ザ・シロヤマテラス津山別邸 ホテルニューアワジの木下学社長が命名 

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ザ・シロヤマテラス津山別邸には津山市立第二小学校のくすのきが残っています。 

ザ・シロヤマテラス津山別邸 

ホテルニューアワジ(兵庫県洲本市)は、岡山県津山市で2019年春から運営するホテルの名称を「ザ・シロヤマテラス津山別邸」にすると発表しました。
1974年開業の「津山国際ホテル」を移転新築する施設として、地元経済界や津山市・国等の支援により17年9月に着工していました。

昭和49年に開業した津山国際ホテルは、経営母体だった天満屋(岡山市)が老朽化などを理由に経営から撤退しました。

地元財界による新津山国際ホテルが平成26年に事業を受け継ぐとともに、多角的なホテル経営に定評のあるホテルニューアワジに協力を求めていました。

淡路島・香川・神戸・京都で計12の施設を運営するホテルニューアワジにとって、岡山県で初めて運営するホテルとなります。

総事業費は約32億円。うち7億円をホテルニューアワジが負担し、賃貸の形で運営を受け持つ。ニューアワジの木下紘一会長は「津山の街が元気になるお手伝いができればうれしい」とのことでした。

運営はニューアワジが担うことになります。

4日、ホテル名を「ザ・シロヤマテラス津山別邸」と発表したホテルニューアワジの木下学社長(右から2人目)=岡山県津山市
 

ホテル名を「ザ・シロヤマテラス津山別邸」と発表したホテルニューアワジの木下学社長は右から2人目の方です。

出典 日本経済新聞 2018/4/4 

ザ・シロヤマテラス津山別邸の概要 

津山市の中心市街地に建設中のシロヤマテラスは、3569平方メートルの敷地に地下1階、地上9階建てで延べ床面積8195平方メートル、客室数65室のホテルで建設費は約32億円です。

街中なのに1000坪を上回る広い敷地です。

ザ・シロヤマテラス津山別邸 クスノキは残った

ホテルの敷地は、元は津山市立第二小学校の校舎と校庭がありました。

校庭には、沢山のクスノキが茂っていたそうです。

小学校が廃校になって、校舎は取り壊された後は、市営駐車場として使われていましたが、楠木は伐採されずに残されていました。

そして、シロヤマテラスになっても、大きな楠が、ホテルを囲むように敷地の隅々に残っていました。

物語風に言えば、「くすのきは残った」と言えます。

ザ・シロヤマテラス津山別邸 百々(どど)温泉

ザ・シロヤマテラス津山別邸の売りは、ホテル最上階の温泉です。

温泉からは津山城跡を見ながら入れる湯船や、露天風呂付きの客室があります。

サロンがあって、風呂上がりには冷たいお茶を頂けました。

百々温泉を調べてみると、

百々温泉 めぐみ荘  0868-42-7330  

岡山県津山市加茂町小中原143 一般財団法人津山市都市整備公社  

0868-32-2127(業務推進課)

となっているので、津山市の公社が運営している温泉でした。

ザ・シロヤマテラス津山別邸に泊ってみると

岡山県津山市にある、ザ・シロヤマテラス津山別邸に来ています。

ザ・シロヤマテラス津山別邸が建つ 津山市とは

津山は美作(みまさか)の国と呼ばれ、播磨国と出雲国を結ぶ出雲街道の中間に位置し、古くから交通の要衝・交易の拠点、宿場町として発展してきました。

津山を回ると、病院、医院、クリニックといった医者の町の印象が強く、さらにお寺が多く、まさに医者とお寺が産業の中心のような印象でした。

ザ・シロヤマテラス津山別邸は津山城が絵のように見えて

その城下町の中心部には津山城跡を擁する鶴山が聳え立ち、春には「日本さくら名所100選」に相応しく、城跡全体が桜に包まれます。

ホテルの部屋から、最上階の温泉から、津山のシンボルの鶴山城が見えます。

津山城の桜は、日本の桜100選に選ばれた見事な桜です。

鶴山城の桜は、毎年4月10日前後が見頃です。

そこで、来年4月の桜見物のために、ザ・シロヤマテラス津山別邸の宿泊予約をして帰ることにしました。

ザ・シロヤマテラス津山別邸のコンセプト

かつて津山藩主が別邸庭園として客人をもてなした「国名勝・衆楽園」のように大切な賓客をおもてなしする迎賓館として、地域の皆さまが集い、何度も訪れたくなる心地よい別邸として、そして津山を始めとして岡山県が誇る地産の逸品が集まり輝かいを放つ舞台として、皆様に末永く愛されるホテルを目指し始めたそうです。

外にはガーデンラウンジがあります。

珈琲という漢字は津山から生まれました。

蘭学に由来する「珈琲」という漢字の発祥地である津山に相応しいこだわりのカフェメニューと、津山産小麦〝ふくほのか〟、ピオーネなどフルーツ王国岡山の果物を活かしたスイーツでティータイムが楽しめます。

軽食やアルコールも注文できます。

ここなら、家族でも、カップルでも、ビジネスの打合せでも、落ち着いて過ごす事ができそうです。

ザ・シロヤマテラス津山別邸 見せ場は夜の鶴山城

夜に、もう一度最上階の温泉に入りました。

最上階のテラスから、津山城のライトアップがきれいでした。

津山城の天守閣は、明治になって壊したそうです。

天守閣を再建すれば、きっと観光資源になりそうですが、建設費用が集まりません。

ザ・シロヤマテラス津山別邸にはワンちゃんと一緒に泊まれる部屋もあります

こちらのホテルは、わんちゃんと一緒に泊まれる部屋もあります。

大型犬はお断りのようですが、中型犬サイズのわんちゃんなら同泊できるようで、露天風呂テラス付きの部屋には、わんちゃん用のお風呂もあります。

客室階にはドックランも併設しているようです。 

【出典:ザ・シロヤマテラス津山別邸公式HP

まとめ

城下町津山に、新しいホテル ザ・シロヤマテラス津山別邸が誕生しました。

淡路島から外に向かって、成長を求めているホテルニュー淡路が、これまでの津山国際ホテルと提携してのホテル運営です。

津山城が正面に見える最上階の温泉は、きっと花見の頃には、予約でいっぱいになると予想します。

【出典:産経新聞日本経済新聞HYOGO ODEKAKE+

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2019年9月7日