来て来て沖縄:恩納村前兼久 追い込み漁の獲物、鮫(サメ)の肝臓を生でいただく、ふぐの白子のような美味しさ~

来て来て沖縄:追い込み漁で魚がいっぱい

来て来て沖縄:追い込み漁で捕れた魚をすぐ調理して、頂きました。

来て来てと呼ばれたように沖縄に来ました。

沖縄の恩納村では山城さん、登川さん兄弟の懐かしい顔と目が合うと、お互

いに片手を挙げニッコリと笑い合いました。

見ず知らずの仲だったのに、よそ者の私を快く迎えてくれています。

わたしも、恩納村前兼久の皆さんと気持ちが溶けあうように、努めています。

沖縄の言葉に、一度飲んだらお友達と言う言葉があります。

一緒に飲み合うと、仲間にしてくれるのです。

しかし、甘えてばかりだと溶け合えません。

沖縄にはユイという、共同体の意識があり、役割分担をするのは当たり前なのです。

一緒に料理を戴くなら、食材の一つも持参するとか、炊事を手伝いとか、

後かたずけをいっしょにするとか、負担金をおいていくとか、誠意を示さな

ければ溶け込めません。

まずは、沖縄恩納村に着いたことを言って、長老に挨拶します。

今晩からまた朝日会に入れていただくことをお願いしました。

日曜日は、朝日会のみなさんにとってはお休みなので、11名のメン

バーで午前中からお昼にかけて「追いこみ漁」に行ってきたとのことでした。

追い込み漁はチームワークが全てです。

たった一人のミスが全てを台無しにすることもあるとのことです。

息を合わせて、魚を追い立てて網に向かって均等に進んでいきます。

 

船で沖に出て、船長の判断で漁場を決めます。

一人一人には全体が泳いでいると見えないので、船長が指揮をとり、声では

なく野球やサッカーのように体を使ったサインで秩序だった追い込みを魚にかけます。

珊瑚礁と珊瑚礁の間の魚の通る路に網を張ります。

網の張り方も魚の群が逃げられないように張ります。

エサを食べに来た魚の群は浅瀬にいて、帰り道に網をそっと張り、

張り終えると魚の群を網の方に追いこんでいきます。

魚をパニックにするためには、鉛の鎖を 振り音をたてて魚を追い立てます。

沖縄の追い込み漁のことは本で読んだり、話に聞いたことがありますが、

まだ参加したことはありません。

次はまた日曜日で今回の休暇の予定に は無理なので、とっても残念に思いました。

今日の獲物の中に、鮫が2匹混じっていました。

朝日会のみなさんは鮫の肝臓を生で食べるととっても元気が湧いてくると

言って、獲りたての鮫の肝臓を料理してくれました。

鮫の肝臓は、体に比べるととっても大きく、小さな鮫でもお皿いっぱいの肝臓がありました。

これをぶつ切りにして酢に漬け、しばらくしてお醤油をかけていただきます。

フグの白子のようなふんわりとしたやわらかさが口いっぱいに広がり、軟ら

かさはアンコウのキモのようです。

酢が効いて臭みは消え、お醤油だけのさっぱりとした味わいでした。

鮫の料理の中で生の肝臓の料理を食べられるのは、やはり獲った人だけが食べられ

る珍味のようです。

会長の冨着さんと弟さん、船長の崎浜さん、金城さん、料理長の松田さん、

山城興善さん(兄)たちと第1日目から珍しいお料理に囲まれ、

延々とビールと焼酎を呑み、第1日目の夜はふけていきました。

2004年8年15日(火)

コメントを残す