愛犬りんりんが緊急入院しました。点滴、レントゲン、採血の処置と検査がありました。

愛犬りんりんが緊急入院しました。点滴、レントゲン、採血の処置と検査を受けました。

愛犬りんりんが寝込んでしまいました

家に帰ると、先に帰宅した奥さんは、心配そうな顔をしています。

どうしたのでしょう?そういえば、いつもは飛んでやってくるりんりんが来ません。

どうしたのか見てみると、床の座布団の上でぐったりしていました。

家に帰ると、りんりんがぐったりしていました

話し掛けても動こうとしません。

「食べるものなら反応するだろう」と思って、おやつを出してみても、動こうとしません。

奥さんの話では、1時間ほど前に帰宅したときには、もうりんりんがぐったりしていたそうです。

とてもしんどそうにぐったりしているので、松葉博雄は奥さんと相談して、「どうしようか」と迷います。

家に帰ると、りんりんがぐったりしていました

りんりんが、容態を悪くするようなことは考えられないので、ひょっとすると、とんでもないことが起きているかもしれません。

知り合いの獣医の先生に電話して、相談してみることにしました。

と言っても、りんりんから、容態を聞く訳にはいかないので、今起きている状況を伝えるだけです。

ひょっとすると、手足が骨折して、立てないのかもしれません。

もし、骨折だったら、大変なことです。骨折だったら、外見上は変わったこともないし、立てないのも納得できます。

獣医の先生には電話が繋がりませんでした。

そうなると、素人判断で様子を見るか病院に連れて行くか、どちらかです。

以前りんりんがガンの疑いが起き、手術を受けた病院に行くことにしました。

家に帰ってすぐのことなので、まだ松葉博雄はビールを飲んでいません。

愛犬リンリン かかりつけの動物病院で受診

今だと車の運転はできるので、奥さんは、タオルにりんりんを包んで胸に抱き、松葉博雄は車の運転をして、急遽りんりんを病院へ連れて行くことにしました。

病院に着いても、ぐったりするりんりん

家の近くの「リバティ神戸動物病院」で診てもらうことにしました。

病院に着いても、ぐったりするりんりん

病院に着くと、診察台に上がり、すぐに先生に診察してもらいました。

病院の壁には、たくさんの種類の犬のポスターがあります

とても清潔感のある病院で、壁にはたくさんの犬の種類が描かれたポスターもありました。

病院の壁には、たくさんの種類の犬のポスターがあります

診察は触診 レントゲン検査

まず、先生は、目を調べ、口を開けて口の様子を調べます。

お腹を触って、腹部も触診しています。

りんりんは、しょんぼりして、嫌がる様子もありません。

とても清潔感のある病院

りんりんが、「ここが痛い、あそこが痛い」と言ってくれれば、どこが悪いのかを調べられるのですが、りんりんは、しょんぼりしているだけで、何も言いません。

思い当たることが、1つあります。

それは、りんりんが、家族の留守中に、何かを食べたか、飲んだか、口に入れたかです。

これだと、胃洗浄になります。

とても清潔感のある病院

獣医の先生は、体重を量り、体温を計測しました。

体重は6.5キロ、体温は39度1分で、特に異常はありません。

いよいよ、レントゲンで内部を調べることになります。

奥の部屋のレントゲン室にりんりんを抱いて先生は、部屋を移動しました。

松葉博雄と奥さんは、ただただ無事を祈るだけで、何も出来ません。

いったい、りんりんの体には、何が起きたのでしょうか?

