兵庫県篠山市では、神戸大学農学部のブランドと、じゃがいもの生産農家のコラボレーションで、赤いジャガイモ「丹波の赤じゃが」が生まれました

2009年8月22日(土)日本経済新聞「近畿経済・兵庫」に、「赤いジャガイモ生産 篠山の農家、神戸大と組む」という記事が掲載されていました。ちょうど、2009年8月に、篠山市の「JA丹波篠山・味土里館」で、この赤いジャガイモを購入してきたので、新聞記事が目に止まりました。

日本経済新聞の記事
赤いジャガイモ生産 篠山の農家、神戸大と組む

兵庫県篠山市の農家で構成する真南条上営農組合(酒井勇代表理事)は、神戸大と組んで、表面が赤いジャガイモ「ネオデリシャス」の生産・販売に本格的に乗り出しました。神戸大学の指導を受けて、昨年からテスト生産していましたが、この夏に初めて収穫し、量販店への出荷も始まりました。今後、「丹波の赤じゃが」の名称で、特産品化を進める方針です。

篠山市では、米の他、黒大豆などの生産も盛んですが、生産の手間が少ない特産物を必要としていたところ、神戸大学がネオデリシャスの生産を進めました。組合では、通信販売の他、スーパーへの出荷も始まっています。地元の県立高校と組んで、レシピも開発しています。煮崩れしやすいため、ふかしたり、チーズ焼きにしたりするのに向き、赤い皮にはポリフェノールの一種が含まれると言われています。