福岡の繁華街に夜になると屋台が出店できるのは、なぜでしょうか。

投稿No:7958

どうして福岡の繁華街には屋台の文化が残っているのかな?

市街地の道路脇に屋台が並んでる

福岡市の天神地区に来てみると驚いたことがあります。

有名百貨店のすぐ前で、5時頃になると、屋台のお店が開店準備を始めていました。

神戸で考えれば三宮のそごうや、元町の大丸の前で屋台が並ぶようなもので

す。これは一体どうなっているのか、調べてみました。

福岡市のHPで調べてみると

福岡市のHPには、屋台の歴史や問題となったことや、消えていきかけた屋台を残そうと条例を制定して、屋台が福岡市の文化と共存する課程が記載されていました。

「福岡市屋台基本条例」制定平成25年7月(日本初)。

屋台存続の危機的状況を踏まえ,福岡市では平成23年に「屋台との共生のあり方研究会」を設

置し,どうすれば屋台が市民に理解され,街と共生できるかを議論しました。

そして,研究会の提言を受け,適正な屋台営業を確保することで安全で快適な公共空間及び良好

な公衆衛生を図る,「福岡市屋台基本条例」を平成25年7月に制定しました。

  • 将来的になくなるはずだった屋台を維持=公募制度を創設
  • 「慣習」で認められていた屋台から「公共性」を根拠に合法的に認められた屋台へ。

 

「福岡市屋台基本条例」平成25年9月施行
 まずは適正化に取り組むことに!!

  • 屋台営業の指導強化,ルール遵守の点数化・公表 ⇒ 改善。
  • 屋台の移転再配置,環境整備(電気・水道・下水道)の実施
  • 名義貸し屋台の是正
    名義貸しを認めて署名した営業者については生活再建期間として「特例措置(3年間の猶予期間)」が付される。
  • 道路等占用料月額を2万円に(経過措置含む) 

 

屋台の移転再配置と公募対象場所の環境整備が整う。 

平成28年9月, 

 

 

 屋台公募では,福岡市屋台選定委員会において,ルールの遵守や衛生面への配慮,

地域や同業者との積極的な連携に向けた取り組みなど,さまざまな視点から20軒を超える新規

屋台が選考され,現在も約110軒(平成29年8月現在)の屋台が福岡市内で営業しています。



出典 福岡市HPより http://www.city.fukuoka.lg.jp/keizai/kankou/charm/yataiinformation.html

福岡市は屋台があるという前提での街づくりがされています。

夜に市の許可を得た屋台が営業する場所には、水道や電気メーターの付いた

ボックスがあらかじめ設置してあります。

屋台の並ぶエリアには道路に公衆トイレが設置され

営業時間や周囲の通路の幅の規定等もきちんと決められているそうです。



福岡には屋台専門の月極め駐車場や、店主に代わって夕方に屋台を営業場所

に運んできて、明け方には駐車場に引いて帰ることを専門とする運転代行屋

さんもあります



博多の場合は屋台自体が一つの観光資源となっているため、

市もその点を認めて街作りに生かしているようです。

博多の屋台は原則一代限り

これは権利を金銭で他人に譲渡しないためだという。

「例外として一親等、つまり自分の子供には1回だけその権利を渡すことがで

きます。跡継ぎがいない場合は、その代で廃業となります。

これは権利を金銭で他人に譲渡しないためだという。

「例外として一親等、つまり自分の子供には1回だけその権利を渡すことがで

きます。跡継ぎがいない場合は、その代で廃業となります

屋台の移転再配置と公募対象場所の環境整備が整う。 

平成28年9月 

福岡市は屋台があるという前提での街づくりがされています。

夜に市の許可を得た屋台が営業する場所には、水道や電気メーターの付いた

ボックスがあらかじめ設置してあります。

屋台の並ぶエリアには公衆トイレが設置してあったり、

営業時間や周囲の通路の幅の規定等もきちんと決められているそうです。

博多の場合は屋台自体が一つの観光資源となっているため、市もその点を認

めて街作りに生かしているようです。

屋台の周りには、開店前からすでに並んでいる人達がいました。

どのお店で、どのお料理を食べようか、見るだけでは決断できません。

やはり、事前知識が必要です。

神戸ならあり得ないことですが、博多では毎日のように5時頃から

屋台が開店準備を始めてるようです。

土地の人に聞いてみると、大体一つの店は同じ場所で、長い間屋台を開いているそうです。

当然、固定客もついて、店の名前を覚えなくても、どこそこの店舗のすぐ前

の店とかで覚えているようです。

ちょっと腰を下ろして、百貨店の前でお店の準備をしている屋台の開店準備の様子を見ていました。

風除けか、ホコリ除けか、それとも遮蔽のためなのか、屋台の背中側には、

衝立のように仕切り板を立てて、大通りの方から見えないようにしていました。

お腹の具合はまだ空いていません。

今からでも屋台によって豚骨ラーメンか、もつ煮込みか、それともおでんな

のか、煮物を食べてみたいと思いました。

お店を選ぶなら、出来るだけお客様がたくさん居る流行っているお店を選べばいいのです。

しかしまだ開店準備中で、椅子を並べたばかりなので、どの屋台も、

人気のパラメーターとなるお客さんの数に差はありません。

どの屋台もこれからです。

少し時間をかけてお客様が集まるまで様子を見て、そこでどのお店にするか

決めようと思ってましたが、まだまだ一時間以上は時間が掛かりそうなの

で、今日の所は開店準備を見ただけで終わりです。

まとめ

戦後、福岡の繁華街には自然発生的にたくさんの屋台が生まれ、

無秩序で迷惑な行為が社会的な批判を募らせ、市当局は規制に取り組んだ

時代がありました。

規制によりだんだんと屋台が減少していく中で、屋台の消滅を危ぶむ声があ

がり、規制から一定のルールの下で共存する方向へ進みました。

それが福岡市屋台基本条例です。

条例の制定により、屋台は福岡の街と共存できる時代を迎えています。

 

2018年9月日()

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