伊豆味ベゴニア園の見頃は、ベゴニアの花が咲く4月下旬です。

伊豆味ベゴニア園では、軽食喫茶山すいがあります。 社長ブログ沖縄/第158回沖縄訪問(7) 

伊豆味ベゴニア園へ

沖縄の4月下旬の日差しは、晴れたときには紫外線も強く、

奧さんは日焼けを心配して、なるべく日陰を選んで歩いています。

こうなると、花を見るより直射日光を避ける事に気持ちは集中しています。

日焼けにおかまいなしな松葉博雄は、日が当たる、

花が咲いている道を選んで歩いています。

こうなると、二人は別々の道を歩いているようになっています。

ユリは、あちらこちらで咲いています。

いろいろな種類のユリが、今を盛りに咲いています。

伊豆味ベゴニア園は、奇岩が山頂方向に向いてきます。

花を見ながら、山道から道を外して、

滑り落ちないように注意しながら、

奇岩の方向に向かって進んでいます。

標高が高くなると視界はさらに広がり、

向こうの山が見えるくらいに、

遠くが見えるようになりました。

夏目漱石の草枕の出だしは、

「山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。

意地を通せば窮屈だ。

とかくに人の世は住みにくい。」です。

同じように、松葉博雄も、山道を登りながら考えていることは、

神戸に持って帰る、植物のことです。

ヘゴヤシを探して

バナナか、芭蕉の葉っぱによく似た、植物がありました。

名前は、ビジンソウです。

このビジンソウには、花が咲きます。

ビジンソウも、出来たら神戸に持ち帰りたい植物です。

ありました、ありました、大好きなヘゴヤシです。

ヘゴヤシは、成長が遅いので、

ヘゴヤシらしくなるまでには、何十年もかかります。

伊豆味ベゴニア園は、主役はベゴニアです。

しかし、4月のこの時期は、ベゴニアだけでなく、

沢山の植物が、自らの種の維持のため、頑張って花を咲かせ、

媒介してくれる虫や鳥たちをおびき寄せて、

受粉をしようとしています。

ハイビスカス、アケボノカズラ、ユリ、ベコニアの花が、山全体を覆っています。

入場料が300円で、これだけの美しい花を愛でて、真似をしたくても出来ない庭造りを見せてもらい、もう大満足です。

早くもあじさいが咲いていました。

ハイビスカスも沢山の種類があって、あまりこれまで見た事のない、原生種に近いようなハイビスカスが植えられています。

ハブの潜んでいるところ

この辺りはネオンも電灯もないので、夜になるときっと夜空が綺麗だと思います。

もう少しすると、ハブが活躍する季節です。

ハブが冬眠から目覚めてくるのは、一般に沖縄では、イジュの花が咲く頃、ハブが活躍を始めると言われています。

イジュの花は、群れになって咲くので、遠くからでもよくわかります。

このイジュの花を見ると、ハブが出る頃だと思って下さい。

沖縄で、草むらが茂る、あまり人気の無いところに行くと、そこにはハブが潜んでいる可能性が多いのです。

この伊豆味ベゴニア園も、もう少し気温が上がって来ると、花に見とれて、茂みの奥に入っていくと、ハブと遭遇する可能性もあります。

一応山頂まで登り詰めて、その後は下りになります。

下の写真は、ベゴニアの花が咲いている、ベゴニア園の主役の花です。

伊豆味ベゴニア園で、苗木を売っていないか、尋ねてみる事にします。

入り口の喫茶店山すいの女性に尋ねてみても、苗は売っていないそうです。

この近くには植物園があるので、そちらのほうに行って探してみて下さいと言われました。

2016年4月19日(火)


←前へ:第158回沖縄(6)

→次へ:第158回沖縄(8)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください