[四国讃岐の「山越うどん」] 〜 うどんのマーケティング研究 〜
弘法大師が伝えたという、うどんは四国の讃岐で更に洗練された味となり、今は多くのファンに支持されています。松葉博雄はおいしいうどんの噂を聞き、遠く、香川県綾歌郡綾上町羽床上にうどんの研究の為に2004年4月に調査に行ってきました。
山越うどんは地元では大変人気のあるお店で、いつも行列ができ、駐車場は車で溢れています。
お店は田園地帯の真っ只中にあり、決して商店街や駅前の繁華街にあるわけではありません。
お店に入ると、ここで食べるルールを書いた「お品書き」を読んで、ここのルールを学ぶ事から始まります。
●釜上げ卵山うどん(ぬくい)
●釜上げ卵うどん(通称かまたま)(ぬくい)
●釜上げうどん(ぬくい)
●月見山うどん(ぬくい・つめたい)
●山かけうどん(ぬくい・つめたい)
●月見うどん(ぬくい・つめたい)
●かけうどん(ぬくい・つめたい)
●つけうどん(ぬくい・つめたい)
小は1玉、大は2玉となります。
”とっぴん具”は、あげ、天ぷら各種、マヨネーズ、すだち。薬味は、七味、しょうが、味の素。だしの付け方は、ぬくいだし、つめたいだし、つけだし、薄口醤油、濃口醤油の中から選びます。
お椀を持って座席に座ります。中庭が広く、植木もあって外で食べる人がたくさんいました。
中庭の片隅に調理場が別にあり、行ってみると、天ぷらや揚げ物を揚げていました。
平日でしたが、大変な賑わいで、増築、増築を重ね、随分と流行っている事がわかりました。
私は2玉に、とっぴん具には揚げを選び、ぬくいだしをかけ、中庭のテーブルに座って、庭の桜の花を見ながら食べました。
ちょうど桜の花も咲き、うどんの花見となりました。
人気メニューの「かまたま」に揚げのトッピングを乗せても300円にもならず、安いものです。
予想と違っていたのは、関西のうどんは「お汁」がいっぱいあり、それが深い味わいを出します。つまり汁の味が主役で、うどんは汁に引き立てられます。山越うどんはうどん玉が主役で、汁は上からかける、脇役のようです。この点は予想と大きく違っていました。
マーケティング研究としてうどんの研究をしてみました。
この先も、更に四国のうどんは全国制覇に向けてどんどん伸びて行く事と思います。
それは、従来のうどんに比べると、
@安い、A簡単に早く食べられる、Bメニューがシンプル、の3つの条件が、
@小資本でできる、A回転が速い、B工場などの別の所で集中生産ができる。というビジネスプランを作りやすいのではないかと思いました。
四国から関西へ、更に関東へと、この業態が広がって行っているのではないかと推測してみました。
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