慶良間(ケラマ)のホエールウォッチング 第74回沖縄訪問(09)

沖縄県慶良間(ケラマ)のホエールウォッチング ~那覇の泊港とまりん前から出航~
【第74回沖縄訪問:沖縄県恩納村 朝日会、海ぶどう、東村ヤンバルツアー、慶良間ホエールウォチング その09】

昼ごはんの美味しい沖縄の定食を食べた後は、株式会社とかしきのホエールウォッチングを実行するお店に戻り、出航準備です。

株式会社とかしきのホエールウォッチング

およそ20名くらいの人数が船の前に集まりました。お天気は回復し、沖縄の強い日差しが時々肌を焼くような強さに感じました。

株式会社とかしきのホエールウォッチング

年齢層が大変広く分布して、二十歳そこそこの若い方から、八十歳を超える方までいました。まず、船長が皆さんの前で言ったことは、船酔いに対する予防措置です。

船が動き始めてからでは船酔い対策は効果がありません。船が出航する前に、船酔い防止のお薬を、一人分500円で買ってくださいといわれました。

ホエールウォッチング

何度も繰り返してホエールウォッチングをやっていれば、経験的に船酔いは出ることが分かっているので、親心で、親切心で勧めているのやら、一錠500円で売ることが目的なのか、今日初めて乗る乗船客には分かりません。

ほとんど購入者のないまま船は沖へ出ます。

ホエールウォッチング

松葉博雄はホエールウォッチングの経験があります。2003年9月に高知県大方町の土佐のホエールウォッチングを経験しています。この時の経験が自信となり、船酔いに対して、大丈夫と自分に言い聞かせ、一緒に乗っている奥さんにも暗示をかけました。

さて、船は慶良間諸島を目指し、ものすごいスピードで波を蹴り、上下に激しく揺れながら、一分でも早くあの人に会いたいと思う恋人同士のように慶良間諸島に向って突進しています。

船酔いが続出

「だから、言ったでしょ。あれほど言ったでしょ。一錠500円の船酔い防止薬を飲みなさいって、親切に言ったのに、言わんこっちゃない。」といった状況が出ました。

早い人ならものの5分もしないうちに、遅くても1時間も乗っていると、船酔いが続出しました。20名の内、満足にホエールウォッチングを楽しめる人は何人いたでしょう?

船酔いが続出

空は青く、海は青く、その青さったら、文字通りマリンブルーです。

空は青く

船酔いの人にとっても、ブルーです。

海は青く

最初は、幸先の良いスタートでした。慶良間諸島の一つの島が見える辺りで、すぐに、鯨のしぶきをキャッチしました。

お互いが連絡を取り合っているのか、鯨が見える場所には何隻ものホエールウォッチングの船が、ご馳走にありつく、魚の群れのように、どこかかしこから集まってきます。

何隻ものホエールウォッチングの船

船が近づきすぎると、鯨はご機嫌を悪くしてしまいます。親鯨なら、呼吸の為に海上に浮き上がり、潮を噴き上げた後は、そのまままた、深く潜り、長い場合は30分くらいも出てこない事もあります。

あっ、見えました。鯨は呼吸をするために水面に上がってきて、プシュっと霧を吹くので、これが目印になります。

プシュっと霧を吹く

確かに鯨です。カメラのシャッターを思わず押して、後から見て、楽しむ様なホエールウォッチングです。実際に水上に姿を現す時間は、ほんの数秒です。

ホエールウォッチング

その数秒の為に、ホエールウォッチング船は、移動している時間の方が長く、写真やテレビ、映画で見るような、身体を、全身を海上に跳躍させるような、迫力のあるシーンはなかなか無いようです。

ホエールウォッチング

鯨がジャンプするのは、鯨の身体に付いた付着物であるフジツボなどを、痒いので振り落とそうとする動作だそうです。

つまり、鯨にとっては、ジャンプすることは「ほんまに、もう~、かゆい、かゆいな~~。もう、振り落としてやろう!」とイライラしている時のようです。

ご機嫌がいいから、「ここらで皆さんに私の姿態を見てもらいましょう、よかったら拍手をお願いしますね。」と鯨は言っているのかと思ってたのに、鯨の心は、「かゆい、かゆい、かゆい。」とは知りませんでした。

船長さんは鯨がなかなか浮上してこないので、次のポイント目指して、舵を切ります。

ホエールウォッチング船は航路を、座間味諸島から、沖縄本島の残波岬の沖合いに変えました。変えた理由は、残波岬の沖合いは、鯨にとっては遊び場のような場所があるようで、そちらに行ってみようということでした。

先ほどより、近くで見えました。 しかし、問題が発生しました。船長さんのサービス精神が仇となり、船が移動するたびに、船酔いをしている人の状況はますます深刻となっています。

ホエールウォッチング

3時を過ぎた頃、もう一度沖縄本島と座間味諸島の間に船を戻した頃、鯨をキャッチできました。傍で見ると鯨は大きな生き物です。本当に不思議な感じがします。理科の時間に小学校で習った時には、鯨は哺乳類なので、お母さんから幼児はお乳をもらうと聞いたときには不思議に思いました。

水の中で、動きながら、お母さんのお乳をもらうなんて、どんな風にすれば、出来るのかなと想像しても、小学生の時には分かりませんでした。今も分かりません。

ホエールウォッチング

ほんの一瞬だけ、その姿を見せてくれます。慶良間のホエールウォッチングは毎年12月から4月にかけて、ザトウクジラがやって来ます。この時期には鯨たちの繁殖時期になります。

ザトウクジラは12~14mあり、平均体重は25~30トンあります。一応、ホエールウォッチングのマナーがあります。

ホエールウォッチング

1.無理に追いかけないこと(一方的に好きになった人でも一緒。。)

2.進路を妨げない(キャッチセールス、アンケートセールスも一緒。。)

3.五十メートル以内に接近しすぎないこと(高速道路での車間距離と一緒。)

4.向こうの方から異常接近した場合は、船のエンジンはニュートラルにしておくこと

(バレンタインのチョコレートは受け取りましょう。)

5.水中でのウォッチングは禁止です(電車マニアが線路に入らないのと一緒。)

ホエールウォッチング

あっという間に時間は過ぎ去り、4時前には船は5500円の料金分を遂行した事となり、船酔いで一度も鯨を見なかった人も、一生懸命見た人もこれで終わりとなりました。

船は元の泊港に戻りました

船は元の泊港に戻りました。松葉博雄は船酔いもなく、ホエールウォッチングを終わりました。

船は元の泊港に戻りました

今回の満足度は、鯨の見える時間が、チラッチラッぐらいなので、4000円くらい楽しみました。後もう少し、見えたら5500円です。

 

2006年3月8日(水)

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