従業員の朝礼優秀賞 2007年8月:松葉眼科・さんプラザコンタクトレンズ

朝礼優秀賞

2007年8月、従業員の朝礼優秀賞は、さんプラザコンタクトレンズスタッフのSさんでした。

Sさんの話しは、半導体産業の歴史を追った本を読んだ感想が、学生のころとずいぶんと変わったというお話しでした。学生のころは、発明や開発の技術的なことが面白いと思って読んでいた本が、大人になり我が社の仕事に携わるようになってから読んでみると、顧客サービスに着目するようになったということです。

同じモノでも、どうしたらお客様に喜んで買っていただけるのか、故障やトラブルに一生懸命対応する姿勢が、日本企業が成長してきた要因の一つのようです。

朝礼優秀賞今、学生時代に読んだ本をいろいろと読み返していると、同じ本を読んでも感想が違うことに気が付きました。半導体の開発史に関する本を読んでいるのですが、アメリカの企業と日本の企業の姿勢の違いに気が付きました。

まず画期的な発明は機械を作り出すのはアメリカなのですが、それを改良して良いものを作るのは日本の企業で、やがて日本の企業の作った機会が市場を席巻することになります。

アメリカの企業は、営業マンが顧客のところを訪問したときに故障や要望を言われても、自分は売るのが仕事で、クレームなんかは製造の部署に言ってくれという態度でいるそうです。

著者がインタビューで日本の企業の方に「アメリカの会社はずいぶん自分勝手なんですね」と言うと、「本当に自分のことや会社のことを考えたら、売りっぱなしになんて絶対できないんですけどね。信頼してもらって次の注文をもらいたいから、一生懸命、お客様の要望にはこたえるようにするのが当然だと思ってやってきました」というような答えを述べていました。

私たちも、取引先メーカーの中に、こちらの要望等に親身になって対応してくれるところと、そうでないところの違いを感じることがあるかと思います。もちろん、私たちのお客様はそういう目で私たちの姿勢や態度を見ています。何度も来ていただくためには、お客様の要望に親身に応えるという姿勢が大切だと思います。