雑草と闘う前方後円墳のメンテナンス 防草シートを張り詰め、砕石を敷き詰めました。

投稿No:7995

防草シートと砕石の効果で、雑草が生い茂る予防が出来ました。

前方後円墳のメンテナンスをしています。

1999年9月に前方後円墳を建立して、19年経過しました。

建立した当時の石組みは、白く輝いていました。

すぐ隣にJR山陽本線が走っていて、客車と貨物車が24時間行き来しています。

鉄道から鉄粉が舞い上がり、前方後円墳に鉄粉が降り注いで付着しました。

鉄粉は雨に打たれると、さび色に変わってきます。

高圧洗浄水で錆び落としをしても、取り切れないほど深く石材に鉄さびが染みこんでしまいました。

JRの保線区の人達は、鉄道沿線の家には鉄道による被害をリカバーする為に、家の瓦や壁などを清掃してくれています。

保安員の人に前方後円墳の石材も、洗浄して欲しいと要望したことがあります。

その時の保安員の人達は、人の住んでいない建物には清掃をしないと言われました。

鉄道沿線から竹が前方後円墳の敷地の方に侵入していた時があります。

このときは、鉄道保安区に申し入れると、道路側の竹を伐採してくれました。

竹の勢いは強いので、竹の根が敷地内に入ってこないように、境界線に沿って沢山の塩を埋めました。

それでも竹は地下茎を伸ばし、こちらに根を張ってきました。

こうなると、こちらの方で竹を掘り返して、根を引き抜くしかありません。

鉄粉以外にも、雑草の種が飛んできます。

これは、誰の土地の雑草の種が飛んできたのか、特定は出来ません。

一年の始まりの春に、わずかな草の芽が出て、ゆっくりと伸びていきます。

6月の梅雨の頃には、充分な水補給を受けて、雑草は瞬く間に背丈が伸びてきます。

梅雨が過ぎて真夏になり、お盆が近づく頃には、人の背丈より雑草の方が高くなります。

こうなると、前方後円墳の敷地全体が、荒れ地のように見えて来ます。

そこで、工務店にお願いして、雑草を機械で刈り取る、清掃をお願いしています。

夏刈り取った敷地も、秋にはまた新しい雑草の芽が出て、前方後円墳はまた荒れ地のようになってきます。

これでは、毎年繰り返す雑草との戦いなので、思い切って防草シートを敷き詰めることにしました。

生地の厚い防草シートを選んで、敷地全体に敷き詰めました。

防草シートの効果は、

  • 日頃人のいない場所でも景観の綺麗な状態を維持できる
  • 雑草を処理する手間が軽減される
  • 農作物にとって害獣となる小動物が空き地に生息するのを防ぐことができる
  • 住宅周囲の蚊が繁殖するするような環境を抑制できる
  • 道路、通路へ伸びて来てしまう雑草を抑えることで見通しを確保できる
  • 砂利を敷く場合は、地面への埋没を防ぐことができる
  • 防草シート、砂利の組み合わせで雨の日でも通路のぬかるみを気にせず歩けるようになる

防草シートのその上に、砕石を10cmほどの厚さで敷き詰めて、雑草へ二重の対策を施しました。

日光が届かないぐらいの厚みを持たせるのが理想的と言われています。

具体的には3~5cm程度の厚さですが、それでも雑草は生えてくることがあります。

そのような事態を避けるには、直接土の上に砂利を敷くのではなく、

防草シートや除草シートを敷きその上に砂利を撒くと効果的なようです。

防草シートのみだと景観が悪くなる上、砂利のみだと雑草効果としては弱い為、併用することで両方のデメリットをなくすことができます。

砕石の量は、トラック10杯分の搬入でした。

何年か前に、季節が変われば花が咲くように、しだれ桜、椿、さざんか、桜、薔薇、紫陽花などを敷地に植えてみました。

日照りが続いて、水やりが出来ていないころ、何本もの木の苗は枯れてしまいました。

今、生き残って根付いているのは、春に咲くしだれ桜と、冬に咲くつばきとサザンカです。

防草シートを敷き詰めて、砕石をその上から敷いたことで、これからは雑草は生えないと思います。

工務店の話では、防草シートも10年くらいは防草の効果があるそうです。

防草シートだけでなく、砕石を被せているので、10年よりももっと長く防草効果を期待しています。

風に乗って、小さな砂や土が運ばれていて、何年かすれば、砕石の隙間を土が埋めるかもしれません。

そうなれば、雑草にすれば子孫繁栄のチャンスです。

私がいつまで雑草対策を続けることが出来るか分かりません。

JR山陽本線からは前方後円墳の敷地が綺麗になったように見えると思います。

小粒の砕石を選んだので、砕石の上を歩くと、石を踏みしめる音が僅かに聞こえてきます。

前方後円墳をこの先守り続けるには、メンテナンスが欠かせません。

石組みの前方後円墳なので、保守を続ければ、何百年も持つ設計になっています。

2018年11月4日(日)

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