ぶどう農園経営の諸問題 ブドウ農園の経営は大変

投稿No:8362

長畠高原ぶどう園の天敵は猪とテンです。

ぶどう農園経営の諸問題 調べてみました

ぶどうの樹は、植えてから実るまで何年かかるのでしょうか。

ブドウの苗を植えてから、2~3年目で実がなり始めます。

成木(一人前の木)に育つには7~8年かかります。

育てるには大変なお世話が必要のようです。

ぶどうの樹は、何年ぐらい収穫が可能でしょうか。

30年以上実をならし続けている樹もあるようですが、だいたい20年くらいで新しい樹に植え替えていきます。 

病気や害虫の被害を受けたり、台風や雪で折れたりすることもあります。

また、新しい品種に植え替えることもあります。

ぶどうの品種は何種類あるのでしょうか。 

日本で苗木が手に入る品種だけでも100種類以上あります。世界中では1万品種以上もあるとようです。

新しい品種も次々に生まれています。

一番育てるのが難しい品種は

マスカット・オブ・アレキサンドリアなどは病気に弱いので作りにくいぶどうです。

巨峰は、花が咲いても実にならないで散ってしまう「花流れ」が起きやすいので、作りにくい品種です。

デラウエアは病気には強いのですが、ジベレリン処理の適期が短いので、簡単に作れるわけではありません。

種が無い、種しぶどうの苗木の増やし方は

「接ぎ木」でふやします。 ぶどうの枝を切り取って、「台木」とよぶ別のぶどうの苗と接ぎます。

実は、種有りぶどうの場合でも、種を植えるのではなく、接ぎ木の方法で増やしています。

種から育てると、親とは別の品種になってしまいます。

接ぎ木の方法だと、もとの品種と同じぶどうを作ることができます。

巨峰の種を植えると巨峰ができますか?

巨峰の苗を作るときは、巨峰の枝を切り、別のぶどう(台木)に接ぎ木しています。

こうすることで、同じ性質をもった苗を作ることができます。

種から育てた場合、親とはある程度似ていても、別の品種です。

また同じ親から生まれた兄弟同士でも性質が異なります。

黒い実がなる巨峰の種から、赤い実がなる安芸クイーンや青い実がなる白峰という品種が生まれました。

巨峰安芸クイーン 白峰
巨峰(大粒・黒系)安芸クイーン(大粒・赤系)
巨峰の種から生まれた品種
白峰(大粒・白系)
巨峰の種から生まれた品種

 

出典 大阪府 質問箱

淡路市の長畠高原ブドウ園

8月も終わりに近づくと、ブドウはそろそろ最終時期になってきました。

淡路市の長畠高原ブドウ園は8月末でピオーネの販売は終了するそうです。

前回食べたブドウはとてもおいしかったので、もう一度長畠ぶどうを購入することにしました。

ほとんどが予約販売なので、事前に電話をして贈答用でなくてもいいので、家庭消費用の葡萄を分けていただくようにお願いしました。

長畠高原ぶどう園の事務所に行くと、今日はオーナーの森さんが一人で対応してくれました。

さんぷら通信の9月号にぶどうの特集をしたとき、長畠高原葡萄園の紹介もしました。

見本誌を持参してきているので、差し上げると、とても喜ばれました。

これまでお客様の中にはブログで紹介するからね、と言われたことは何度かあるそうですが、わたくしの社長研究室の記事は、とても詳細で、写真も沢山使っていたので、驚いたり喜んだりしたそうです。

事務所の中にドラム缶のように大きな箱があり、その底に見た目には立派なぶどうが沢山捨てられていました。

これはどうしたのでしょうか?

長畠高原ぶどうの森さんに尋ねると、これは試食してみて味覚に納得できないぶどうだそうです。

見た目には立派です。

一粒だけ食べていいですか?と確認して、試食してみると、確かに酸っぱさが強い味でした。

これではブランドに傷がつくという判断です。

葡萄園を見せてもらいました。

前回に比べて、葡萄園のぶどうは、ずいぶん数が減っていました。

ぶどうが熟れ次第、どんどん出荷して残りが少なくなったのです。

葡萄園のお世話は、一年中続きます。

別の納屋を見せていただくと、ぶどうを育てる為には、いろいろな重機を使っていることが分かりました。

広い畑を人の手だけで維持管理するのは、無理なようです。

獣害はどうですか テンが侵入します

私の家庭菜園でも真夜中に動物が侵入してきて、いろいろと被害が出ていますが、長畠高原ぶどう園ではどうでしょうか?

