大晦日の沖縄でお正月の準備 第82回沖縄訪問(3)

恩納村前兼久の集落に咲く花|冨着信和さんの船の大掃除|「恩納の道の駅」でお買い物|恩納村前兼久のお正月の準備
【沖縄県恩納村前兼久の年末・お正月の過ごし方 その3】

今日は、一年の最後の大晦日です。借金があったら、大変です。貸している人は、追い掛けてきます。借りている人は、返せないと、逃げ隠れしないといけない日です。

大晦日の恩納村前兼久

追い掛けられていない松葉博雄は、昨夜は、よくぐっすり眠れたので、気分がいいです。途中、目が覚めることもなく、よく眠れました。

東シナ海の海は、どんよりとしたお天気です

朝、食事のために、どこに行くのも面倒なので、ホテルの部屋でラーメンを作って、軽く食べて、これを朝食としました。

東シナ海の海は、どんよりとしたお天気です

東シナ海の海を見れば、どんよりとしたお天気で、雨は降らないものの、陽は照っていなくて、紫外線が少ない、外出しやすいお天気です。

恩納村前兼久の集落の花

朝食の後は、「今晩の買い物に行こう」ということで、買い物に行くことにしました。

恩納村前兼久の集落の花

今日もお世話になった方に、お歳暮を配ることにしました。冨着信和会長のお家に行きました。冨着信和さんは不在でしたので、玄関のところに置いてきました。

恩納村前兼久の集落の花

まだ、恩納村前兼久の集落を歩いたことがない読者の皆さんのために、松葉博雄は、前兼久の集落の、よくある普通のお家の玄関周りを、お花を中心に、写真に撮ってみました。

12月でも、美しい花が咲いています

集落の道幅は、車がやっと通れるほどの狭い路地や、車も通れないほどのもっと狭い路地があります。家と家の間には、お庭があり、お庭の植木には、花が咲いている植物が12月にも、美しい花を咲かせています。

12月でも、美しい花が咲いています

前兼久の地域では、一歩集落に入ると、地域の人たちは、顔馴染みなので、あまり戸締りをしっかりとはしていません。戸締りの心配がないほど、安全な地域だということが分かります。路地を歩けば、お家の障子は開いていて、家の様子も見えます。しかし、様子を見ようとして、じっと中の様子を伺うような人はいません。

冨着信和さんの船

前兼久の路地を通って、朝日会へ行ってみると、先ほど訪ねて不在だった、冨着信和さんが、船を海から揚げて、1年に何回かの船のメンテナンスをしています。船を持つことは、大変なことだと分かりました。海につけていると、海苔やフジツボのような貝類が付着し、船のスピードが落ちます。

ダイビングに出かける船

ペンキを塗り替えなければ、船体の金具が錆びて、腐食することになります。電気工具を使って、錆び落としをして、ペンキを塗り替えています。

冨着信和さんの船

12月だと言うのに、今からダイビングに行く船が、これから岸を離れようとしています。

船のメンテナンスをする、冨着信和さん

冨着信和さんから、船のメンテナンスの複雑な作業の話しを聞いて、ちょっと乗せてもらうのは楽だけど、船を維持することは大変だなぁと思いました。

船のメンテナンスをする、冨着信和さん

朝日会に行くと、今朝の琉球新報が置いてありました。沖縄に来ると、新聞を見ないし、パソコンも見ないし、テレビも見ないので、ニュースに疎くなっています。今日の琉球新報のトップニュースは、フセイン元大統領の死刑執行が、判決確定からわずか4日で執行されたことが、報道されています。この背後には、イラクとアメリカの両政府の考えが深く関わっていることと、新聞を読みながら思いました。

朝日会では、金城正則さんが、昨日のお料理の後片付けをしていました。洗い物は、大変なことです。皆さんの料理の後を片付けるのは、大変なことです。何人かの人がいましたが、黙々と後片付けをしているのは、金城正則さんだけでした。

松葉博雄も、「何かお手伝いしないといけない」と思って、少しだけ、役に立たないけれど、気持ちだけ洗い物を手伝いました。金城正則さんから、嬉しい提案がありました。「お昼から、船に乗って海に出ましょう」という提案です。大賛成です。松葉博雄も連れて行ってください。午後の展望が開けました。ウエットスーツを着て、恩納村の海で、貝を採りに行くことになりました。

食材の買出しに出かけました

それまで、少し時間があったので、奥さんと一緒に、食材の買い物に行くことにしました。

ニガウリ

「恩納の道の駅」に行って、朝ご飯を食べることにしました。朝ご飯は、マグロの寿司と魚汁を買いました。「恩納の道の駅」のお弁当は、安いのです。

「恩納の道の駅」のお弁当は安いです

マグロの握りが8貫と、魚汁が、今朝の朝食となります。この「恩納の道の駅」で魚汁を飲んで、体が温まりました。この後は、石川のマックスバリューか、あるいはスーパーに行って、今晩の食事の準備をすることにします。

「恩納の道の駅」のお弁当は安いです

最近の恩納村に来る旅行客は、ネットなどの情報を事前に知っています。明らかに旅行者と思われる、レンタカーに乗った人たちが、この「恩納の道の駅」で、外のベンチで食事をしている人たちを多く見ます。

「恩納の道の駅」のベンチ

旅行が上手になったのでしょうね。何もホテルの高いレストランや、観光客相手のお食事処へ行かなくても、地元の人たちが利用するお店で、沖縄の食事を楽しんでいます。

魚汁

石川のスーパーにやってきました。年末の買出しで、大変たくさんの人が来ています。お正月を控えて、料理の準備をしています。黒豆も売っているようです。

わずかな量で、378円です。沖縄は豆腐料理が盛んなので、豆腐が大きくて安いです。

今晩の猪鍋のための食材をスーパーで買いました。買い物が終ると、金城正則さんのお家に行って、今夜の食材を届けておきました。

ちょうど松田薫さんが来ていて、松田薫さんが金城さんのお家の門松を立てていました。「よそのお家の門松のお世話ができるのは、松田薫さんは、親切ですね」というお話しをすると、「1軒するのも、何軒するのも一緒ですから」ということでした。これから、車に積んだ松を持って行き、他のお家も門松を立てるそうです。この辺が、地域の共同体の素晴らしいところです。

これから、金城正則さんと片山さんと、兵庫県山崎町から来た青年と松葉博雄の4人で、船に乗って、海に出るので、「それでは、ウエットスーツを取って来ます」と言って、ホテルに戻り、1時過ぎに朝日会の前に集まりました。

冨着信常さんが、もずく栽培用に使っている船に乗って、これから海に出ます。

2006年12月31日(金)

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