2009年の立春の後、六甲山の山裾から、ミカンの輪切りを求めて、メジロ、ウグイスがやって来ます。ヒヨドリは、図体が大きいので、メジロやウグイスは、ミカンを取られてしまっています

春の訪れは、気温の上昇だけでなく、周りに寄ってくる小鳥の声でも、分るようになりました。

六甲山の山裾から飛んでくる小鳥にご褒美に、梅の木にミカンの輪切りを枝に刺してあげました。

ミカンとメジロ

メジロかウグイスか、いくつかの種類の綺麗な鳥が飛んできます。どれだけ視力が良いのでしょうか?

遠くから見て、「あの木にミカンの輪切りが刺してある」と、すぐに気が付いて、飛んできています。

ミカンとメジロ

スズメは、たくさん来ていても、スズメはミカンの汁を吸おうとしません。スズメが喜ぶのは、地面に落ちたご飯粒です。

ミカンとメジロ

上手にミカンの果汁を吸い出しています。気持ちとしては、メジロ、ウグイスにミカンをあげたいのに、少し体の大きいヒヨドリもやって来ます。

ミカンとメジロ

ヒヨドリは、メジロやウグイスを押しのけて、ミカンの果汁を全部吸ってしまいます。

ミカンとメジロ

体の小さいメジロやウグイスは、ヒヨドリが飛んでいくのをじっと待って、いなくなるとまた、ミカンを突きにやってきますが、もうミカンの果汁は、空っぽのようです。

ミカンとメジロ

気の毒なので、もう一度、新しいミカンを刺してあげました。そうしたら、憎たらしいことに、またヒヨドリが飛んできて、メジロやウグイスを追っ払って、ヒヨドリが体の大きさを笠に着て、ミカンの独り占めをしています。

ミカンとメジロ

庭の小さな梅の枝のミカンの輪切りにも、弱肉強食の世界が表われていました。

2009年2月26日(木)