本部町伊豆味のベゴニア園では、ヒスイカズラが満開でした。

伊豆味のベゴニア園は、沖縄花と緑の名所100選に選ばれています。 第158回沖縄訪問(6)/社長ブログ沖縄/ベゴニア園

名護市の隣にある、本部町の伊豆味ベゴニア園に来ています。

入り口の近くには、ベゴニアが壁のように植えられていて、今は丁度、ベゴニアの花が満開の時期です。

沖縄の花と緑の名所100選にも選ばれています。

ここではヒスイカズラが見頃で、片山正喜さんが、松葉博雄をどこかに案内しようと探してくれた、隠れた素敵な場所です。

個人の庭園なので、ちゃんとした入り口があって、そこで入場券を買うわけではありません。

なんとなく休憩所のような建物に、なんとなく人が座っているような、ローカルな味わいのある入場券売り場がありました。

入場料は、一人300円です。

片山正喜さんが先日下見に来た時には受付に人が居なくて、入場券を売っていることすら知らなかったようです。

入り口の脇には藤棚のような棚があり、そこにはマイソルヤハズカズラがちょうど満開の時期で、ブドウのような房になった花を沢山咲かせていました。

入り口から斜面になっていて、ゆっくりと山を登るように斜面を進んでいきます。

個人の庭らしく、ところどころには生活物資が積まれています。

この時期はユリが咲き始める時期で、ユリといえば、伊江島のユリ祭りを思い出します。

なぜ思い出すかといえば、今日は伊江島にユリを見に行こうと提案したところ、

片山正喜さんが「伊江島のユリはまだ咲いていないよ?」と言ったので、

それなら伊江島を諦めて、伊豆味のベゴニア園に計画変更したのです。

ゆっくりと斜面を上がっていくと、向こうの方にはメキシコに沢山茂っているサボテンが棒のように立っていました。

かなりの数で、高さも4mほどありそうな立派なサボテンが続いていました。

坂道の道端にはユリが咲いていて、甘い匂いが漂っています。

個人でよくまぁこれだけ切り開いたものだと感心するくらい、一つの山を箱庭のように、思うように、好きなように、花やら、植物やら、岩やら、置物やら、実がなる木やら、大変沢山の種類に驚きます。

お目当ては、ヒスイカズラです。

ヒスイカズラは、神戸で見ようと思えば、淡路市の奇跡の星の植物館に行けば、見られるようです。

まるで藤のように、棚から地面に垂れ下がったヒスイ色をした花が満開に咲いています。

ヒスイカズラの原産地は、フィリピンのようです。

従って、沖縄なら野外で育っても、神戸だと、温室でなければ難しいようです。

ヒスイカズラは、棚から1mほどの長さで下に垂れ下がっているので、頭に当たる人もいます。

注意書きには、ヒスイカズラ付近での、雨傘・日傘はご遠慮下さいとありました。

これは良い物を見せてもらいましした。

ここは隠れた名所で、片山正喜さんも偶然新聞の片隅を読んで、伊豆味ベゴニア園を知ったそうです。

ヒスイカズラの棚を通り抜けると、地下から水が湧き出る、小さな池がありました。

沖縄では、水道が普及していない時代には、水は貴重品でした。

こんなに地下水が湧き出る場所なら、植物を育てるのに格好の場所です。

片山正喜さんは、このあたりで待機していて、松葉博雄と奧さんのふたりで更に上を目指します。

少しずつ高くなると、少しずつ視界が広がり、行く手にはまだまだ沢山の美しい花を咲かせる庭木が待っています。

2016年4月19日(火)

伊豆味ベゴニア園へ

沖縄の4月下旬の日差しは、晴れたときには紫外線も強く、奧さんは日焼けを心配して、なるべく日陰を選んで歩いています。

こうなると、花を見るより直射日光を避ける事に気持ちは集中しています。

日焼けにおかまいなしな松葉博雄は、日が当たる、花が咲いている道を選んで歩いています。

こうなると、二人は別々の道を歩いているようになっています。

ユリは、あちらこちらで咲いています。いろいろな種類のユリが、今を盛りに咲いています。

伊豆味ベゴニア園は、奇岩が山頂方向に向いてきます。

花を見ながら、山道から道を外して、滑り落ちないように注意しながら、奇岩の方向に向かって進んでいます。

標高が高くなると視界はさらに広がり、向こうの山が見えるくらいに、遠くが見えるようになりました。

夏目漱石の草枕の出だしは、

「山路を登りながら、こう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。」です。

同じように、松葉博雄も、山道を登りながら考えていることは、神戸に持って帰る、植物のことです。

ヘゴヤシを探して

バナナか、芭蕉の葉っぱによく似た、植物がありました。

名前は、ビジンソウです。

このビジンソウには、花が咲きます。

ビジンソウも、出来たら神戸に持ち帰りたい植物です。

ありました、ありました、大好きなヘゴヤシです。

ヘゴヤシは、成長が遅いので、ヘゴヤシらしくなるまでには、何十年もかかります。

伊豆味ベゴニア園は、主役はベゴニアです。

しかし、4月のこの時期は、ベゴニアだけでなく、沢山の植物が、自らの種の維持のため、頑張って花を咲かせ、媒介してくれる虫や鳥たちをおびき寄せて、受粉をしようとしています。

ハイビスカス、アケボノカズラ、ユリ、ベコニアの花が、山全体を覆っています。

入場料が300円で、これだけの美しい花を愛でて、真似をしたくても出来ない庭造りを見せてもらい、もう大満足です。

早くもあじさいが咲いていました。

ハイビスカスも沢山の種類があって、あまりこれまで見た事のない、原生種に近いようなハイビスカスが植えられています。

ハブの潜んでいるところ

この辺りはネオンも電灯もないので、夜になるときっと夜空が綺麗だと思います。

もう少しすると、ハブが活躍する季節です。

ハブが冬眠から目覚めてくるのは、一般に沖縄では、イジュの花が咲く頃、ハブが活躍を始めると言われています。

イジュの花は、群れになって咲くので、遠くからでもよくわかります。

このイジュの花を見ると、ハブが出る頃だと思って下さい。

沖縄で、草むらが茂る、あまり人気の無いところに行くと、そこにはハブが潜んでいる可能性が多いのです。

この伊豆味ベゴニア園も、もう少し気温が上がって来ると、花に見とれて、茂みの奥に入っていくと、ハブと遭遇する可能性もあります。

一応山頂まで登り詰めて、その後は下りになります。

下の写真は、ベゴニアの花が咲いている、ベゴニア園の主役の花です。

伊豆味ベゴニア園で、苗木を売っていないか、尋ねてみる事にします。

入り口の喫茶店山すいの女性に尋ねてみても、苗は売っていないそうです。

この近くには植物園があるので、そちらのほうに行って探してみて下さいと言われました。

2016年4月19日(火)

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