伊平屋島、伊是名島、具志川島、などは一衣帯水の仲ですが、現地に来て見れば深い海が横たわっていました。

伊平屋島、伊是名島、具志川島、などは一衣帯水の仲ですが、現地に来て見れば深い海が横たわっていました。歴史にも深い溝があるようです。第138回沖縄訪問(19)

朝、激しいスコールが民宿野甫の屋根を叩いています。その音で驚いて目が覚めました。朝の6時くらいです。スコールが暫くして止んで、その後7時くらいになると片山正喜さんがドアをノックしています。昨夜のヤシガニの仕掛けを見に行こうということになります。

雨が降った後の爽やかなお天気です。昨夜のヤシガニ捕獲の仕掛けを見に行きます。伊平屋島には沢山水田があっても耕作されていない田んぼが所どころ有りました。

昨日仕掛けた、ヤシガニ捕獲の罠を置いた所に来ました。蓋が閉じているので、ひょっとして、ヤシガニがかかったかなという期待が一瞬頭をよぎります。さてどうでしょう。

周りに撒いた、サザエのハラワタで作った餌を食べていません。中の反応を調べても、ヤシガニは居ないようです。どうやら失敗です、またもや失敗です。そう簡単に、野生のヤシガニはとれないということが分かりました。もっと複雑な、確実な仕掛けが必要です。

ヤシガニ捕獲の罠を設置した所から、民宿野甫に帰る道で、向こうの沖に伊是名島が見えます。伊平屋島と伊是名島は一衣帯水の仲です。

戦略論に、近くを攻めて遠くと仲良くという「遠交近攻戦略」があります。近くは仲良くというのは理想であって、昔から、天下を制覇しようと思えば、まずは近隣を従えています。伊平屋島と伊是名島は、沖縄統一に向かって対峙していたのです。

民宿野甫に戻ります。早朝、スコールが突然降ったので、昨晩干していた洗濯物がまた濡れてしまいました。朝日が芝生を照らしています。

民宿野甫の朝食です。今日も焼鯖とベーコン一切れ、味噌汁、お漬け物二切れ、ご飯、納豆です。松葉博雄は、育った文化が違うので、大人になっても納豆は食べられません。もったいないので、納豆を返品します。納豆を返品したからといって、何か別のものをくれるということはありません。

民宿野甫のリーフレットを見ると、料金は一泊大人5500円です。そして素泊まりであれば4000円です。伊平屋島の最大のホテル「ホテルにしの」の料金と変わりません。

食事代1500円を按分すると、500円が朝食代、1000円が夕食代ということが分かりました。

朝ご飯をいただきます。同宿者の中で、ご飯のおかわりをする人もいました。なかなか元気な人です。

民宿の朝は、顔馴染みになると、お互いの今日の予定の情報を交換します。沖縄本島に帰る人もいます。横浜の若い女性は、昨日宿を去ったようで、今朝はいません。

民宿を出る前に、部屋の布団を畳んで、荷物を片付けた、2泊したお部屋です。民宿の2つの棟は東西に長屋になっていて、南向きのドアと北向きのドアの2つを風が出入りします。

しかし、建物が接近しているために南北の風が殆ど通りません。とっても暑い部屋です。

民宿野甫の庭には、ハイビスカスが今日も咲いています。さて、宿の精算が終わり、一泊5500円と、二泊目は晩御飯を外で食べたので4500円となり、2泊で10,000円でした。もちろん領収書も何も出ません。

さて支払いが終わったので、これから13時の船までの間に少し時間があるので、また島内を探索します。

伊平屋島の南端、元々離島だった野甫地区の方を車で回ります。野甫地区のまだ見てない所に、観光案内書によれば、フィーフィーガマという所があるので、これを見つけようとしています。

ガマとは洞窟、お化けがでる洞窟ということです。野甫地区には、海に接する北側の海岸線には道路がないので、どこからか海岸の浜辺に降りて、フィーフィーガマに行く必要があります。その道を探しています。

どうやら、ここが海岸線に出る、道ではないかと推察する場所を見つけました。夏の海は比較的静かですが、この場所は、冬になると、海から強い風が吹き上がり、とても歩ける道ではありません。

何とか崖の下の浜辺まで降りて、その先の道を探そうとしましたが、潮が満ちてきて、歩いて行くと濡れそうなので、見るだけで中止です。

JAXAの地球観測衛星から見た沖縄の地形では、伊平屋島周辺の島は、ひと泳ぎすれば、すぐにわたれそうな距離に見えても、実際に来てみれば、こんなに潮の速い、深い海があったのです。

昔、間宮林蔵が、北海道とサハリンが陸続きと思っていたら、現地調査をすると、大きな海があったという、間宮海峡発見には及びませんが、来て見れば分かる発見でした。

2012年7月15日(日)

コメントを残す