イチゴの温室水耕栽培は設備、手間、燃料費がかかって大変。

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いちごの温室 水耕栽培は気温が上がると、収獲ができなくなります。島菜園GREENARIUM awajishima(グリナリウム 淡路島)(2)

苺の温室水耕栽培の設備

「GREENARIUM awajishima(グリナリウム 淡路島)」がオープンしました。

イチゴ狩りが体験できるハウスに入ってみます。

いちごの温室に入るときには靴を脱いで、スリッパに履き替えます。

何のために靴を脱ぐのか、入るときには分かりませんでした。

入って、周りを見るとわかりました。

イチゴの温室は甘い香りが一杯

ドアを開けて中に入ると、部屋の温度は温かく、イチゴの甘い匂いが部屋中に漂っています。

体育館のようなとても大きなアルミ温室です。

天井も高くて、これなら暖房費が高くかかりそうと思いました。

いちご狩りが体験できるハウスは、世界でも珍しい上下に動く可動式タイプのいちごの棚で、まるでいちごが宙に浮いているようです。

摘み取った苺を量り売りで購入し、その場で食べたり、テイクアウトできるシステムです。

水耕栽培のイチゴの棚は、立体的に天井の方にまで伸びています。

イチゴの水耕栽培は、市販のプランター位の箱に苗が植えられていました。

そのプランターに肥料となる栄養水が循環しているのです。

プランターの外には、イチゴの枝に着いたイチゴの実が垂れ下がってきています。

イチゴはすぐに実が太り、赤く熟れてくるので、今白く見えるイチゴも、2~3日すれば赤い苺に変わってきます。

広い温室には、作業員の方が一人だけいました。

その人は、イチゴを一粒ずつ摘み取っています。

いちご狩り体験できます

いちごの実が沢山あるときは、いちご狩りの体験ができます。

沢山のいちご狩り希望者があれば、熟れたいちごが無くなるので、入場にストップがかかります。

今日はいちご狩り希望者が多いかったので、午前中でいちご狩り体験はストップとなっていました。

いちご狩りが出来なかった子供連れの家族は、いちごプランターの下の床に座って家族団らんをしています。

一番下の段は、保温の為の厚いシートで覆われていて、シートの上に寝転がって、ゆっくりいちごを観賞することができます。

床に座れるようにするために、土足厳禁でした。

下から見るイチゴのプランターは、横にまっすぐ伸びて、イチゴの実がプランターから伸びています。

いちごを見ながら家族団らん

一体いくらくらいイチゴの苗があるのか、数えるのも難しいほどの沢山のイチゴの苗が並んでいます。

下の床では、子供を連れた家族が腰を下ろし、まるでピクニックのようにお弁当を食べています。

このイチゴ畑は、子供連れで遊びに来てもいいように、敷物も用意されていました。

これなら、床に寝転ぶことも出来ます。

さらにサービスの良いことには、座布団や敷き毛布が用意されていました。

いちご畑の熟れた苺は即売です

先ほど見たイチゴの直売所では、わずかなイチゴでしたら、今刈り取っている人がとれたイチゴを売り場へ持って行けば、販売出来るイチゴはもっと増えそうです。

駐車場で案内してくれた人は、今日はイチゴの摘み取りは終わったということです。

かなり沢山の方が来て、すでに熟れている苺を摘み取ったので、ほとんどのいちごは、明日以降に摘み取れるような、成熟には後一歩の状態です。

苺水耕栽培のお世話と経費は大変

作業をしている人がいたので、ちょっと尋ねてみました。

ここの経営はどなたがしているのですか?

「島菜園です。」

イチゴが一年中とれるのですか?

「イチゴは暑さに弱いので、夏はイチゴの収獲ができません。」

一つの苗が一年中実を付けるのではなくて、一年に2回苗の入れ替えをするそうです。

この作業も大変なようです。

一パックが500円でどんどん売れたら、これは大変な利益と思っていたら、

その為にはアルミ温室の設備投資や、暖房費、そして大勢の従業員の雇用があります。

作業の内容を聞いてみると、なかなか大変な作業です。

ウェルネスパーク五色でいちご狩り  参考事例

奧さんと二人でイチゴ狩りに行きました。

家庭菜園が趣味なので、イチゴを栽培したこともあります。

素人のイチゴ栽培と違い、プロのイチゴ園は、設備が違います。

小学校の遠足のように、気持ちがワクワクします。

今日の苺狩りは、ウェルネスパーク五色と提携するいちご園です。

イチゴ狩りのルール

いちご園は苺生産農家からのお願いが書いてありました。

ハウス内へ入るには、手荷物等の持ち込みは禁止です。

イチゴは、摘み取っても食べ放題ではありません。

摘み取った苺は、軽量して、重さに応じて料金を支払った後、食べる事になります。

入場料は無料です。

摘み取った苺は100gにつき270円を支払えば、自由に食べられます。

摘み取り用の篭とハサミを手渡されて注意事項を聞くと、

苺畑に入って、よく熟れたイチゴを選んで摘み取ります。

いちご畑は作業がしやすいように、棚がやや高く組まれています。

いちご畑には、みつばちが飛んできているので、

ミツバチに刺されないように気を付けながら苺を選びます。

部屋全体にイチゴの熟れた甘い香りが漂っています。

苺の実は、土に触れないように苺の棚の外側にぶら下がるように実っています。

これだと、苺は洗わなくてもすぐに食べられそうです。

食べたいなという気持ちと、

計量する前に食べるとルール違反の気持ちが混ざり合って、

早く計量して、早く摘み取った苺を食べたくなります。

広い苺の畑はいくつかの棟に分かれていて、

休養中の苺レーンは摘み取らないようにという表札があります。

熟れた苺を見つけるのは簡単です。

苺を摘み取るのも簡単です。

簡単だからと思って、どんどん熟れた苺を摘み取ると、

苺を入れる篭はすぐにいっぱいになってきました。

途中で、奧さんとどのくらい持ち帰るか意見を交換して、

摘み取る苺が多くならないように調整しました。

苺狩りの入場料は無料ということなので、

得した気持ちでしたが、二人の摘み取ったいちごの篭を計量してみると、

かなりのお値段になりました。

計量した後は、食べるのは自由です。

早速、摘みとったばかりの苺を口に入れてみると、

甘くてとても美味しいので、嬉しくなりました。

子ども達にも持って帰ろうかと思いましたが、

苺はすぐに傷むので、届く前に傷んでしまいます。

日当たりの良い苺温室は、いくつものイチゴハウスがありました。

別のハウスでは、次に収獲する為の苺の苗を育てているそうです。

イチゴハウスは、気温が上がれば暖房はいらなくなりますが、

気温下がる冬場は暖房の重油代が嵩むことになります。

ぶどう農家や、いちご農家に聞いた話では、

お米を作るより、果物を作る方が収入が遥かに良くなるそうです。

まとめ

果物畑を作る場合には、それはそれなりに初期投資が必要です。

果物のリスクは、病虫害です。

伝染病が蔓延したり、動物が侵入してきて、果物を食べてしまうこともあります。

高い収益を上げようと思えば、

リスクをとって新しいことを始めざるを得ないようです。

2018年4月19日(木)

参考事例終了

まだトマトのアルミハウスもあります。

今日は大変混んでいたので、トマト畑はまた次にします。

2019年2月10日(日)


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