恩納村前兼久を開拓した、上間家・金城家・幸地家・米須家・當山家・登川家・平安名家・松田家・山城家などのご先祖様のお墓では、各門中で清明祭が行われています。

恩納村前兼久を開拓したご先祖様のお墓では、各門中で清明祭が行われています。 第136回沖縄訪問(2)

恩納村前兼久を開拓した、ご先祖様のお墓では、各門中でご先祖様を祀る4月の清明祭(シーミー祭)が行われています。

清明祭に参加する為、神戸からお供えなどを持って来ました。荷物が多いので金城さんが車で迎えに来てくれました。

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国道58号線に面する土地に、新しくできたken民宿です。ここを通って前兼久の集落の皆さんのお墓が集まっているシーミー山に行きます。

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マクドナルドのお店は壊されて更地にされ、その後、国道に面する敷地は、前の部分に芝生を植え、敷地の後ろの方におしゃれな宝石店が出来ました。

ちょっと不思議に思うのは、普通お店は道路に面して設計するものですが、このお店は、わざわざ道路の奥にお店を配置しています。

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お墓に来る途中で顔なじみの方によく会いました。13時頃金城家門中の墓につきました。皆さんが持ち寄ったお弁当です。これだけ集まると、大変なご馳走です。

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松葉博雄も、後で各お家に持ち帰りが出来る様に、沢山の箱に入ったお菓子をお供えします。内地から嫁いで来た奥さんは、内地風のおはぎ、大福餅を作って持ち寄っています。そのほか、重箱に入ったお煮染めや、沖縄風のオードブルなどが、たくさん集まってます。

清明祭の始まりです。金城家の清明祭の始まりです。金城家のお墓の入り口とは、反対の西の方向に向かって、お線香を立てて、ご先祖様への感謝の気持ちを捧げる準備をします。

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まず家長の金城正浩さんがお祈りします。男性が後ろについて一緒に拝礼します。松葉博雄も直ぐ側で、手を合わせています。

これは家長及び長男の役目です。ウチカビを焼いて先祖にお金を送ります。ブルーシートを敷いてるので墓前の広場は青く写っています。

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昨年に比べ、金城家の清明祭の参加人数が少なく感じます。皆さん仕事があったり、都合が悪いときは、参加出来ません。

子ども達は子ども達で、おやつを貰って喜んでます。

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次に、沖縄の大きなお墓の入り口に、お線香を立てて、中に眠っている門中のご先祖様に内地のお彼岸のように、お詣りをします。このお詣りは、お坊さんが来るとか、念仏を唱えるとか、数珠を手に持つとかの仏教色はあまりありません。

普段の会話のように、ご先祖様に向かって、語りかける事が、お詣りになります。

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儒教のしきたりで男子と女子に席が分かれてます。礼拝が終わると真ん中にお供えを並べて、皆でいただきます。最近とってきたスズメダイです。唐揚げにしたとっても美味しい仕上がりです。

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スズメダイは、口の中で小骨が刺さるので、頭から食べるのが、痛くない食べ方です。

皆さん全員、姓は金城ですが、金城同士であっても、似たもの同士で集まって、宴席を作ってます。年が近い男同士、若い人同士で集まっています。

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山城興善さんの姿が見えました。向いは山城家の墓地です。

山城家に挨拶に行ってきます。山城興善さんの子どもの山城陽二さんが、生まれたばかりの可愛いお嬢ちゃんを抱いていました。名前はアカリちゃんです。

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また、金城家のお墓に戻りました。話している事は、金城家の先祖はどこから始まったのかという話です。

沖縄は第二次世界大戦時、沢山の人が亡くなって、あるいは家が焼け、戸籍が焼けたので、祖先は少し前までしか遡れません。三代先までは遡れても、それより古い祖先のことは、戦争により戸籍の記録が喪失して、祖先の事が分からなのが普通なのです。

今の時代では、金城家の皆さんが、兄弟・従兄弟・はとこと、だんだん枝分かれして、新しい人が増えてくると誰かが管理しなければなりません。でないと金城門中にどれだけ一門がいるのか、分からなくなってしまいます。その前に、しっかりと名簿を管理しなければならない、という声が出てます。

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門中会をしっかりして、門中の繋がりがバラバラにならないように回避策の話しをしてます。シーミーの集まりは中高生の若い人へ、一門の結束や社会性のルールを教える場でもあります。また、情報交換をする場や一族団結の場でもあります。

男系社会なので、女性は嫁ぐと男性の家の門中のお墓へ入ります。あるいは男性が結婚すると嫁が自分の門中のお墓に入ることになります。今のうちに分家やあるいは兄弟が分かれていくので、行き先が分からなくならないようPCで管理すべきと考えがわきました。

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たくさんの知り合いが、この近くに集まっているので、よそのお家を覗いてみます。タコ獲り名人の上間光元さんのお墓の前を通ると、声をかけられ、ビールを飲んでいくようにすすめられました。上間光元さんの奥様の上間明子さんと、朝日会の松田正さんも一緒です。

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前兼久の国道58号線の直ぐ裏には、前兼久を切り開いた、上間家・金城家・幸地家・米須家・當山家・登川家・平安名家・松田家・山城家の祖先を祀るお墓が並んでいます。

ですが全ての墓にいっぱい人がいるわけではありません。少ないところや、シーミーに集まってないところもありました。

たくさん食べて飲んで15時頃お開きです。いったんホテルに帰って昼寝をしました。

2012年4月8日(日)

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