福大鮮魚店は竹原市忠海(ただのうみ)の繁盛店です。瀬戸内海竹原の小魚はおいしい

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福大鮮魚店は竹原市忠海(ただのうみ)の繁盛店です。瀬戸内海竹原の小魚はおいしい福大鮮魚店で活きオニオコゼを薄造りに捌いてもらいました。 広島県竹原市(2)

広島県竹原市の忠海町は、平忠盛(清盛の父)が瀬戸内海の海賊退治の功績を称えられ、この地一帯を賜り、忠海は忠盛の名を冠して付けられたといわれています。

JR忠海駅から、北の方向にまっすぐ広い道が延びています。

旧広島銀行忠海支店があった、

瓦葺きの大きな建物が今でも残っています。

そのうち、この建物は歴史的文化財になるのではないかと思います。

忠海の仲町2丁目にある魚屋さん、

福大鮮魚店に寄ってみました。

2011年にも、福大鮮魚店に寄っています。

お店は木造から鉄筋コンクリートに建て替えていました。

福大鮮魚店は、地域のテレビ局から取材を何度か受けたそうです。

放映の後は大変な賑わいがあって、

一見のお客様が沢山遠方から来られたそうです。

しかし、テレビの放映から時間が経つにつれて、

ゆっくり沈静化し、いつかは元の状態になったようです。

お店の人に何か変わったことはないですか?と尋ねてみると、

最近JR竹原駅付近の商店街で夜間に店内を荒らされ、

現金が窃盗される事件が多発しているそうです。

この福大鮮魚店も、2度も盗難にあったそうです。

瀬戸内海竹原の小魚はおいしい

お店の魚は、いろいろ並んでいて、

あれも買いたい、これも買いたいと、戸惑う状態です。

メバルや、アコウの煮付けは、大好物です。

タコもイカも好きです。

穴子が美味しそうです。

三原の細井鮮魚店でよく穴子を買いますと、

福大鮮魚店のオヤジさんに話すと

、細井鮮魚店の事は知っていました。

オニオコゼを買いました

目についたのは、オニオコゼです。

発泡スチロールの水槽の中に、

エアポンプを送り込んで生かされていました。

海に潜っているときにオニオコゼに出会っても、

よほど注意しないと見逃してしまいます。

オニオコゼは、身を守る為に、

外形が海の岩の一部のように化けているのです。

水槽の三匹のうちどれにしようか迷います。

奧さんと二人分なので、一番小さいものにしました。

なぜ迷うのかと言えば、私がこれにすると決めると、

そのオニオコゼは、すぐに捌かれて、命を落とすからです。

そのことを、福大鮮魚店の妹さんのほうに話すと、

私らは毎日魚を捌いているから、

そんなこと言われると、私らは魚をさばけなくなると言われました。

お兄さんと妹さんの二人でお店を切り盛りしているようです。

オニオコゼに刺されると、死ぬほどの痛みを感じます。

その為、水槽に入れる前に、毒のある針の部分は、

切り取っているそうです。

オニオコゼを捌く

オニオコゼのどれにするかが決まると、手早くお刺身にされます。

秤にかけて、目方を量り、付いた値段は1300円です。

100g350円だそうです。

オニオコゼとフグとハゲは、白身を薄造りにして、

ぽん酢で頂くと、とても美味しいのです。

オニオコゼの皮は、味噌汁に使います。

頭も皮も、味噌汁に入れると、ゼラチンがとても美味しいのです。

出来るだけ薄く切って欲しいのですが、他のお客さんも待っているので、

そんなに薄くは切ってくれていません。

オニオコゼが水槽から出て、刺身になるまでほんの僅かな時間でした。

蛸も美味しいのです。

この辺りの蛸は、明石のタコとは違う、また別の味があります。

蛸を美味しく頂けるかどうかは、塩もみ次第です。

しっかり塩もみすれば、美味しくなります。

しかし、手作業は大変なので、最近では洗濯機に入れて、

まとめて塩もみする魚屋さんもいます。

タモリ(セトダイ)も買いました。

縞模様のタモリは、以前は大衆魚として比較的安い魚でしたが、

近年漁獲量も少なくなり、段々高級魚になっています。

今日のタモリは、20センチくらいで800円です。

発泡スチロールのクーラーボックスを用意してきています。

氷を沢山もらって、冷たくしておけば、神戸まで運んでも大丈夫です。

今日買ったお魚は、タモリ、蛸、オニオコゼ、焼き穴子、

加工済みの海老のそぼろです。

2018年5月24日(木)

福大鮮魚店で忠海の魚を購入 瀬戸内海竹原の小魚はおいしい

道すがら、今夜の晩御飯の食材を買います。

