食と食材を求めて、2010年初の近隣ドライブは、淡路島の富島地区に行きました。1995年の阪神・淡路大震災の野島断層がある近くです。(1)

「淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に いく夜寝覚めぬ 須磨の関守 」 と詠まれた千鳥の声も、今ではなかなか聞こえません。阪神・淡路大震災の15周年を迎える間近に富島に行ってきました。

2010年1月13日(木) 2010年の初めての近隣ドライブは、どこへ行こうかと奥さんと相談しました。高速道路に乗るには、西宮北口のインターになりますが、途中、六甲山越えがあります。

大きな観覧車の見える淡路サービスエリアです

 

寒波襲来で、雪も降り、氷も張っていて、六甲山を越えるには、道路氷結の心配があります。そこで、阪神高速を使って、道路氷結の心配のないルートにしました。選んだルートは、明石~淡路ルートです。

大きな観覧車の見える淡路サービスエリアです

 

明石海峡を渡ると、大きな観覧車の見える淡路サービスエリアです。ここで売店に行き、土地の土産物を探します。淡路産のたこの塩辛、いかの塩辛を買いました。

あなごの「魚増鮮魚店」です

 

次に目指すお店は、岩屋から富島へ続く、サンセットロードです。播磨灘が見える、海岸線ギリギリのドライブコースです。今日は波が高く、国道へ高波の飛沫がかかるほどの荒れたお天気です。

あなごの「魚増鮮魚店」煙もうもうの中で、あなごを炭焼きしてます

 

お目当ては、あなごの「魚増鮮魚店」です。車が近づくと、あなごの炭焼きの煙の匂いが漂ってきます。

二人のおばさんが煙もうもうの中で、あなごを炭焼きしています。


 

あなごの「魚増鮮魚店」あなごの炭焼きです

 

タレを何度もつけて、炭火焼きすると、タレが炭にこぼれて、炭火が煙となって、風に乗って付近に一帯に漂っています。これだと、看板はいらないくらいです。お店の中には生け簀があり、あなご、カレイ、おこぜが籠に入れられ、心配そうに人の気配に怯えています。

生け簀にあなご、カレイ、おこぜがいます

 

この後、お昼ご飯は、淡路のお魚を使ったお寿司屋さんに行きます。淡路島では、1月には、水仙が咲き、甘い香りが漂っています。