血管確保

レントゲンを撮った後は、血管確保と言って、電気髭剃り機を持ってきて、りんりんの左手の腕の前の部分を除毛し、血管が見える状態まで皮膚の除毛をしました。

除毛が出来ると、アルコールで何度も腕を消毒し、点滴をするための血管を確保しました。

テープをグルグルっと何度も巻き、注射針が抜けないように、固めていきます。

りんりんは、助手の方に口を上向きに上げられ、体重をかけて、りんりんが抵抗できないように抑え込みます。

注射をされる、りんりん

りんりんには、抵抗する気持ちはまったくありません。

むしろ、先ほどから始まった、治療や検査の前に体が震えて、少しずつ前途の不安を感じているようです。

耳を澄ませば、「ボク、もうダメみたい」と言っているように聞こえます。

注射をされる、りんりん

りんりんを励ますために、声を掛け、りんりんの体に触れて、体温を伝えます。

こういうときには、家族の温かい思いやりが必要です。

オーナーのお姉ちゃんには、電話で連絡済です。

病院の勤務のため、すぐ抜け出すことができません。

それまでに、りんりんの容態に急変することがあれば、どのように話を伝えようかと、奥さんはハラハラしています。

採血開始

血管確保ができると、採血が始まりました。

採血は、すぐに自動分析器に掛けられ、現在の体の状況を血液の中から探り出して、数値になって出てきます。

レントゲンを診察台のパソコン画面から先生の手で画像にされ、りんりんの体をレントゲンを通して、先生が見ています。

血が出ても、りんりんは男の子なので、ぐっと我慢です

目の前には、生々しいりんりんの骨格が、黒い画面に白く、まるで、骨だけの犬のように描き出されています。

注射針を刺すときは、動かないように、看護師さんが抑えてくれています。

りんりんは痛いのを我慢しています。

血が出ても、りんりんは男の子なので、ぐっと我慢です

注射をすれば、当然、血が出てきます。

少し血が出てしまいましたが、りんりんは男の子なので、ぐっと我慢しています。というより、もう動けないのです。

点滴開始

レントゲンの診察と合わせて、血管確保の次のステップとして、点滴が始まりました。

点滴となると、5分10分では終りません。

ゆっくり、ポツポツと、点滴液が落ちていくので、2時間ぐらいは掛かりそうです。

その間、りんりんは、じっと我慢をしないといけません。

怖さと不安でいっぱいのりんりん

松葉博雄と奥さんは、「りんりんの容態に何かあったら…」という心配をしていますが、当のりんりんは、怖くて怖くて、注射はされるし、針は抜いてくれないし、「この先どんなになることやら…」と、心配しています。

怖さと不安でいっぱいのりんりん

注射を拒否するワンちゃんもいるそうです

先生に尋ねてみました。

「ワンちゃんに、注射をするときは、抵抗するワンちゃんもいるのですか?」と尋ねたところ、

「いますよ。注射をさせない犬もいますよ、りんちゃんは、お利口ですよ。ねぇ、りんちゃん。」

と言って、りんちゃんの頭を撫でてくれました。

点滴中に励まされる、りんりん

この先生の一言で、松葉博雄と奥さんは、ほっとしました。

こんなにりんりんがいい子だなんて、知りませんでした。

怖がっていることは、体が震えて分かっていますが、抵抗しないで、じっと我慢しているのは、偉いと思います。

壁の高いところに袋に入った点滴液を吊るして、りんりんに栄養とお薬が入っていくようにしています。

「もう少しだからね」と励まされると、「うん…」と言っているようです。

点滴中に励まされる、りんりん

点滴をしている間に、先ほど撮ったお腹のレントゲン写真を診てもらいました。

りんりんは、「先生、ボク、大丈夫?」と、どこが悪いのか心配そうにしています。

オーナーのおねえちゃんは、今、大学院で研究をしています。

医学の研究は、一人だけでなく、チームで共同して、夜遅くまで、研究活動が続いているため、自由に研究室からりんりんのところに駆けつけることができません。

点滴が少しずつ効いてきた、りんりん

しかし、りんりんの容態は心配です。

そこで、9時頃、緊急事態ということで、同僚に役割を代わってもらい、駆けつけてきました。

これまで、不安だったりんりんの表情に、明るさが出てきました。

おねえちゃんが、目の前にやってきて、体に触れてくれたので、元気になったみたいです。

もちろん、点滴が少しずつ効いていることもあります。

点滴が少しずつ効いてきた、りんりん

診断結果 りんりんちゃんは、便秘ですね

最近のレントゲンは、フィルムをフォルダに掛けるのではなくて、パソコンの画面で見ることができます。

りんりんのお腹の様子を見た先生のお話では、「りんりんちゃんは、便秘ですね」ということです。

そんなことはないはずです。

毎朝、ちゃんと散歩中に済ませています。

りんりは、便秘状態?

ところが、りんりんのお腹のレントゲン撮影では、15センチほど便秘の状態になっています。

おかしいですね?

りんりは、便秘状態?