福大鮮魚店に寄って、忠海産の新鮮な魚を購入します。

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生け簀の中に捕らえられている魚は、アコウです。

魚屋のおじさんは、一匹のアコウを掴んで、秤にかけます。

秤にかけられたアコウは、飛び跳ねて、秤から落ちそうです。

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夏の魚は、ベラ、タモリ、鯛、キスが並んでいます。

選んだのは、ベラとタモリです。

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ベラは、日中は砂地に隠れていて、シュノーケリングをしている時には、

注意をしないと見つかりません。

砂地に隠れたベラに、針の付いた餌をそっと近づけると、匂いで分かるのか、

ベラは針の隠された餌に飛びついて、強い引きがあります。

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魚を買った後は、忠海市場に寄って野菜類を購入します。

立派なゴーヤが1本98円で売られていました。

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途中の買い物に備えて、クーラーボックス用に、

発砲スチロールの箱と保冷剤を用意していましたが、

保冷剤は、一晩ですっかり温かくなり、魚屋さんでたくさん氷を頂いて、

食材に氷をたくさん詰めると、これから三原に出て、

山陽自動車道から神戸に帰ります。

 

瀬戸内海竹原の小魚はおいしい 刺身か焼き魚か煮魚なら、どちらが好きですか?

どちらが好きですか?

瀬戸内海のアコウの刺身かベラの焼き魚かタモリの煮魚なら、どちらが好きですか?

ビールに合うのは、アコウの刺身です。

アコウは、忠海産の魚で、お刺身で晩御飯です。

コリッとした歯ごたえで、新鮮でした。

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煮魚用に買ってきた魚は、タモリです。

近海の魚としては、やや目立つカラフルな魚です。

なんとなく、沖縄にでも泳いでいそうな、目立つ模様です。

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福大鮮魚店で下処理をしてもらったタモリは、煮魚にします。

ししとうと豆腐を一緒に炊き合わせています。

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味付け担当は、松葉博雄です。いつものように、醤油、みりん、酒、砂糖を使います。

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タモリは割と脂の乗った魚です。ご飯に合うのは、タモリです。

煮付けのお汁をご飯にかけて食べたいくらい、ご飯に合います。

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野菜は、茄子の煮浸し、ぬか漬け、枝豆です。

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アカベラは小さいので、そのまま焼いています。

酢に漬けると、南蛮漬けになります。

ベラは、お醤油をかけて食べると、お茶漬けにも合います。

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お茶漬けと言えば漬物です。

茄子とキュウリのぬか漬けには、鰹節をまぶします。

キュウリは、松葉博雄の自宅で採れたもおのです。

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瀬戸内海の、漁師が釣った魚を、刺身に、煮付けに、焼き物にと、

瀬戸内海の民宿に泊まったような、美味しいお料理が並びました。

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夏バテを防ぐためには、しっかり食べる事です。

しかし、しっかり食べると、お腹の脂肪が溜まってしまいます。

夏バテ防止か体型維持か、悩ましいところです。

どちらが好きですか?と、3つの料理を並べてみても、全部好きです。

2011年8月4日(木)