淡路でのんびり:焼き穴子の匂いに猫が寄って来る

投稿No:8086

淡路でのんびり 魚亀商店の砂糖醤油で焼いた穴子と、巻き寿司を富島港で頂きました。

淡路のあなご/ 淡路でのんびり

淡路島に来ると、穴子が食べたくなります。炭火焼きで砂糖醤油で漬け焼きした焼き穴子です。

淡路島のアナゴを買ってきて、庭で炭火焼きをすることもあります。

明石海峡や鳴門海峡の鯛やタコ比べて、勝るとも劣ることがないのが、淡路島の穴子です。

大阪湾の豊富なエサを食べて、栄養が行き届いた穴子は脂がよくのっています。

うなぎに比べると幾分脂が少ないので、胃にもたれにくいと言われています。

アナゴの産地は西海岸北淡町

アナゴが集まるのは淡路島の西海岸・淡路市の旧北淡町地域です。

この地域には焼穴子の店が多く、淡路島のアナゴの名産地となっています。

最近は穴子不足で淡路島でも外国産の穴子を使って穴子の漬け焼きを売っているところもあります。

北淡町富島の魚亀商店

北淡町の富島の魚亀商店は、地元の穴子を使って、毎朝早くから穴子を炭火焼きで焼いているお店です。

すぐ近くに、有名な穴子焼きのお店があります。

魚亀商店を紹介してもらうまでは、奧さんと私はよく流行っているお店の方へ行っていました。

よく流行るのは、場所が良いからです。商売は立地八割です。

良い場所でお店を構えていれば、お客さんのほうが集まってくるのです。

よく流行る店は、行列が出来てきて焼き穴子を購入するまで一時間くらい待つ事もあります。

魚亀商店の場合は、待たなくても焼き穴子がすぐに購入出来ます。

これまで買っていたお店より穴子やや柔らかいので、私はこちらの方が好きです。

お寿司屋さんに行くと、よく注文するのは蒸し穴子です。

焼いた穴子も美味しいのですが、蒸した穴子も美味しいのです。

穴子は昔に比べると、どんどん値上がりしています。そして穴子自身は小さくなってきています。

伝助穴子といわれるような太くて立派な穴子は、なかなか売られていません。

魚亀商店では、他の魚も当然追っています。

冬の寒い時期には鰯が脂が乗って、美味しそうに並んでいました。

生の鰯は、自分で料理することになります。

これは主婦にとったら大変な事なので、料理済みの焼き鰯を頂く事にしました。

魚亀商店のおやじさんは、すっかり顔馴染みになったので、いろいろ魚のことを教えてくれます。

もう少しすると3月です。3月になると、イカナゴ漁が始まります。

イカナゴ漁は今年はいつ解禁されるのか決まっていません。

魚亀商店ではこれからすぐ食べる巻き寿司も買いました。

淡路でのんびり 富島漁港で焼きアナゴをいただきます

巻き寿司と焼き穴子を近くの海が見える港で、車の中で食べる事にしました。

今日は寒さが戻って、どんよりとした曇り空です。

この巻き寿司は、魚亀商店で巻いた巻き寿司かと思っていたら、近くのお寿司屋さんが巻いた巻寿司だそうです。

車の中で熱いお茶を飲みながら巻寿司を奧さんと一緒に頂きました。

巻寿司は切ってあったので、一つ一つがつまみやすく、すぐに頂ける状態になっていました。

焼き穴子を開けて、箸を使って巻寿司と一緒に食べようとしていたとき、異変に気が付きました。

車の中で寒いので窓を閉めて穴子を食べ始めたときです。

アナゴの匂いに誘われて

車の運転席の右ドアの下に猫がやってきて、じっと私の方を見ているのです。

猫は、漁港に住居しているノラネコのようです。

遠くから穴子の漬け焼きの匂いをかいで、こちらにやって来て、僕にも頂戴という顔をしながら、ずっと見ています。

私に危害を加えるわけでもないので、見ない振りをして穴子と巻き寿司をずっと食べ続けていました。

かなりの時間だったので、もう猫も諦めてどこかに行ったと想像しながら、

窓ガラスを開けて車のタイヤの辺りをみてみると、猫はまだじっと待っていました。

きっとお腹が空いて、あの炭火焼き穴子の甘ったるい醤油の匂いを嗅ぐと、たまらなくなってやってきたのだと思いました。

人間だって穴子の醤油ダレの匂いを嗅げば、ごはんを持って食べに行きたくなります。

長い時間頑張ったので、食べ残した穴子の頭二つを猫にあげると、猫は大喜びで穴子の頭を美味しそうにかじっていました。

猫の運命

考えさせられたのは、猫の運命です。

大事に家の中で育てられ、食べるものにも寒さにも、不自由しないで飼い主に可愛がられている猫もいれば、冬の寒い漁港の片隅で漁師が投げてくれる生魚をあてにして生きている猫もいるのです。

不漁のときは、漁師さんも魚を投げてくれないかもしれません。

猫の世界でも生きていくのは大変だなぁと、つい同情してしまいました。

2019年2月10日(日)