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松葉博雄の社長研究室

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人間国宝 鶴賀若狭掾師匠ご来店
〜天皇皇后両陛下のご臨席の元で、天覧の新内の会のお話しを聞く〜

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2005年9月23日(金)の秋分の日に、、人間国宝、新内の鶴賀若狭掾(つるが・わかさのじょう)師匠が当店に来られ、メガネを調整されました。

メガネの調整が終わった後、師匠から、最近のリサイタルについてのお話をお聞きしました。

師匠のお話によれば、2005年9月10日(土)に、東京の紀尾井小ホールにてリサイタルを開催されたとのことでした。

今回のリサイタルは、天皇皇后両陛下のご臨席のもとで、天覧の新内のリサイタルであったそうです。


鶴賀若狭掾(つるが・わかさのじょう)リサイタル 鶴賀若狭掾(つるが・わかさのじょう)リサイタル

師匠は、近年リサイタルを開催することがありませんでしたが、古典芸能の伝承を使命と考え、後継者の育成と新内の理解者を広めるために、再びリサイタルを開催するようにと精進し、稽古に励んでおられました。


鶴賀若狭掾(つるが・わかさのじょう)リサイタル 鶴賀若狭掾(つるが・わかさのじょう)リサイタル

きっかけは、ある時、古典芸能を伝承する何人かの人間国宝の方々が、宮内庁から天皇皇后両陛下に古典芸能のお話しをお聞きいただく機会がありました。

そのとき、師匠は普段はお側にお寄り出来ない皇后陛下にお話しができる機会ができ、そのとき、古典芸能を伝承する人たちの励みとなるために、天皇皇后両陛下がご臨席のもとで、新内の会を開催できれば、新内に対する理解が深まることとなるので、ご臨席を賜りますようにとのお願いをしました。

師匠は、思っていることや願っていることは、言葉にすればそれは聞く人に何かのきっかけを作ることになるから、今この機会に皇后陛下にお願いを申し上げれば、きっと新内界は言うに及ばず邦楽界にとっても歴史的な慶事となるように、一心に心を込めて、濁りの無い清らかな心で、平静な気持ちで、お話しができたそうです。

さらに後日、宮内庁の侍従を通じて、新内をお聴きいただくようにお願いを申し上げたところ、気持ちは天に通じ、新内界にとって初めての、天覧のリサイタルを開催する栄誉を得られました。

個人のリサイタルに両陛下のお出ましになることは、新内界は云うに及ばず、邦楽界にも嘗てなく、まさに歴史的なご慶事となりました。


鶴賀若狭掾(つるが・わかさのじょう)リサイタル 鶴賀若狭掾(つるが・わかさのじょう)リサイタル

当日のプログラムは、第一部は「明烏夢泡雪」でした。天皇皇后両陛下のご臨席を賜ったのは、第二部の、「若木仇名草」(蘭蝶)―お宮口説き―と、一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)―組み打ち―となりました。

一谷は、神戸の須磨にある古戦場で、源平盛衰記では「ひよどり越えの逆落し」で有名な場所です。ここで、平家の公達<平敦盛>は源氏の荒武者<熊谷次郎直実>と一騎打ちをし、討たれてしまいます。


お香当日のリサイタルにお招ばれされた方には、師匠から天覧の新内の会を記念して、香り高いお香が用意されていました。

その時の記念のお香は、皇后陛下にも献上されました。

師匠は、松葉博雄にもわざわざお香を持ってきてくださいました。

お香は、京都山田松香木店製の「掛香」(かけこう)でした。上品な香りが箱の外までほのかに漂って、心が清々しくなるような、京都の伝統の香りを堪能できました。



人間国宝、新内の鶴賀若狭掾(つるが・わかさのじょう)師匠 師匠のご来店を記念し、私も少しでも師匠のように精進できるように、写真を撮らせていただきました。

この度の天覧の新内の会は、師匠の長年の夢であり、それが、言葉を発することで皇后陛下の心に残り、宮内庁を動かし、実現することができました。

ドリーム・カム・トゥルーです。おめでとうございます。




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