りんりんは緊急入院

検査の結果、りんりんは緊急入院をすることになりました。

このまま帰っても容態変化がありえるので、このまま点滴が完了するまで、ここにいた方が良いのです。

同意書を書いて、動物病院に入院

しかし、もう夜の9時を過ぎています。

このままずっと、病院にいるわけにはいきませんので、りんりんのためにも、点滴を続け、容態を観察することに同意しました。

入院の書類を書き、手続きをして、りんりんを病院に残して帰ることになりました。

りんりんは、とても寂しそうな顔をしていましたが、「ボク、寂しいけど、がんばるね」と言っているようでした。

帰るときに、今日の緊急受け入れの清算をします。

さて、ここまでの段階で、りんりんの治療費はいくらかかったと思いますか?

りんりんの緊急入院が決まり、りんりんをリバティー神戸動物病院に預けて帰ることになります。

同意書にサインをして、入院させていただきます。

りんりん入院同意書

もし、りんりんの容態に急変があっても、同意書では、仕方がないことになっています。

りんりん 急な容態変化 原因が判明

りんりんの、急な容態変化の原因が、分かりました。

家族の留守中に、りんりんは、ハワイ土産のマカデミアンナッツの強い、誘惑的な匂いを嗅ぎつけ、マカデミアンナッツの缶を見つけました。なんという美味しそうな匂いなのか、感動と誘惑にかられたりんりんは、この缶かんから染み出てくる、マカデミアンナッツを食べたくなりました。

缶の中には、およそ半分ぐらいのマカデミアンナッツが残っていました。

りんりんは、棚からマカデミアンナッツの缶を持ち出し、咥えて落ち着いた場所に移動し、しっかりと閉められた蓋を、時間を掛けてこじ開けています。

りんりんがこじ開けた、マカデミアンナッツの缶

マカデミアンナッツの缶を盗み食い

りんりんの体重は6.5キロですから、65キロの人から比較すると、10分の1です。

65キロの大人の人が、マカデミアンナッツを、缶の半分食べたとすれば、気分が悪いほどお腹が張ります。

りんりんにとっては、10倍の効果があるので、マカデミアンナッツの半分を食べたことは、5缶を全部、自分で食べ切ったことになります。

これは、時間が経つと、お腹の中で発酵を始め、少しずつお腹が膨らんできて、人間だったら、満腹感よりも、食べ過ぎ感のため、気分が悪くなる状態です。

りんりんがこじ開けた、マカデミアンナッツの缶

それにしても、よくマカデミアンナッツの大きな粒を缶の半分も一気に食べたものです。

猫は区分けして食べる、犬は満腹まで食べる

猫を飼育している人は、言います。

「猫の餌は、区分けして置いておくと、ちゃんと時間経過を考えて食べるよ。」だそうです。

ところが、狼を祖先とするワンちゃんは、「今」が大事なのです。

食べ切れるまで食べて、急いでお腹の中に入れないと、心配のようです。

このため、りんりんは、後先も考えず、マカデミアンナッツをお腹一杯食べてしまい、立てない状態になってしまいました。

立てない状態は、足を折ったのかと誤解してしまいました。

レントゲンで見ても、骨は大丈夫でした。

便秘の状態は、りんりんの胃から腸にかけて、マカデミアンナッツがぎゅうぎゅう詰めに入っていたようです。

しかも少しずつ発酵して、膨らんできて、りんりんの気分が朦朧とし、立てない状況だったようです。

これは、点滴をしていなければ、膵炎の心配もあります。

マカデミアンナッツは、喉に詰まると、呼吸困難になったかもしれません。

まぁ、食べすぎで済んだのであれば、一晩点滴で、治れば、「りんりんらしい笑い話」と言うことになります。

りんりんの緊急入院の治療費

さて、皆さんにお尋ねしました、今夜のりんりんの緊急入院の治療費についてです。

リバティ神戸動物病院の受付で頂いた診療明細書には、いろいろな処置が加わり、合計27.510円となりました。

一人住まいの、若い人が、寂しさを癒やすためにペットを飼っている話は、よく聞きます。

しかし、ペットを飼うことが、緊急事態も起きることがあり、さらに、高額な診療請求の支払いもあります。

ここまで、深く考えると、ペットは、安易に飼うことは、責任が重大なことを改めて認識させられます。

りんりんの、引き取りは、1泊した後、様子を見て、明日の夕方から夜になります。

それまで、りんりんは、知らないお家で、不安な時間を過ごすことになると思います。

次は、りんりんの引取りの様子をお知らせします。

007年1月30日(火)

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