やってみないと分からない、選挙と起業の共通点 地盤・看板・鞄 衆議院議員盛山正仁先生との話。

投稿No:8221

やってみないと分からない、選挙と起業の共通点 地盤・看板・鞄は企業に必要性があります。

金帰月来(きんきげつらい)

衆議院議員の盛山正仁先生が、会社にやってこられました。

その活躍は金帰月来で、国会と地元選挙区との往復です。

やや日焼けをされています。

日焼けの原因は、4月7日投票日の統一地方選挙の神戸市市会議員選挙と、

兵庫県県会選挙の応援活動のせいだと思います。

先日差し上げた私の自分史を読んで、感動したと言われました。

会社を興し、一から始まる顧客を創り、48年も企業を存続をしていくことは選挙とは違う苦労があることを評価していただきました。

そこから、話はこれまでのお互いの人生の話に広がっていきました。

やってみないと分からない、郵政解散時に地盤のない兵庫一区から立候補

盛山先生は2005年8月に、小泉純一郎内閣総理大臣(当時)に突然呼ばれ、

次の総選挙に立候補するよう促されて、その日のうちに、国土交通省総合政策局情報管理部長を最後に退職されたそうです。

同年9月11日の郵政民営化法を国民に信を問う第44回衆議院議員総選挙に兵庫1区より自民党公認候補として出馬しました。

兵庫一区との地縁は、灘中・灘高に在籍していたことぐらいでした。

企業に例えれば起業です。しかも、かなりリスクの高い起業のようでした。

議員活動をしながら専門書の執筆活動

私は自分史を書いて、盛山先生に読んでいただきましたが、盛山正仁先生は、2019年3月に立て続けに2冊の本を出版されました。

盛山正仁先生にとって、14冊目の出版は『望ましい食品流通システムの構築に向けて』というテーマの本です。

本の内容は、『卸売市場法及び、食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律と今後の課題』についてです。

