初体験 沖縄ムーンビーチ沖の追い込み漁

おもいがけない追い込み漁の誘い

今日は朝日会をのぞいてみることから始まりました。

特に予定はなかったのですが、何か良いことがありそうな予感がしたので、ドライブに出かける前に、先に朝日会に行ってみました。

沖縄の魚

そうすると、予感はピッタリ当たりました。

予感を感じるのは、人間の特性のようですが、だれでも予感を感じられるかといえば、そうではありません。

普段から、心の中に期待を抱いているから、期待が実現するような行動をとろうとして、そこの予感が働くのではないかと思います。

冨着信常さん、冨着勝弘さん、上間学さんの3人は、今にも船に乗り込んで出発できそうな状態でした。

私が船に駆け寄ってみると、冨着さんが「一緒に行きますか?」と声をかけて誘ってくれました。

沖縄の魚

もちろん、即、「行きます!連れてってください」と、話はまとまりました。

海に入る準備をすぐにして

ホテルに一旦車を戻して、すぐに水着に着替え、港に戻ってきました。

船に乗り込み、奥さんが手を振る姿を、船から見ながら、出発しました。

沖縄の魚

追い込み漁は真栄田岬で

船長の冨着信常さんはモズクの栽培をしています。

モズクの栽培には漁船が必要なので、船を持っています。

船を使わないときは、青の洞窟に向かうダイビングツアーの会社に船を貸しています。

恩納漁港を出て、まず船は進路を真栄田岬にとり、しばらくは岬に沿って進みます。

サンゴ礁の岩の間に網を仕掛けて

目的の珊瑚のリーフに着くと、ここで網を入れます。

追い込み漁に適する所は、珊瑚と珊瑚の谷間になったような場所が良いようです。

海の水は透明で、とてもきれいです。

遠くに泳ぐ魚の姿も見えるほど、視界良好です。

沖縄の魚

 

追い込み漁の方法

追い込み漁は、珊瑚の谷間の先に網を、魚が来る前に張っておき、後からみんなで水面をたたいたりすることで魚を網のほうへ追い込んで逃げないようにします。

水面を棒で叩いて、魚を脅します。

海底の石を拾って、水面に投げつける方法もあります。

沖縄の魚

魚は驚いて、パニック状態になって、逃げ回ります。

それを、目指す方向に誘導しながら、網の方向に追い込んでいきます。

網の一番下の底の部分に隙間があれば、せっかく追い込んだ魚が逃げるので、隙間を海中にある岩を拾って重石として置いていきます。

こうすれば、網の底から魚が逃げることがありません。

潜って石を両手にもって、何箇所も石を置いていくのですから、網の底に置いていく繰り返しは、力仕事になります。

沖縄の魚

追い込み漁は集団プレイ

一方、魚は網に対し垂直な方向から、魚同士が平行になるように、均等な間隔で追い込んでいくことになります。

これは色々な方法で追い込んでいくのですが、途中、もし連絡が悪くて同時でなければ、魚が横に逃げたり、あるいは前に逃げたりすることがあるので、追い込み役のチームプレーが大切な仕事になります。

沖縄の魚

他の人より速すぎてもいけないし、遅くてもいけないので、周りのスピードを見ながら水面を叩くようにやっていきます。

 

やってみると息を合わせることは難しいことです

私は見習いなので、ただ見ているだけでいいと船長からの指示がありました。

皆さんのする様子を見ていて、その真似をすれば良いのです。

沖縄の魚

どうすればいいのかということを見て、2回目の時に追い込みをやらしてもらいました。

わたしは、泳ぐことが得意なので、周りの人の進み具合に合わせないで、早く早く追い込みをしてしまったので、魚が逃げてしまったようです。

追い込みをしている自分には分からなくても、船の上から見ている船長には、息があっていないことがすぐにわかります。

これでは船長に叱られました。

沖縄の魚

場所を替えてまた追い込み漁

一度、魚を追い込むと、魚は散ってしまうので、同じ場所では、追い込みはできません。

ムーンビーチ沖を通って漁場を変えていきます。

沖縄の魚

サンマリーナホテルの沖の方まで行って、またここでも何回かやりました。夢中になって魚を捕っているうちに、いつの間にかお昼頃になっていて、船長が用意してくれていたお弁当のお昼をいただきました。

沖縄の魚

昼食は獲れたてのイカ

先程網にかかった、獲れたてのイカを、冨着勝弘さんが刺身にしてくれたので、刺身をいただきました。

沖縄の魚

イカの食べ方は、醤油を使わないで、船から手を出し、海水を少しイカに浴びせて、海水の塩分を味付けに使って、イカのお刺身をいただきました。

沖縄の魚

塩味から引き出されたイカの甘みが、口に広がり、こんな食べ方があるのかと感心していただきました。

噛めば噛むほど、甘みとうまみが口に広がって、とってもおいしかったです。

沖縄の魚

網を仕掛ける場所の選定

大変な強い日差しで、水温が生ぬるいような感じがしました。

船から見ると、白く見える部分が珊瑚の岩です。

その間に青黒く見える深みが、珊瑚と珊瑚の間にある隙間です。

沖縄の魚

ここに魚が通る道を作り、一方を塞いで、魚を追い込んでいきます。

船からはどの場所が獲物を捕りやすいのかを、皆さんで相談し、網を入れる場所を判断しています。

私は初心者なので、私には相談はありません。

何回も網を入れました。

その都度、色々変わった魚が捕れます。

沖縄の魚

ウニは取り放題

とげとげの殻のウニもたくさん捕れました。

3メートルも潜ればウニがいっぱい捕れます。

沖縄のウニ

ウニを捕っていると、その触手が肌に触れると刺されてしまいます。

ウニから排出される液に触れると、たちまち痒くなり、腕を見るとなにか湿疹のような、虫に刺されたような、小さなプツプツが出てきました。

沖縄の魚

獲物は一網打尽

魚は、群れになって泳いでいることが多いので、一つの群れがまとめて捕れると、網を上げて見れば、同じ種類の魚が、たくさん捕れていました。

船で見てみると、ハギの種類のようです。

沖縄の魚

今度は網を海の岩にぐるっと周りを囲むように置き、囲み終わったら岩に隠れている魚を棒で突いて網に出てくる作戦を取りました。

沖縄の魚

これはわりに大きなテングダイが捕れました。

これは、大きいのでお刺身がとれそうです。

いずれの魚もカラフルで、水槽に活かして鑑賞したいぐらいです。

沖縄の魚

大漁で港に帰還

何度も何度も網を入れて、もうクーラーボックスはいっぱいになりました。

沖縄の魚

今日のところは大変な収穫ができました。

沖縄の魚

初めての追い込み漁に参加できて大満足でした。

沢山の魚をもって、4時半ぐらいには港に着きました。

港に着くと、水道水を頭からかぶり、塩水を流し洗いしました。

今日着ていった水着は、実は競泳用の水着なので、とてもタイトな体型にピッタリのフィット感がありました。

きょうは、とっても、有意義な日になりました。

2005年8月16日(火)

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