尾道 老舗旅館 西山別館宿泊 (2)

投稿No:8093

広島 尾道 西山別館に泊まってみると(2)

2月の尾道は、春とは言えどまだ寒く、

昨夜は日が沈むとどんどん気温が下がり、

部屋の中まで寒さが押し寄せてきていました。

暖房は回っていましたが、掛け布団は一枚だけだったので、寒さを感じ、

奥さんにお願いして、

毛布を掛け布団の上から掛けてもらって、やや暖かくなりました。

夜中、物音ひとつしない静かな夜で、ぐっすり眠れることができました。

藁の屋の部屋は、窓のカーテンが明かりを防いでいたので、

朝の7時近くになっても、部屋はまだ暗いままでした。

ごそごそするのは、奥さんが朝湯に浸かりに、準備をしていた音でした。

その音に接触されてなんとなく目が覚めて、周りを見ても、部屋は暗いままです。

藁の家にも檜の風呂がありました。

檜風呂は、浴槽の水量が多く、湯漕に体を沈めて全身を温めることができるお風呂でした。

しかし、岩風呂も入りたいと思ってか、奥さんは朝食の前に、

岩風呂へそーっと私を起こさないように一人で行きました。

しばらく、寝ていると奥さんは風呂から帰ってきました。

朝食の予約は8時からなので、

わたしもこのまま床に入っているわけにはいきません。

岩風呂が素晴らしかったという奥さんの感想を聞き、

私も意を決して、岩風呂に行ってみることにしました。

昨夜見た西山別館のお庭は、

今朝の朝日を浴びてみる光景とは少し印象が違って見えます。

いつの間にしたのか、お風呂に通じる小道は、

掃き清められて、石には水を打って清められていました。

今日は、晴れのようです。

今日の予定はお墓参りなので、晴れて良かったと思いました。

世が明けたばかりのお庭は、小鳥の鳴く声も聞こえず、寒々しい限りです。

西山別館の隣は、造船所です。造船所の高いクレーンは、まだ動いていません。

庭の前の海にも、音を立てて進む船の姿は見えず、静かな瀬戸の海が見えます。

お風呂は私一人だけで、ゆっくりと入ることができました。

外に小さい露天風呂があって、ドアを開いて外に出てみると

、2月の外気は寒く、急いで露天風呂に入って、体を温めました。

露天風呂の水温は、内部の風呂の水温より、

少し低いようで、体を温めるには物足りません。

もう一度風呂に戻り、冷めた体を温めました。

風呂から上がって、藁の家に戻ります。

朝食は8時からなので、急いで着替えて朝食の整った洋館に集合です。

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2019年2月14日(木)


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