うどんを考える うどん屋を始めるなら、うどんの学校に行くと、ノウハウを教えてくれます。学校は大和製作所と、さぬき麺機にうどんの学校が併設されています。

淡路島一宮のうどん工房淡屋オーナーは、大和製麺所のうどんの学校で、研修を受けています。

うどんの人気店 淡路市一宮 うどん工房淡屋

淡路島の一宮にある「うどん工房淡屋」に来ています。

何度か来ていますが、良く流行っている店です。

うどん工房淡屋のオーナーは、藤井さんです。

お店はいつも行列が出来ているほどの人気です。

そこで、うどん工房淡屋の成功要因について、考えてみました。

初心者にはうどんの学校があります

一般に関西でうどん屋を開業しようとすれば、うどんの学校に入学して、お店の運営について学びます。

有名なところでは、大和製作所(藤井薫社長)の大和麺学校と、さぬき麺機株式会社(岡原雄二社長)のさぬきうどん学校の二つがあります。

どちらも、製麺機を作っている会社が開いている学校です。

製麺機で作る麺は、ラーメン、そば、うどん、パスタの4種類の麺を機械で作ります。

大和製作所のうどんの学校は、6日間研修で、授業料は16万5千円です。

製麺機は、スーパー真打ちでは、一時間に250~300食作れます。

淡屋のオーナーは、大和製麺所のうどんの学校で修業をして、独立しています。

さぬき麺のうどんの学校では、5日間の研修で、6万円です。

うどんに天ぷら おでんを加えて付加価値をつける

ラーメンに比べると、うどんの単価は低くて、うどんだけでは収益が伸びません。

そこで、トッピングを増やす事で、付加価値を上げることになります。

トッピングの代表は、各種天ぷらです。

おでんも付加価値が高い食材です。

さらに、地元産の魚を使った機械で作るにぎり寿司も、うどんとの抱き合わせで高収益に繋がります。

うどん屋さんの存続競争は厳しい

しかし、そうはいっても競争は激しく、年間3000軒の新しいうどん屋が生まれ、その裏で、年間3000軒のうどん屋が閉店しているそうです。

こうなると一番有利なのは、製麺機を売る機械の会社です。

仕組みが少し分かってくると、自分ならどこを改善するか、と考えると、新しい考えが浮かんできます。

製麺機があれば、うどん屋、ラーメン屋、蕎麦屋の同時経営が可能

製麺機があれば、うどん屋、ラーメン屋、蕎麦屋がひとつの機械で出来るのです。

店を三つに区切って、入り口は別々の、うどん屋、ラーメン屋、蕎麦屋にして、奥の厨房は一つにすれば、三軒のお店を同時に運営する事が出来ます。

家賃は売り上げの3日分以内で

この場合、店の広さと、駐車場の広さが問題になります。

一般に、飲食店の家賃の採算点は、売上げ3日分と言われています。

仮に一日の売上げは、10万円なら、家賃は30万円以内に抑えないと、採算が取れません。

今日のうどん工房淡屋で頂いたのは、私は肉うどんで、奧さんはカレーうどんです。

この二つを比べると、格段に採算が良いのは、肉うどんです。

うどんを食べながら、もし自分が若いときなら一緒にうどん屋をやるかどうかと相談してみると、奧さんは、売る方より食べる方が良いわと、あまり興味がないようで、話に乗ってくれませんでした。

「うどん工房淡家」にお店に入ってみると

 

淡路市にある「うどん工房 淡家」です。

うどん工房淡家の評判は口コミで聞いたことがあるので、以前から行ってみたいと思っていました。

奥さんとドライブ中に偶然前を通りかかり、しかも、時間はお昼の12時です。

これならお昼ご飯に丁度良いと思い、うどん工房淡家の駐車場に車を止めて、お店の中に入っていきます。

うどん工房淡家ののれんには、「淡路をもっと元気に!!」と書かれています。

うどん工房淡家に入ってみると、中にはすでに行列が出来ていました。

 

