従業員 朝礼優秀賞 2007年11月:松葉眼科・さんプラザコンタクトレンズ

朝礼優秀賞

2007年10月、従業員の朝礼優秀賞は、コンタクトレンズスタッフのIさんでした。

経営理念を従業員の皆さんに伝えるには、経営学的には大きく2つの方法があります。

一つは行為的な方法によるもので、例えば、理念に基づいた行動を褒めるとか、表彰するといった”行為”を、リーダーが率先して行って、従業員の皆さんに「この会社はこういうふうにすると褒められるのか」と理解してもらう方法です。

もう一つは、言説的な方法によるものです。これは経営理念を掲示したり名刺に刷ったりして目に見える形にして伝える方法です。社歌を歌ったり、朝礼で標語を唱和したりすることもこの方法にあたります。

これまでの経営学的な研究成果からは、行為的な方法が有効に機能してはじめて、言説的な方法が機能するということがわかっています。

朝礼優秀賞この前の日曜日に、「ガッチリMONDAY」という番組で、様々な企業の社訓についての特集をしていました。その中で、感心した企業がありました。

あるファーストフード店では、アルバイトであっても、入社した翌日には、全スタッフが社訓を言えるようになるということです。

実際に番組スタッフが、店舗へ行き、従業員に聞くと、全従業員が答えることが出来ていました。

それに反して、ある食品メーカーは、社訓を掲示していますが、番組スタッフと社長が、会社を周って聞いてみると、答えることが出来ていませんでした。

ファーストフード店で、社訓を理解して行動しているかどうかは、分かりませんが、全従業員が言えることは、素晴らしいことだと思いました。

我が社においても、社訓、経営理念を掲示し、お客様に対して実践していく必要があると感じました。