湯原温泉ひまわり館の運営は、指定管理者 株式会社ガットが売れる仕組みを作っています。

湯原温泉ひまわり館の運営は、指定管理者 株式会社ガットが売れる仕組みを作っています。食券は調理場に直結して、売上統計に残ります。岡山県 湯原温泉ツアー(3)

お昼ごはんは、ひまわり館の食堂で、天ぷら付十割蕎麦せいろと、ざる豆腐定食(そば&おこわ)を注文します。蕎麦は食券、お茶はセルフサービスです。不思議なのが、食券を買うと、普通は半分に切り取り線が入った食券が出てくるのですが、ここははじめから半分がでてきます。

湯原温泉ひまわり館

カウンターに持っていって食券を見せなくても、中で自動で注文したメニューの半券が届いて、オーダーが通ります。食券を買った後は、番号が呼ばれるまで待つだけです。

湯原温泉ひまわり館 湯原温泉ひまわり館

松葉博雄が買った食券は、87番天ぷら付十割蕎麦せいろと、88番ざる豆腐定食(そば&おこわ)です。食券には、通し番号がプリントされています。番号は、66887と66888です。

時間は、12:21と12:22、金額は1300円と880円です。日付は10月8日です。これらの食券からのデータは集積され、毎日、毎週、毎月、通年の統計がとれるはずです。

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つまり、どの季節には、どんなメニューが人気なのか、価格帯はどうなのか、一ヶ月に何人来客があったのか、売上はいくらなのか、そろばんを弾かなくても、電卓を押すことも無く、レジ打ちをしなくても、統計がとれそうです。なかなかうまい仕組みです。

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アンケートにあるように、誰が輝いていいるのか、気になってきました。できることなら応援メッセージに氏名を書いてあげたら、励みになるかもしれません。しかし、従業員やスタッフの皆さんには、ネームプレートがついていません。名前がわからないようになっています。

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自動販売機を通して、自動的に調理場につながり、セルフサービスで、お料理を取りにいき、食べたら返しにいくので、スタッフとお客さんは、顔をあわせる機会があまりありません。

十割蕎麦は、なかなか食べる機会が少なくて、街で食べると、たいていは繋ぎの粉が入っています。今日の十割蕎麦は、蕎麦だけの美味しい味でした。天ぷらは、熱く、ぱりっと揚がっています。土地の名物は、お蕎麦のほかに豆腐です。豆腐も、昔風の大豆の香りがして、お土産に買って帰りたいくらいのよい味でした。

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お客様に喜んでもらうには、お茶は、いちいち靴を履いて、お茶を置いている場所に汲みに行くのではなく、各テーブルにあったら便利と思います。味付けは、減塩の人には辛く感じます。塩味が効いています。

昼食の後は、施設内を散歩します。ビニールハウスが建っていたので、何があるのだろうと覗いてみましたが、今はちょうど入れ替えの時期なのか、出荷の後なのか、何もありません。ビニールハウスの周りには、秋らしいコスモスが咲いています。

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少し離れたところに、不思議な釜がありました。とても大きな釜です。温泉の露天風呂にしてもいいくらいの、大きさです。

こんなところに、屋外の五右衛門風呂でもなさそうだし、何かを調理するわけでもなさそうだし、いったい何に使うのか、想像の付かない釜です。

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周りの金具が錆びているので、しょっちゅう使っているのでは、ないようです。イベントの時に使うのでしょうか?お正月のイベントなのか、お盆のイベントなのか、それとも温泉祭りのイベントなのか、わかりません。

道の駅 ひまわり館を後にして、今日の目的地、郷緑温泉へと向かいます。

2010年10月7日(木)