茄子 ナス なす なすび とは何か。
投稿No:8314
茄子 ナス なす なすび とは何か。なすびの初収穫は、油で揚げて頂きました。
茄子 ナス なすびは どこからきたの?
ナスはインドの東部生まれのようです。暑いほうが育ちやすく、太陽の光が強いほうが色がきれいになります。
インドから西へ向かったナスは、5世紀より前に古代ペルシャや、アラビア半島に伝えられました。
東へ向かったものは東南アジア、チベットから中国と幅(はば)広い地域(ちいき)に広がりました。
中国では1000年も前からナスがつくられていたようです。
日本にはどの経路で
経路は、①中国から、②朝鮮半島から、③東南アジアから、3つのルートではいってきたと考えられています。
奈良時代にはすでに作られていたと考えられています。
平安時代の『延喜式』にも、ナスのつくりかたがのっています。
江戸時代には、初なすを少しでも早く作ろうとする取り組みが始まっていました。
あまりに高い値段で売り買いされたために、幕府が禁止令を出したこともあったようです。
ナスの生産地ランキング
出典 農林水産省WEBサイト
私の菜園では
5月から始めた家庭菜園は、好天に恵まれ、7月には、なすびの収穫が始まりました。
イノシシはナスを食べなかったので無傷です。
茄子は高温性の野菜で、夏の暑さにもよく耐え、雨にも比較的強くて作りやすい野菜なので、私のような、グウタラ栽培でも育ちました。
日当たりのよい場所を好み、日照時間が長く、日射量が多いほど収量も多くなるようです。
ナスは水で育つ
「ナスは水で育つ」といわれています。水が不足すると生育が悪くなって収量が上がりません。
茄子は連作を特に嫌う野菜です。ナス、トマト、ピーマンなどのナス科野菜を3~4年は栽培していない畑を選びのがよいそうです。
親の意見と茄子の花は千に一つも無駄がない
親の意見と茄子の花は千に一つも無駄がないと言うとおり、茄子の花はほとんどが結実して数日のうちに、なすびの収穫ができます。
茄子の成長は早く、2~3日収穫日が遅れると、小さな茄子が大きく育っています。
物事を成す
茄子は野菜のなかでも特によく実がなることから、「物事を成す」などと使われる「成す」が名前の由来といわれています。
ナスはウリ類などと異なり、雄花と雌花が分かれていないため、実際に結実率が高いのです。
ぬか漬けにする茄子
奥さんは、ぬか漬けにする茄子を期待しています。
ぬか漬けの茄子は、まだ成長盛りの比較的小さいほうが漬物にするには美味しいのです。
今日は、1日に10本ものナスが収穫できました。
並べてみると、大きさに違いがあります。
ぬか漬けに手頃な茄子は、やや小さいほうのナスになります。
茄子の油揚げ
大きいナスは、どうするのか考えて、奥さんが思いついたのは、茄子を油で揚げて、にんにくのみじん切りと、鰹節をかけて、しょうゆで味付けして食べる方法で料理を作ってくれました。
茄子の油揚げは、比較的大きいほうが料理に向いています。
じっくり油であげて、柔らかくして、にんにくをかけて頂きます。
パソコンに向かって考え事をしていると、奥さんから茄子の油揚げが出来たので、早く食べましょうとお誘いがありました。
熱いものは熱いうちに食べたほうが美味しいそうです。
今夜の夕食は初収穫のナスがメインディッシュになりました。
自分で育てた野菜は、お店で買ってくる野菜よりも、かわいくなるのです。
これが贔屓というものでしょうか?
これから夏野菜が次々収穫できるようになると、野菜料理が増えてきます。
野菜料理が増えると、お肉やお魚料理が減るかもしれません。
お魚料理を増やすには、自分で魚を釣ってくればいいのですが、これは難しそうです。
まとめ
茄子 ナス なす なすび とは何か。まず、どこから来たのかを調べたら、南インドでした。
なすの性格は、水が好きで、なすは水で育つと言われてています。なすの花は、無駄がない花です。
咲いた花は、ほとんど実になるといわれています。物事を成すと、ナスが重なって、めでたい意味にもなりま
す。平安時代から日本にある野菜なので、食べ方にも工夫がなされていて、なくてはならない夏の野菜になって
います。
2019年7月7日(日)