沖縄恩納村の天然もずく採り 第85回沖縄訪問(8)

沖縄恩納村の天然もずく採り、天然もずくを採ることが出来るのは、漁業組合員で、非組合員が勝手に採ってはいけません。
【沖縄の伝統行事と伝統的文化に触れて、ますます沖縄の心が好きになりました その8】

朝は、ゆっくり起きました。外を見れば、前兼久のムーンビーチは、すっかり晴天です。今日は、山城興善さんと一緒に、天然もずくを採りに行くことになっています。11時半の集合には、まだ少し時間があります。天然もずくというのは、潮が引いて、2メートルぐらいの浅瀬のところに生えている海の草です。それを採っ て、カゴに入れて、持って帰ります。これを塩漬けすると、1年は持ちます。天然もずくを塩漬けしないままで、青紫蘇ドレッシングを掛けて食べると、とても 美味しいです。もずくは、健康にもとても良いということで、素晴らしい食材です。

沖縄前兼久ムーンビーチ

これにさらに、いろんなものを付け加えると、いろいろな加工食品になります。恩納村では、今、もずく栽培と海ブドウの養殖に力を入れています。

山城興善さんの船で、もずく採りに行きます

パッションフルーツもそうです。もずく採りに行くときに、ホテルに車を置いていたので、車に乗って、まず、金城正則さんのお家に行って、松葉博雄の奥さんを送り届けます。ここで、朝のコーヒーを頂いて、少し休憩した後、漁港に行って、もずく採りに行く準備をします。

山城興善さんの船で、もずく採りに行きます

今日の船は、山城興善さんの船です。一緒に行く人は、片山正喜さん、松葉博雄です。

前兼久漁港からムーンビーチの前を通って、もずくを探しに行きます

本来は、阿部さんが行く予定だったのですが、阿部さんの都合が悪くなったので、松葉博雄がご一緒することになりました。山城興善さんの船は、「サンライズ五」です。「サンライズ五」には、初めて乗ります。

前兼久漁港からムーンビーチの前を通って、もずくを探しに行きます

3人を乗せて、前兼久漁港からムーンビーチの前を通って、もずくが生えていそうな場所を探していきます。潮が引いてくると、随分、浅くなってきます。

天然もずくは、珊瑚の岩に付いています

今回のもずく採りは、天然もずくなので、珊瑚の岩に付いて、伸びてきた海草のもずくを、珊瑚からちぎって採っていきます。

天然もずくは、珊瑚の岩に付いています

それを手に持った網袋に入れて、また次々ともずくを採っていきます。これは、海の海草の草むしりのようなものです。

もずくは、波に揺られて、ゆらゆらと揺れています

もずくは、波に揺られて、ゆらゆらと揺れています。もずくを側で見るのは初めてです。よく見ると、枝珊瑚が発達したような、枝状の形をしています。触れば、柔らかいワカメのような感触です。これを袋に入れて、採っていきます。

もずくは、波に揺られて、ゆらゆらと揺れています

採るときに注意されたのは、珊瑚の岩のかけらや、他の雑草が入らないように注意することと、砂を海水で洗っておくことです。シュノーケリングをしながら、時々は深く潜って、天然もずくを追い求めていきます。

天然もずくをずっと採っているうちに、潮がどんどん引いてきました

なんだか、プロの漁師になったような、地元に溶け込んだような気分になって、海の作業もしんどくありません。天然もずくをずっと採っているうちに、潮がどんどん引いてきて、もう、潜るというより、やっと腹ばいに泳げるぐらいの浅瀬になってきました。

天然もずくをずっと採っているうちに、潮がどんどん引いてきました

珊瑚はたくさん死滅してしまいましたが、もずくはまだ残っています。まだ海が綺麗な証拠です。少し場所を移動して、別のところに行ってみました。

たくさんの天然もずくを採りました

年に一度の干潮の時期を迎え、船はもう陸に上がった船のように、モーターが掛からない状態なので、3人で船を深みまで押していきました。

たくさんの天然もずくを採りました

少し深さのあるところまで移動して、そこでまたもずくを採りました。たくさんのもずくを採り、カゴ2箱分ぐらいありました。この後、山城興善さんが、「テラジャーを採りに行く」と言い、次の目標に掛かりました。テラジャーは、巻貝のことです。

海に入って見ていると、珊瑚の枝かけらと替わらないように見えます。それを瞬間的に見分けて、採っていくのです。とても難しいのですが、片山正喜さんはしっかり採っています。さらに、山城興善さんは、ウニを採っています。

お昼休みには、おにぎりを頂きました。ウェットスーツを着ていると、困ることがあることがあります。それは、トイレに行けないことです。従って、水気は取らないほうがいいことになります。リーフの近くまで場所を移して、テラジャーや他の貝を採って、これで今日はおしまいです。

たくさんの天然もずくを採りました

11時ごろから始まったもずく採りは、前兼久漁港に帰ってきたときは3時で、およそ4時間ぐらい、海であれやこれやと採ったことになります。カゴに入れると、とても重かったです。もずくを「もって帰りなさい」と言われたので、塩漬けにして、神戸に持って帰ることになりました。塩漬けにしないと、もずくは腐ってしまいます。
そこで、考えたのは、塩を少し入れる浅塩と、中ぐらいに入れる中塩と、多い目に入れる濃い塩と3つに分けて作ることにしました。1斗缶で、2缶できました。これだけあれば、高コレステロール対策には、十分です。出来るだけ毎日、もずくを頂くことにします。ホテルにいったん戻って、少し休憩をしてから、朝日会に向かいます。

 

2007年4月17日(火)

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