恩納村の「おんなの駅なかゆくい市場」は大人気です。

おんなの駅なかゆくい市場は民間経営で、代表取締役は株式会社ONNAの當山憲一さんです。第157回沖縄訪問(19) 社長ブログ沖縄/恩納村/道の駅 おんなの駅

おんなの駅は、道の駅です。沖縄県の恩納村にあるおんなの駅は、観光客と地元の人達でいつも賑わっています。

おんなの駅が人気な理由

どうして、おんなの駅 なかゆくい市場はこんなに人気があるのでしょうか?

おんなの駅の経営主体は、株式会社ONNAで、代表取締役は、當山憲一さんです。

資本金は1650万円です。

最初、おんなの駅は公共施設かと思っていました。

恩納村が出資していて、第三セクター方式の運営かと思っていました。

おんなの駅は、年々成長して、訪れる度にお客様は増えています。

こう言ってはなんですが、公共団体が経営すると、大抵は補助金頼みで上手くいきません。

おんなの駅が上手くいっているのは、やはり、民営であることが分かります。

館内の主な施設では、恩納村の近隣から委託販売で集まった農産物が販売されています。

季節毎に農産物はかわってきます。

このような委託販売形式は、沖縄にもJA沖縄が経営する販売所が各地にあります。

JA沖縄とおんなの駅との違いは、きめ細かいサービスの違いです。

おんなの駅に集まる南国フルーツ

メインの施設の外には、沢山のテナントが入れる小売店の場所が用意されていて、ここには沖縄らしい食べ物が並んでいて、いわゆるテイクアウトのお店が、それぞれ競い合っています。

農産物の中で人気なのは、バナナ、パッションフルーツ、アテモヤ、スイカ、トマト、パパイヤ、パイナップル、タンカンなどの果物です。

最近人気なのは、森のアイスクリームといわれるアテモヤです。

アテモヤは、京阪神地区ではほとんど見ることのない珍しい果物です。

アテモヤを切って食べてみると、確かに、甘いアイスクリームのような味がします。

アテモヤを食べる時は、かなり冷たく冷やして食べた方がアイスクリームらしくなります。

忘れていたのは、マンゴーです。マンゴーは、宮崎県の東国原知事が、宮崎県の特産品としてPRに努めたため、全国的に有名になって来ました。

マンゴーは、沖縄でもまだ温度不足の時期があり、冬はビニールテントの中でも石油ヒーターを炊いて、温度をあげることもあります。

マンゴーに続いて、新しく売り出そうとしているのが、アテモヤです。

アテモヤもビニールハウスの中で、高い温度の環境で育てられていますが、栽培で難しいのは、枝がどんどん伸びていくときに、どこで芽を摘んでいくか、その管理です。

金城正浩さんの温室へ行き、アテモヤの栽培を見学しました。

沖縄のふるさと納税

全国的にふるさと納税の制度が浸透し、ふるさと納税を納めてもらった市町村では、そのお礼に地元の特産品を一定の条件をクリアした方に送るようになってきています。

恩納村でも、ふるさと納税の金額が2万円以上の方に対して、おんなの駅で扱っている地元産の農産物を選んで、箱詰めにセットされて、沖縄から全国に発送しています。

沖縄のふるさと納税で不利な点は、宅配料です。

内地の場合は宅配料は500円前後で済みますが沖縄だと、クール便にして送ると、1500円くらいの宅配料になってしまいます。

沖縄の市町村にとってみると、内地と比べて1000円以上の送料に差がつき、その分プレゼントする内容に影響してきます。

おんなの駅の駐車場では、レンタカー番号の車で、いつも溢れています。

これは、観光ガイドブックを事前に調べて、初めての沖縄旅行の人でも、このおんなの駅で沖縄料理を食べたり、お土産を買う事が出来るからです。

農産物以外にも、海産物のお店もあります。

この近海で穫れた魚や貝、海老などを生け簀に生かして、その場で料理してくれています。

那覇市の公設市場である牧志の市場には、市場で買った海産物を2階の飲食店に持ち込めば、持ち込んだ海産物をその場で料理して食べさせてくれます。

これに近いシステムです。

恩納村の近郊の農家にとって、地産地消としてお客様に直接農産物を売れるおんなの駅の存在は、とても有り難い存在です。

沖縄の宿命として、毎年の台風があります。

もし、大型台風が沖縄本島に上陸すれば、恩納村のビニールハウスは吹き飛んでしまいます。

バナナやパパイヤの風を多く受ける木は、折れ曲がって倒れてしまいます。

こうなると、おんなの駅に出品する事は出来なくなります。

バナナやパパイヤが台風の影響からもう一度再生するには、少なくとも2年はかかります。

コーリン・クラークの産業分類では、農業漁業は、第一次産業、商業・工業は第二次産業で、サービス業は第三次産業になります。

沖縄では、今でも第一次産業の農業水産業が、大きなウェイトをしめています。

近年、沖縄の観光事業が成長して、第三次産業も育ってきています。

毎年行われる恩納村産業まつりでは、農産物を中心とした出品が中心になっています。

2016年2月

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