神戸三宮 さんプラザ地下 食堂街 うどん四国と丸亀製麺うどんの競争戦略 

投稿No:8038

神戸三宮 さんプラザ地下 食堂街 うどん四国 と 丸亀製麺うどんはさんプラザ地下で隣接し、存続を賭けた企業間競争を続けています。

うどん四国と丸亀製麺うどん うどん屋さんの競争戦略に学ぶ

うどん四国と丸亀製麺うどんの競争戦略を視察すました。

さんプラザビルの地下の飲食街に、

身近なところで饂飩(うどん)の四国と

丸亀うどんが競争しています。

うどん四国と丸亀うどんの店舗間の距離は

10メートルほどの近距離です。

うどんを食べたいと思うお客さんは、

饂飩四国と丸亀うどんを比較して、選んでいます。

速くて、安くて、名前が有名で、手軽なのが丸亀うどんです。

ゆっくりできて、高単価で、

味にこだわっているのが饂飩四国のようです。

うどん四国の競争戦略

うどん四国は昭和43年12月に

うどんの専門店として設立されました。

昭和59年9月にスパゲティの「壁の穴」と合併しています。

三宮さんプラザに「壁の穴」が

開店したのは昭和61年6月 でした。

経営主体の変遷の企業グループである「壁の穴」は平成30年9月に 株式会社ジー・テイストのグループ傘下となりました。

株式会社ジー・テイストは

元禄寿司として有名な株式会社元禄でした。

その後店名(屋号)を平禄寿司、

社名(商号)を平禄株式会社と変更しました。

2005年に株式会社ジー・コミュニケーションと

資本業務提携して子会社と

なったことから、社名(商号)を

株式会社ジー・テイストに変更しています。

株式会社ジー・コミュニケーションの主要株主 には

東証一部の神戸物産(14.13%)と

沼田昭二 氏(11.48%)がいます。(2017年3月31日現在)

