いています。

上り坂は、歩くのも息が切れるので、一旦車のところまで戻って、車で坂道を上がることにしました。

ぐるっとまわっているときに、先ほどの法事のある家に行く近所のおじいさんから、島のミカンを3つ頂きました。親切な方です。

島ではパイナップルを栽培しています。

実がなっているのか、鳥対策の為にネットをかけています。

車に戻って屋我地島をドライブすると、良く見慣れたワルミ大橋のところにやってきました。

ここからの景色はとても素晴らしいので、車を降りて、ワルミ大橋を渡ります

わるみ大橋が出来る迄は、島から島へ渡ることはできず、一旦本島に戻って、また別に島に行く方法でした。

このワルミ海峡は水深が深く、大きな船でも通れるそうです。

水深が深いと、水の量も多いため、綺麗に光っていました。

向こうに見えるのは古宇利大橋です。

どこか小高いところがあれば、この辺りの景色が一望できるのですが、なかなか小高い所に通じる道が見当たりません。

歩くのをやめて、もう一度車に戻り、車で小高い場所を探しています。

ワルミ大橋の上から、下のワルミ海峡を見下ろしてみると、吸い込まれるような恐ろしさと、飛び込んでみたいような好奇心が入り交じって、不思議な気持ちになってきます。

もし翼があれば、ここから飛び出してみたいものです。

奧さんが思い出したのは、もう一軒、NHKで取り上げられたお店に行くことです。

内山理名さんが紹介した、薬草をブレンドして飲ませてくれるお店です。

そのお店の名前がよくわからないので探しています。

探している途中、クワインソウ畑入り口という薬草本舗があったので、そちらに行ってみます。

そこにはポニーが何匹も飼われていました。

車ですれ違ったポニーに乗った人がいました。

この牧場では、希望者にはポニーに乗せてこの近くを回ることができるようです。

農場の人がいないので、薬草園がどこなのか尋ねることが出来ません。

ポニーは、私が近づくと、餌をくれるのかと近づいてくれました。

何も持ってません。そうすると、ポニーはあちらに去っていきます。

車を農場に置いて、私一人で付近の畑を歩いてみました。

畑の周りには誰もいません。

ビニールハウスがたくさんあります。

中で何が作られているのか、外からは分かりません。

キャベツが栽培されていました。キャベツは栽培されていても、白菜はありません。

島の人が居れば、声をかけて島の話しを聞きたいなと思っていましたが、畑の周りをぐるぐる回っても誰とも出会えませんでした。

風が少し強く、サトウキビ畑のサトウキビが、風に揺れて少し音を出しています。

 サトウキビの風の吹き抜ける音を聞きながら、しずかな沖縄の屋我地島の空気を思いっきり吸い込んで、私が今屋我地島にいるということを感じました。

サトウキビは十分に育ってきているようなので、まもなくすれば収穫されて、サトウキビ工場に運ばれ、サトウキビの原液を絞り出される時期がくると思います。

つまり、サトウキビの定年が近いことです。

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