自分史を読んでいただき、相互理解が深まりました

私の自分史を読んでいただいたことから、私への理解が深まったとのことでした。

今日は盛山正仁先生のご家族について、親の意見として親同士の話になり、大いに話が弾みました。

子供を持つ父親の気持ちには、あい通じる気持ちがありました。

盛山先生は隠し事をされなくて、家族のことを詳しく話していただきました。

盛山先生も私も、社会人大学院生の経験があります

盛山先生は、私が社会人大学院へ入学したことについて、大いに評価していただいたことがありました。

その後、盛山先生ご自身も神戸大学大学院の修士課程・博士課程へ進学され、法学博士の学位を修得され、さらには商学博士の学位を得られて、ダブルドクターとなられました。

その後は超人的なご活躍で、何冊もの本を出版されて来ています。

15冊目の本は、『国際観光旅行税と観光政策』です。

その内容は、『外国人観光旅客の旅行の容易化等の促進による国際観光の振興に関する法律の一部を改正する法律及び国際観光旅客税法の解説』です。

2019年3月には、2冊の本を出版されたことになります。

先生のお話では、出版の準備は昨年を予定していたそうですが、お嬢様が突然亡くなられたために、14冊目と15冊目が同じ月になったとのことでした。

父親の気持ちは共通でした

私の自分史を読んで、大変感銘を受けたと言われました。

国会議員の活動と、小規模の事業主の活動とでは、そのスケールが違いますが、共通して感じることは、子育てに関することでした。

子供を育てて社会人になるまで、親としては子供一人一人に沢山の愛情と、

将来への期待を抱いて育ててきています。

振り返ってみれば、父親として子供たちの為にしてきたことは、共通することばかりです。

それは学問を重んじ、手に職をつけることです。

選挙区をこまめに回る、それが票数に現れる

今日も地元での支援者回りの一環として来られているので、この後すぐにまた次の行動予定があるようです。

選挙区をこまめに回ることが、選挙には票数になって現れるそうです。

路地の奥の、どぶ板を踏んで選挙民に接することを、どぶ板作戦と言っています。

経営学でも、ランチェスターの法則があります。

ランチェスターの法則でも、得意先への訪問回数が売り上げの経営成果に現れると示しています。

ジバン(地盤)カンバン(看板)カバン(鞄)の3つのバン

一般に議員にはジバン(地盤)、カンバン(看板)、カバン(鞄)の3つのバンが必要であると言われています。選挙の当落は3に依存しています。

①後援組織の充実度である地盤

②知名度の看板

③選挙資金や集金力の鞄です。

①の地盤とは後援会組織です。

組織を作る核となるのは宗教・業界・職能・市民団体・労働組合・政党支部・企業などがあります。

個人の関係からの核となるのは地縁・血縁・同級生・同僚や趣味・スポーツ・ボランティアの仲間などになります。

新たに地盤を作る場合は既存の組織に加入したり、選挙区内の人が集まる場所に出かけこれまで繋がりが無かった人に自己紹介をしてゼロから人間関係を作ることから始まります。

こうした形で選挙を有利に進めようとするやり方を「ドブ板選挙」と呼んでいます。

②の看板は知名度の高さで測れます。知名度が浸透していない、いわゆる看板のない候補は、短期間のうちに自分の前を知らせる必要があります。

選挙民に一から名前を浸透させることは、なかなか困難なことです。

③の鞄とは選挙資金のことです。札束が沢山入った鞄をイメージした喩えのようです。

選挙期間前に行われる選挙対策費(政治活動・地盤培養行為扱い)である事務所経費(賃料・人件費・通信費)・交通費や後援会活動費、例えば機関紙・部内資料・ウェブサイト・ポスター・街宣車などがあります。

世襲議員は銀のスプーンを咥えて生まれてる

地盤・看板・鞄を築く立場にも例外があります。

一から三バンを築く立場に比べると、世襲候補の場合、親から受け継いだ後援会、親議員の知名度、そして親の資産と三バンが全て備わっており、他の新人候補と比べて有利に選挙に臨める条件が揃っています。

盛山正仁先生の場合、いわゆる落下傘候補でしたので、三バンの中で特に地盤(後援会)創りからご苦労されていました。

世襲議員と比べると、創業者と似たご苦労をされています。

盛山正仁先生は、兵庫一区を選挙地盤として神戸市中央区、灘区、東灘区の3つの区で地元支援者と交流を続けておられます。

二世議員、三世議員の地盤を引き継いだ世襲議員と違って、企業で言えば創業者の立場です。

地盤を引き継いだ世襲議員は、二代目、三代目社長のようです。

そこには、地盤を固める為のやり方が、おのずから違っていることがわかります。

やってみないと分からない、一からの旗揚げと起業はどことなく似ているよう

盛山正仁先生と私が意識の上で共通することは、創業者としての立場です。

地盤を固めてくれるのは、議員であれば選挙民であり、企業であれば顧客です。

盛山正仁先生の議員活動をお聞きすると、私も顧客の支持を頂くために、いろいろと活動していることが、似ていることに共鳴します。

やってみないと分からないことも共通感でした。

企業の場合は顧客のために利益となるように、企業活動をしています。

議員の場合は、特定の個人や団体の為に便宜を図ろうと、利益誘導としてペナルティを受けます。

議員は選挙民に対して公平にしないといけないのです。その点は大いに違います。

これから選挙応援のモモタロー(桃太郎)

盛山正仁先生は、次の予定があるので、お茶を一杯飲まれると、もう帰って行かれました。

今日は統一地方選挙の選挙活動が最終日です。

いつも最終日には、三宮センター街を立候補者や支援者が隊列を組んで支持を訴えてまわります。

このような行動を『モモタロー』と呼ばれています。

桃太郎が犬・猿・キジを連れて、行進する様子と似ているからです。

2019年4月6日(土)


過去の盛山正仁先生の記事≫

コメントを残す