まず、大物はイノシシです。

猪は電気が通じた電線を張り巡らせて、侵入を防いでいます。

小さな隙間からでも入ってくるのは、テンです。

テンは毛皮に使うほどきれいな体毛を持っています。

とても器用な動物で、ブドウ畑のほんのわずかな隙間からでも侵入してきます。

葡萄の木の上に上り、熟れたぶどうの房を選んで、手でつかんで食べるそうです。

あまりに被害が大きくなると、テンを駆除する必要が出てきます。

道具はねずみとりの籠を大きくしたような捕獲籠です。

一年に5~6匹程度は捕獲できるそうですが、捕獲した後引き取り先がないのに困るそうです。

動物園や市役所に相談しても引き取ってくれません。

捕まえたテンは籠に入った姿はとてもかわいいそうで、殺すにはかわいそうと思い、つい放すとまたやってくるそうなので、困っているそうです。

まとめ ぶどう農園の苦労

作業姿勢です。ぶどうの棚下に入って、上を向いて作業するのは大変な仕事です。

ジベレリン処理や袋かけなど、上を向いて作業する仕事がかなりあります。

ハウス栽培の場合は、毎日朝あけて夕方閉めています。

1日も休むわけにはいきません。 収穫作業は早朝にする。

気温が低いのでぶどうが傷みにくいのです。

困っていることは、せっかく作ったぶどうを、イノシシ、テン、アライグマなどに食べられてしまうことです。

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2019年8月22日(木)

長畠高原ぶどう園は、夏はブドウ、冬はいちごを栽培しています。

紹介で売れてる ぶどう ピオーネ

お中元においしいぶどう ピオーネを頂きました。

頂いたピオーネを実際に食べたので、淡路市長畠に美味しいブドウ園があることを知りました。

その名は、長畠ぶどう園です。

淡路市の地元の方が、選んで贈って下さったのですから、強力な紹介になりました。

持ち前の好奇心が湧いて、ぶどう園を見せて頂くようにお願いしました。

紹介で売れてる ピオーネ 予約で完売状態

予約注文がしっかり詰まっているので、急な注文にはなかなか応じられないようですが、贈答用でなくても、自宅で食べるブドウを分けていただくようにお願いしました。

ぶどう園を見せていただけるので、カーナビをセットして、長畠高原ぶどう園に向かいました。

長畠高原ぶどう園は山の中

幹線道路から細い道に入っていきます。車一台がやっと通れるくらいの細い道です。

対向車が来たら、どうしようかと心配しながらカーナビの誘導のように進んでいきました。

人里離れた丘陵地に、長畠高原ぶどう園はありました。

葡萄園は、ぶどう狩りの旗がたっていると思っていましたが、旗も幟もありません。

ビニールハウスの並ぶブドウ畑の前に、長畠高原ぶどう園の事務所がありました。 

長畠高原ぶどう園は、風の果実園

長畠高原ぶどう園は、風の果実園といわれています。

この高原は海に近く、標高が高い場所にあります。

そこを駆け抜ける瀬戸内海の風が、果実にとって理想的な昼夜の寒暖差を作ります。

その風がもたらす恵みをそのまま果実に伝え、そのままお客様のもとに届けられています。

一粒ごとの美味しさと、一箱ごとの梱包にこだわって、風の果実をお届けしているとのことでした。

ピオーネの甘さは昼と夜の寒暖差から

瀬戸内の風で育てられた色つやと甘み。

ぶどうの色みと甘みを大きく左右するのは“昼と夜の寒暖差”。

明石海峡に近く、海抜180mの高さにある長畠高原葡萄園では、海峡から吹き込む風が日中の暑さを逃がします。

温暖な島に吹き込む、明石海峡の風。

葡萄にとって最適な環境がここにあります。

風とハウスの親密な関係

長畠高原葡萄園はハウス栽培をしています。

ハウスには暖房はつかっていません。ハウスは太陽の熱と明石海峡の風を大切に整えるだけでなく、ぶどうを虫や病気から守る役目も果たし、減農薬への取り組みとしても効果をあげています。

長畠ブドウ園の経営者は、モリさんです。

モリさんに許可を頂いて、ブドウ園に入ってブドウを撮影させてもらいました。

長畑ブドウ園は、30年ほど前に原野を切り開いて、ブドウ畑にしたとのことです。

他のぶどうに比べて、とても甘いので、その甘さの理由についてお尋ねしました。

おいしさの秘密は、風のほかに、ブドウへの愛着、細かいお世話、肥料にもあります。

ホワイトボードには、日付ごとに依頼主の名前が小さい文字で、書きこまれていました。8月末まで、完売のようです。

肥料は有機肥料を中心にして、年に7回も肥料を施しているそうです。

ブドウ畑のお世話は、4月ころから始まります。

選定やら、ブドウの袋掛けなど、ブドウが出荷できるまで、休む暇がないほど、毎日ぶどうのお世話が続くそうです。

冬には、イチゴを栽培しているそうです。

このあたりは、以前には国営パイロット農場をがあったあたりです。

今は国営農場はなくなっています。

イタチの仲間 テンが教える ピオーネの熟れ時

ご夫婦二人で出荷に追われている時期に、突然お邪魔して、いろいろお話を聞かせてもらいました。

夜になると、鹿やイノシシが出没します。

ぶどうを狙うのは、イタチの仲間のテンです。

葡萄が美味しそうになると、テンが現れてブドウを食べるので、テンが出るころは、ぶどうが熟れてきたという判断にもなるそうです。

まとめ

紹介で売れてる ぶどう 淡路市長畠高原ぶどう園に取材に行ってきました。

ぶどうの品種はピオーネに特化して、美味しさを追求していました。

美味しい味は、明石海峡からの風と山の標高だそうですが、それだけだはありません。

やはり手間暇かけた、ぶどうのお世話と愛情に原因はあります。

美味しさはごまかせません。おいしいピオーネは、食べた人の紹介から、また顧客が広がっているようでした。

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2019年8月4日(日)