社長は大変 経営理念の浸透 促すのは社長研修が一番

投稿No:8262

社長は大変 経営理念の浸透には社長自ら直接社員に語りかける浸透施策を実行しないと!

社長は大変 経営理念を浸透させないと!

経営理念が浸透すれば、日常の行動や重要な判断が同じ方向に向いたものになります。

新入社員から経営者までが同じ方向へ進んでいきます。

経営理念が浸透すれば、会社としての文化・雰囲気・社風といったものが定まります。

お客様や取引先などの社外の利害関係者からも信頼されます。

そこまでは、分かっていることですが、誰がするの?と言えば、社長です。

社長が行う新人研修

社長が考えている経営理念は、社長が自ら伝えるのが一番効果的です。

経営トップが行う経営理念の浸透施策は、途中入社の社員の方にも研修を行うことで理念を伝えていっています。

企業の中で最も基本となる理念は、企業理念です。

企業を設立した創業社長なら、企業理念は自らの言葉で話せます。

後継者著なら、経営トップとしての経営理念を話せます。

企業理念は、会社の設立の目的を表すものです。

この企業は何の目的で設立したのかを端的に伝えるメッセージです。

企業理念に沿って、経営者が考えている理念を伝える事も大切です。

どのように企業理念を遂行するのか、これを伝えるのが経営理念です。

そこで、できるだけ分かりやすくする為に、たとえ話を沢山入れて平易な言葉で企業のベースとなる考え方を説明します。

一日何時間も研修をするのではなく、修業前の短時間の間に、連続的な話を続けておよそ2週間くらいで基本的な理念を伝えます。

初めて聞く社員には、難しい言葉ではわかりません

経営理念といわれる経営者の考えは、理念という言葉で表現すると、随分難しく思うかもしれませんが、優しく言えばこうしたいという考え方です。

立場を換えて、聞く立場になってみれば、余程易しく、噛んで砕いて、平易に話さなければ、一度や二度聞いただけでは、高邁な精神までは理解できません。

新しく入った社員の方は、経営に関する考え方や理論をこれまで学んだことがないのが普通です。

難しいことを話しても、頭が硬直してしまうかもしれません。

でも、理念を話さなければ、伝えなければ、もっと分かりません。

経営理念浸透の実践

1.経営理念を物語にして伝える。

経営理念を社員へ浸透させていくためには、経営理念の策定に込められた意味や想いを物語、ストーリーとしてが伝わると理念は浸透します。

素晴らしいストーリーは、共感を得る力を持ちます。

経営理念を浸透させるために、経営理念話をストーリーにして話しましょう。
 
2.経営理念を経営者が率先垂範する。

経営トップが経営理念に掲げているような価値観や行動規範を率先することです。

経営者自らが率先垂範することが、経営理念を浸透させることになります。 
 
3.経営理念に接する機会を増やす。

  経営理念を浸透させる仕組みを作りが大切です。

(1)社内に掲示する。目立つところに掲げる。

(2)朝礼や会議で唱和する。一日の仕事の前に気持ちを込めて声に出して唱和する。

(3)経営理念をホームページに掲載する。
   社外に発信して会社のブランドを作っていく。

(4)経営理念について学ぶ研修や合宿を開催する。
   普段の業務から離れて集中する環境を用意して伝える。

(5)自社内で起きた経営理念に沿った出来事を共有する。
   身近な出来事から経営理念について学ぶ。

(6)経営者が節目節目で経営理念を語る。
   年始、納会、入社式、創立記念日などに社員に向けて直接話す。   

(7)経営理念をカードや手帳にして常に携行する。

このように、繰り返し、何度も、折に触れて経営理念を伝える努力を経営トップは続けなければ、経営理念は浸透しません。

4.人事評価制度に経営理念を評価項目に盛り込む。

経営理念を浸透させていくために、従業員にも経営理念が自分の仕事に関わっていることとして、理解して貰うことが大切です。

そのために人事評価制度に経営理念の理解を評価項目として活用します。

5.経営理念を身体で覚える。

目で見て、耳で聞いて、頭で理解することに加え、身体を使って経営理念を身体で理解し、覚えること、これはさらに深いレベルで経営理念を浸透させていくことに役立ちます。 

深く理解できた状態を、経営理念が腑に落ちた状態と捉えます。

 

経営理念の浸透度

経営者が直接社員に伝える理念の浸透施策は、第一次浸透施策と言われています。

第一次浸透施策は、直接経営者から理念を聞く方法なので、理念の浸透には効果が高いと言われています。

経営理念が理解できた状態は、言説的に理解できた状態を「言説の理解」とし、さらに精神的にまで理解が出来た状態を「精神の理解」と捉えられます。

経営理念のシンボル化

我が社では、企業理念を示す端的な方法として、企業のマークがあります。

このマークは、商標登録されています。

企業理念を伝える方法として、マークに大きな樹を選びました

神戸の土地に生まれた木が、大きな樹に育っていくには、空からは太陽の光を浴びて、枝葉を伸ばしていきます。

神戸の土地に、育った木が、地域に根を張っていくことを、イメージしています。

木が生長する為には、太陽の光をお客様からの支援に置き換えて考えてみると、良く分かります。

お客様の支援がなければ木の枝葉は成長出来ません。

枝葉に当たるのは、この会社に関わっている利害関係者(ステークホルー)の皆さんです。

水漏れするバケツの論理

お客様は、企業の存続を可能にする重要な役割です。

顧客が企業を支持してくれると良いのですが、顧客は離脱することも考えられます。

バケツに水が溜まるかどうかを、顧客の創造維持育成に置き換えて考えています。

もし、バケツに穴が開いていれば、バケツの水は抜けてしまいます。

このように、たとえ話を交えて、これまで取り組んできた顧客サービスについての考えを話していきます。

教材は、これまで大学院で学んだ理論を出来るだけシンプルにまとめた、パワーポイントの一部を抽出して作っています。

経営理念の理解度は個人差があります

初めて聞く経営理論をどのように吸収できるか、聞いている社員の理解度を確かめながら話しています。

時々質問をしてみると、経営理念の浸透度がある程度分かります。

学校の授業でも、同じ先生の授業を、同じ時間、同じ教室、同じ生徒が聞いていても、理解度には差があることは、テストをすれば現れます。

経営の命題はお金と顧客

どんな経営理論を学んでみても、企業の存続については、結局のところ、最も重要なことはお金と顧客に行き着きます。

会社を存続させるためには、お金が必要であり、そのお金を作っていけるのは顧客だからです。

顧客をつくる為には、新たに又お金も要ります。

このように、色々なことが経営の中で循環していることを、話していきます。

大切なのは、顧客満足と従業員満足が理念で繋がっていることが理解してもらえたら、研修は上手くいったことになります。

社長は大変なのです。

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2019年5月17日(金)