お店の入り口には、うどんを作る製麺機が活躍していて、

横に詰んでいるうどん粉を機械に入れると、うどん粉がうどんになって出てきています。

うどん工房淡家のこだわりは、淡路産の食材を使っていることだそうです。

しかし、うどんの出汁の味は淡路産ではすみません。

遠く北海道の礼文島から取り寄せた昆布を使っていることがわかります。

もう一つの出汁の味は、削り節です。

削り節は、株式会社徳島屋のカツオ節です。

うどんを注文するまで、行列は続きます。

行列で待っている間に、お店の厨房は、外から見えるようにしています。

中で働いている人はお客様から見られているので、しっかりとした仕事をするように仕組みができています。

淡路産の郷土料理は、ベラの身をほぐした、「こけら(べら)寿司」です。

2貫で250円です。

先ほど入り口で見た製麺機から、切られたうどんの完成品が出来てきました。

出来た麺は、これからすぐに茹で上げられます。

うどんは煮えたぎった釜の中にまとめて入れられ、タイマーで茹で上がり時間を管理しています。

厨房で働いている人はわずか6人でしたが、スタッフは無駄のない動きをしています。

どこのうどん粉を使っているのか見てみると、日清製粉のうどん粉です。これなら一流品です。

行列がだんだん進んで、私と奥さんが注文を受ける女性のスタッフの前に進むと、

まず何を注文するかと聞かれ、同時にサイズを聞かれます。

うどんのサイズは、小・並・大の3つです。

私は、肉うどんに油揚げを入れてもらい、小サイズにしました。

奥さんは、ますに盛られる、釜揚げうどんの小です。

トッピングの具材にも選択肢があって、人気があるのは天ぷらでした。

同時に、おでんを買う人もたくさんいます。

天ぷらは目の前で揚げているので、アツアツです。

トレイに入れて注文したうどんが揃うと、トレイを持って席探しです。

淡路島には、春になるとサワラが獲れて、その鰆を火で炙ったタタキをお寿司にして売っています。

これも淡路の特産品なので、注文しました。

今月、香川の松原うどんを食べに行きましたが、うどん工房淡家の肉きつねうどんと食べ比べです。

一連の作業の状態を見ていると、うどん工房淡家は、トリドールの経営する丸亀製麺と事業システムがそっくりです。

丸亀製麺の成長の勢いは、止まりません。

ドライブ中でも、各地にお店を出してるのをよく見かけます。

以前に、香川の山越うどんを研究したことがあります。その時に書いた記事を読み直すと、うどん屋さんの全国チェーンが広がることを予見していました。

丸亀製麺は、トリドールの経営する店です。

うどんの全国チェーン店は、うどん屋さんが展開すると予想していましたので、焼鳥屋さんがうどんの全国チェーン店を展開するのは意外でした。

 

さんプラザビルの地階にもある丸亀製麺

私の利用するのは、さんプラザビルの地階にある丸亀製麺です。

入り口には、うどん粉が山積みされています。

お店で使ううどんは、その店舗で製麺しているようです。

名古屋の味噌煮込みうどんで有名な、煮込みうどん山本屋は、うどんの生地を足で踏んで、その後一晩寝かせて生地を整えるそうです。

一方、丸亀製麺は機械でこねて、布地のようになったうどん生地を機械で裁断しています。

裁断後すぐに釜ゆでにして、一定の時間をおいてから水で冷やし、1食分(お椀に八分目くらい)をお椀に入れていきます。

香川県、徳島県は、うどんが有名な県です。

香川県、徳島県民は、全国平均に比べて、うどんを食べる回数が多いようです。

その結果、香川県と徳島県は、糖尿病患者が全国平均より多いと言われています。

麺類の食べ過ぎは、糖尿病に繋がるようです。

きつねうどんと、肉を注文しました。

ねぎは、自由にトッピングできます。

すりごまが身体に良いと言うことなので、こしょうを入れる容器に入ったすりごまを、思いっきり沢山かけました。

ついでに、牛蒡と煮込んだお肉にもしっかりすりごまをかけました。

お肉は一旦消えたメニューでしたが、また復活して、復活記念に今は20%増量だそうです。

肉うどんにしようと思ってうどんの上に全部載せようと考えてみましたが、

増量のお肉はとても多く、分けて入れないとどんぶりの中には収まりません。

丸亀製麺のこだわり

一、厳選した小麦粉と塩と水だけから成す生麺のうまさ

一、じっくり熟成させた生地のこしの強さ

一、直前打ち立ての麺の新鮮さ

一、ゆでたて麺の、のどごしのよさ

の四つだそうです。

さんプラザビル地階に丸亀製麺が出店して、近隣のうどん屋さんはかなり影響を受けています。

それぞれのうどん屋さんは、何らかの対抗策を考えて競争に生き残ろうとしています。

肉うどんで うどん工房淡家と丸亀製麺の味比べ

 

うどん工房淡家も丸亀製麺も、お客様の見えるところで、うどん粉からうどんの完成品が出来上がります。

肝心の味はどうでしょうか。

好きな肉うどんで味比べをしました。

うどん工房淡家の、味と早さと値段は、トリドールの丸亀製麺に劣ることはありませんでした。

なかなか美味しいうどんを頂くことができました。大満足です。

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