恩納村の夜 第78回沖縄訪問(4)

南国の夜、月は輝き、団塊の世代は集い、蟹は産卵を目指し、恩納村の夜は更けていきます
【団塊世代 「憧れの移住先」トップ 沖縄に住むを体験 その4】

朝日会に行ってみると、高校野球は終わり、応援している八重山商工が、見事、長野県松代高校に勝ったので、ベスト16進出を祝って、朝日会では、これから、盛大な祝賀会を行います。

沖縄県代表が、甲子園球場で2勝したことは、立派なことです。期待は益々膨れて、次はベスト8の声が上がっています。

今夜の朝日会のスタートは、8時を回り、いつもより、2時間遅れのスタートとなっています。

冨着信常さんは、まぐろを捌いて刺身を作っています。いつもより暗いので、指を切らないように注意してください。

まぐろの刺身は醤油で食べるのと、酢味噌でいただく、二つの味の付け方があります。

刺身に酢を使うのは沖縄風です。

今日の話題は当然、八重山商工の試合の結果について、素晴らしかったとか、次の試合のことが中心でした。

前回もご紹介しました冨着勝弘さんのお孫さんが、お父さんに抱かれてやってきたので、冨着勝弘さんはもう、デレデレで、鼻眼鏡になっています。

松葉博雄もちょっと、抱かせてもらいました。そうすると、移った途端に、泣き出して、金城正則さんに替わってもらいました。やはり、子供にも、慣れがあるようで、抱き方がまだ、未熟なようでした。

と、言っても、松葉博雄も3人の子供を抱いてあやして、おしめも替えたので、決して、初心者では、ないのですが、何か怖かったのでしょうか?

月の夜の、輝きの下で、沢山の朝日会の会員が集まってきて、いつものように、楽しい飲み会になっています。

10時近くになったので、今夜の朝日会はそろそろお開きです。金城さんのお家に、奥さんが残っているので、お迎えに行くことにします。

よそのお家に、ご厄介になっている奥さんを、お迎えに行くなんて、何年ぶりのことでしょうか?途中、月明かりの暗闇に、陸蟹が道を横切って行きます。急いで、カメラを向けると、蟹は両手を広げ、威嚇しながら、そっとわき道の草むらへ移って行きます。

ヘッドライトの眩しさに、動けなくなり、車に轢かれてしまう陸蟹や、小動物が沢山います。卵を抱いているようなので、小川に行くまで、蟹を送ってあげました。

そろそろ、金城家でも、今夜の夕食会のお開きの頃です。

クレアちゃんと伊音ちゃんは、おそろいのアンパンマンのリュックサックを背負い、今からでも、アンパンマンの世界に浸りたいようです。

金城正則さんが、少しだけということで、ビデオを放映すると、その途端に、二人は、アンパンマンの踊りを始めました。

もう、アンパンマンに夢中です。

10時少し前、金城正則さんに歓迎していただいた夕食会は、終わり、玄関まで見送っていただきました。

沖縄県恩納村前兼久の恩納漁港を照らす月は、満月から新月へ向っています。

これが、フルムーンだったらいいのにな~と、奥さんとホテルに歩いて戻っています。

この天気だと明日は、晴れだと思います。海に行きたいです!

2006年8月13日(日)

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