丸亀製麺の競争戦略

丸亀製麺はトリドールの経営です。

丸亀製麺は大量出店を継続し

経営基盤を拡充することによる長期的な競争優

位性を確立するトップリーダーを目指していました。

讃岐うどん店に共通するセルフ式の

店舗運営をパッケージ化し、明確なコンセプトを打ち出す

(ポジショニング)ことにより

差別化戦略を図っていきました。

丸亀製麺の差別化戦略

丸亀製麺の経営戦略は差別化戦略です。

差別化戦略は「圧倒的な差別化により、

高くても売れる戦略」を取ることを指します。

差別化戦略は顧客が魅力的だと

感じるブランド力を追求します。

ブランド力を高める方法には様々あり、

商品づくりはさることながら、広告

を活発に行い、知名度を浸透させながら、

高級感のある店舗づくり、接客の良さ、

希少性等を高めていきます。

うどん四国の迎撃戦術

奥さんと久しぶりにさんプラザ地下にある、うどんの四国に行ってきました。

うどん四国はお昼時、毎日人気のお店です。

お向かいの並びには、

セルフうどんのお店、丸亀製麺があります。

丸亀製麺の方が提供スピードも早く、

安いですが、それでも四国を選ぶ人はたくさんおられます。

丸亀が四国饂飩のすぐそばで開店した時は、

大方の予想は饂飩四国は

競争に耐えうるかと心配していました。

同じさんプラザ地下にあるパスタ屋、「

壁の穴」のグループ店です。

まさかこの2店舗が同じ系列だとは予想できないと思います。

さんプラザビルが震災で倒壊する前には、

最上階の12階にうどん四国と壁の穴の店がありました。

あの頃から数えると、

四国へは30年以上利用している事になります。

外の案内板には、

淡路島産天然釜揚げしらすのしらす丼セットが期間限定メ

ニューで宣伝されていました。

店内は落ち着いた雰囲気で、広々としています。

席に着くと、日替わり丼定食をいつも勧めてくれます。

今日の日替わり丼は小エビの天ぷら卵とじ丼でした。

奥さんは、以前食べて

気に入ったという四国弁当を注文しました。

四国はメニューが豊富です。

11時~夕方5時迄がランチの時間です。

夕方までランチメニューがあるので、

お昼休憩が遅れたときでも安心して利用出来ます。

というのも、さんプラザの地下のお店は、

ランチの時間が終わると、

夕方まで仕込みのため閉まってしまう店が多いのです。

四国のランチは、

ご飯は大盛りが無料・おかわりも無料なので、

男性でも充分お腹が膨らますことができます。

うどん四国に用意されているランチ

エビ天ぷらうどん定食、鶏天ランチセット

肉うどん定食

丼ランチセット

五目うどん定食

焼き茄子おろしぶかけうどん定食

ちくわ天大玉ぶっかけうどん定食

国産豚肉カレーうどん

などです。

この饂飩四国はチェーン店ですが、

北海道、東京、大阪、兵庫にしかないようです。

饂飩四国では讃岐うどんが使われています。

讃岐うどんの特徴であるぎゅっとした喉ごしを

いりこの出汁でいただくのがこの四国のこだわりです。

この店でとても愛想のいい女性スタッフがいます。

長年働かれてるベテランさんです。

その方はとても目配り、気配り、

心配りがすばらしく、いつも見ていて感心します。

声も大きな声でハキハキと明るく、

笑顔で接客されとても存在感がある方です。

しかし今日は残念ながら不在のようです。

昼のランチセットには、ミニうどんがついてきます。

本日の日替わり丼は小海老天の卵とじ丼です。

日替わり丼は、比較的卵とじの

天ぷらが多いように感じます。

いつ食べに来ても美味しく思います。

日替わり丼にも四国弁当にも

ミニうどんがついていきます。

今日は近隣に飲食店について、

話をすながらご飯を頂きました。

丸亀製麺と四国うどんの棲み分け

丸亀製麺と四国饂飩の企業間競争は、

勝負は続いています。

お互いが自社の経営戦略をもって、

顧客は状況に応じて使い分けしているようです。

このような戦況は、棲み分けと言えます。

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2018年12月18日(火)

うどん四国と丸亀うどんの競争戦略 2013年の視察

うどん四国は壁の穴のグループで、社長は伏木建一さんです。さんプラザビルが倒壊する前は、最上階の12階に店舗がありました。

ビジネスランチです。今日のビジネスランチは、

さんプラザビル地階にある饂飩四国です。

今日うどんを食べたくなったのは、

最近の風邪による体調不良から、子供達

がつるつると呼んでいるうどんを食べたくなりました。

子供達がうどんやお蕎麦の事を「つるつる」というには訳があります。

それは、他の食材と比べて、食べやすく、

のどにツルツルと入り込むような食べやすさだからです。

さんプラザ地階の飲食街も、うどんについては、

価格競争が展開されています。

これまでのうどん・そばの販売方法を大きく変えたのが、

とりどーるの経営する『丸亀製麺』です。

この丸亀うどんがすぐ近くにオープンして、

饂飩四国も強力なライバルが現

れたようで、以前のサービスとかなり変わってきました。

店員さんの一人一人が大きな声を出して会話をする、

顔を覚えようとする積極的な姿勢が出ること、

ポイントカードを発行して、リピート顧客の取り込

みを積極的にしている、注文のメニューがテーブルに届くのが早くなったな

ど、ちょっと思い浮かべて比較しても、

以前と比べて対応が変わっています。

確かに、丸亀うどんは早く手安くて美味しいのですが、

全ての人が丸亀製麺に移るとは思えません。

丸亀うどんと違う、四国の良さがあるのです。

例えば、食事時間を利用して商談をするとか、

家族で話しをするとか、お友

達と一緒に食事をするとか、

ゆっくりと食事をしたいときには、

丸亀うどんではできません。

こういう事を、経営学上では、棲み分けといいます。

お互いが自分の店の特徴を活かして、

競争企業と重ならないようにしている事です。

ファーストフードのように、

出来るだけ早いほうが良い人には、時間短縮が

ご馳走になります。

落ち着いた空間で、会話をしながら、

味も楽しみたいという、家族でのビジ

ネスランチには、四国がぴったりでした。

体調の悪い時に、少量で食べやすいメニューがあれば、

良いのですが、それは無理な相談です。

体調が悪いといいながら、

親子どんぶりとうどんの定食を選んで、

食べれるだけ食べるよう、挑戦してみました。

うどん四国のお店は、

壁の穴のグループ店で、さんプラザビルが震災で倒壊

する前には、最上階の12階に四国と壁の穴の店がありました。

店舗があった時代もありました。

あの頃から数えると、

四国へは30年以上利用している事になります。

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2013年12月10日(火)