神戸・三宮でさんプラザコンタクトレンズを経営する社長松葉博雄のホームページ|松葉博雄の家族・家庭
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松葉博雄の家族・家庭

松葉博雄の結婚25周年記念ハワイ旅行 その4
〜ハレアカラ火山ツアー、コナ・コーヒー栽培園、自然保護監視員、ハワイの古式結婚式〜

ハワイの楽しさは海だけではないようです。このマウイには火山でできた高い山があります。

火山が山を作り、時間をかけて冷えてくるとそこに鳥が種を運んできたり、海に漂流して種が遠くの島からやってきます。そしていつのまにかマウイ島は緑の深い島となりました。

高い山があることは、一つの島でいくつかの気候が垂直に体験できることです。山頂付近の凍えるような寒さから、標高が下がるにしたがって植物が変わってきます。この植物を見ることも楽しみのひとつです。

オプションツアーがありました。タイトルは『板前さんが作るお弁当付のハレアカラ火山ツアー』です。ハワイで板前さんのお弁当を食べられるとは、ラッキーと思い申し込みました。

乗用車に乗せてくれて、ガイド兼ドライバーと私たちの3人でのツアーとなりました。ツアーと言っても、ドライブです。レンタカーを借りて回ればすむことですが、もし事故を起こして帰国が遅れたり、道に迷ったり、申し込みの煩わしさなどを考えると、安全優先としてオプショナルツアーを選びました。


ガイドさんは日本人の男性でした。ハワイに住みついてすっかりハワイの魅力に取り付かれた方です。

車でハレアカラ火山の近くまで行くと、だんだん人家が少なくなり、さとうきび畑がひろがっていました。少しづつ、つづれ折りの道を上って山頂を目指していきます。

このきれいな写真を今回のホームページ作成のためにもう一度見直してみると、あらためてハワイの緑の美しさを感じました。きっと規制を守り、ネオンや看板や広告、電柱などを目に触れないようにしているのだと思います。自動販売機すら見えません。


ハレアカラ火山の山頂には、世界の天文台が集まっています。ここは空気が澄んでいて、天体観測に条件がとてもよく、日本からも参加した天文台があります。

各国が一箇所に集まることで、天体観測の集積地にもなっています。つまり情報が交換しやすく研究がはかどるということです。

山頂から眺める景色は、飛行機の窓から見た景色のように、雲が横に広がり大地を隠し、地上から遥か離れた天空にあることを意識させてくれます。

少し下がっていくと、ハングライダーを楽しむグループが見えました。頂上部分の急斜面から少しづつ緩やかな斜面に移るにしたがい、人間が自然を楽しむスポーツがはじまります。

ここからパラグライダーに乗って滑走している人、あるいは山頂まで自転車を積んで山くだりを自転車で楽しむ人、色々な楽しみ方がありました。



板前さんが作ったという触れ込みのお弁当をいただくために、途中、ある農園に寄りました。ここの芝生が広がるお庭でお弁当を奥さんと広げて食べました。とってもおいしいお弁当です。

おいしい理由は、板前さんが作ったからではありません。自然の中で、陽を浴びて、のびのびと普段と違った食べ方を奥さんと一緒にするから、おいしかったのです。

しかし、やや弁護すれば、板前さんのお料理もどことなく和風でおいしかったです。

この農場で、日本人のオーナーの方から、この農場を買わないかという話がありました。

この農場では、ハワイの誇るコナ・コーヒーを栽培しています。オーナーも以前にハワイでコーヒーを作り、自然の中で暮らす生活を夢見てこの農場を買ったようです。しかし、実際に夢が叶い、毎日の農作業に明け暮れてみれば、だんだんとその予想外のことがいろいろとあったようで、つい私との会話の中で「興味があるなら、この農場を買わないか」と言われたようです。

もちろん冗談かもしれませんが、なかなか思うように観光客もやってこなくなり、収支の面でも当てが外れたようでした。どうしたら観光客がもっと来るようになるのかと、私もつい相談に乗ってしまいました。

しかし、結局のところJTBが勧めるか、広告に載せてホテルで勧めてもらうか、あるいは日本で旅行を計画する段階からツアーに組み込んでもらうか、このようなプロモーションが必要なことはわかっていることです。それは、コストを伴い、リベートも発生します。その辺が農場主の苦労なのでしょうか。


ハワイの自然保護に対する市民の気持ちは高く、観光客が入り込んで何かをしそうな要所要所には、ボランティアによる自然環境保護の方がいて、観光客が勝手に花を持ち去ることや、あるいは自然を壊すことを注意しているように見えました。

私もつい、写真を撮ろうとしてロープの柵を一歩越えてしまいました。そうすると、女性の保護監視員がすぐに私のところにやってきて、英語で「入らないでください」と注意を受けました。

この時に感じたことは、保護監視員は民間のボランティアの方のようですが、実に誇りを持って保護活動に取り組んでいるように見えました。日本風で言う「公務員」が市民を注意するといった態度ではありません。本当に自然を守ろうとする熱意が滲み出ていました。


ツアーも終わり、ホテルに戻りました。やや陽も傾いて、熱い陽射しは、人の影を長く映し出す夕陽へと変わっていました。

奥さんも炎天下では歩くのをいやがりますが、陽が傾いた夕陽となったら、外を歩いてみる気持ちになったようです。

岬と岬が作るビーチに行ってみました。そこには、まだ海水浴を楽しむ人たちが何組か見えました。

驚いたことは、法螺貝を吹く音が遠くから聞こえたことです。なんだろうと思い、さっそく近づいて行って見ました。

どうやらハワイの古式に則った二人の結婚式を船で送り出す儀式のようでした。たぶん、土地の長老役のような役目の人が法螺貝を吹き、ハワイの言葉で二人を船に導き、乗せ、送り出していました。

きっとそのままどこかの島には行かないと思います。しばらくしたら戻ってくるとは思いますが、一応は、本当にこのまま小さなカヌーのような船でハネムーンに出かけるかのようにみんなで送り出していました。これでは、2,3分後に戻ってくることはかっこ悪いと思います。少しぐらいは新郎が船を操り、新婦を大船に乗せたような、船の操作をして近くの岬まで行っていると思いました。

私は、しばらく見送る姿をじっと見守っていましたが、なかなか船は戻ってきませんでした。

もう一組のカップルが見えました。こちらは、周りに人のいないがけっぷちのような突き出したところに陣取り、神父さんが二人の愛の誓いを確かめながら、友人からの祝福を受けていました。

今日一日、普段と違った物を見て、話しを聞き、土地の習慣に触れました。

やはり、旅行は刺激があって楽しいことだと思います。