上間明子さんの美味しい梅干と、年に一度の浜下り(はまおり) 第85回沖縄訪問(10)

上間明子さんの美味しい梅干、八重干潮観光の後悔、恩納村ナップ島まで陸続きになった年に一度の浜下り(はまおり)
【沖縄の伝統行事と伝統的文化に触れて、ますます沖縄の心が好きになりました その10】

朝、起きてみると、前兼久は大雨です。台風のような大雨です。海も背後の山も、雨が降って、どんよりとしたカーテンのように見えています。

台風のような大雨です

あまりの大雨に、「さぁ、どうしましょう」と思って、テレビで天気予報を見ていました。

年に一回の浜下り(はまおり)

新聞を見ると、沖縄地方は、潮が引いて、今まで沈んでいた珊瑚礁が現れる、年に一回の浜下り(はまおり)のことが記事になっていました。

年に一回の浜下り(はまおり)

浜下りで特に有名なのは、八重山諸島の浜下りです。これは、以前に行きました。今日の新聞では、宮古島は、旧暦3月3日の浜下りがあったということが、新聞に載っています。全国から、1000人が集まって、幻の浜下りを楽しんだということです。

年に一回の浜下り(はまおり)

以前に、はやて海運の運行する八重干潮観光に参加したことがあります。実際、はやて海運の八重干潮観光に行って見ると、自然破壊そのものです。

そのときに見たものは、船を珊瑚礁に停め、みんなが上陸するために、足場を作る訳ですが、乗務員は、遠慮なく、地下足袋で珊瑚を踏み荒らし、バリバリと壊していく姿です。船を係留するために、何本ものロープを貴重な珊瑚に繋ぎます。乗船客は、珊瑚の浜辺に上陸すると、小さな珊瑚を踏んで壊してしまいます。

ホワイトリカーに漬けたサクランボ

環境保護のために、市の職員が同行して、観光客に自然保護を訴えますが、事前の知識がなければ、ただ珍しいだけで、年に一度の珊瑚礁をふみつぶしてしまうことになります。今から振り返ってみると、あんな自然破壊のツアーは、行くべきでなかったと後悔の気持ちで一杯です。こんな思いを新聞を見ながら、思い出しました。今日の新聞のトップニュースは、長崎市長が市長選挙の途中で撃たれたことです。大変なことです。

梅干

部屋で過ごしているうちに、雨が上がったので、上間明子さんのお家に寄ってみました。明子さんは、今、自宅の庭のサクランボがたくさん実っているので、このサクランボをホワイトリカーで漬けています

ヤンバルの方に向かいます

。それを見せてもらいました。美味しそうです。サクランボが一杯入っていました。次に頂いたのは、和歌山の梅を、らっきょうを漬けた酢で漬けた、甘味があるけれど、とても酸っぱい梅干でした。

ヤンバルの方に向かいます

つい、「ご飯があったら」と顔に出てしまったのか、上間明子さんは、ご飯を勧めて下さったので、遠慮なく、ご飯を梅干と一緒に頂きました。

ふっくらとした梅干で、美味しかったです。漬け方を習ったので、神戸で、この沖縄流の梅干を作ってみたいと思います。この後、ヤンバルの方に行ってみることにしました。58号線を北に上がって行きます。

海を見ると、今日は、向こうの島に歩いて渡ることが出来そうなほどの、大きな潮の引き方です。以前、上陸したものの、追放されたナップ島まで、歩いて行けそうです。

名護の方に近づいてきました

さらに、58号線を北上しています。この辺りには、海水浴場や、公園や、ホテルがあります。ずーっと国道58号線が続いています。

名護の方に近づいてきました

ビーチは、今日は、昨夜からの大雨のため、赤土が海に出ています。車は、だんだんと名護の方に近づいてきました。そろそろ昼食時間です。今日は、お昼ご飯は、名護市中山にある、「大家」(うふやー)さんで頂くことにしました。

 

2007年4月18日(水)

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