ホテルモントレ沖縄は、ビーチに出入りする通路を囲い、国定公園の岩を削って、海水を汲み上げています。

消費者金融アコムの子会社 ホテルモントレ沖縄は、タイガービーチを囲って、地元の人達は自由なビーチへの出入りが難しくなっています。 第163回沖縄訪問(8)

前兼久の自然ビーチに、広い畳を敷いたような岩場があります。

ここでは、熱帯魚が比較的浅い場所で見られる、シュノーケリングのポイントです。

浜辺は、前兼久地区の人達が、昔から使っていた浜辺です。

恩納村前兼久地区は、国定公園に指定されている、沖縄の西海岸地区です。

この国定公園の海底を、許可無く削り取り、パイプを埋める行為は禁止行為です。

前兼久の浜辺で遊んでいると、海底にパイプを埋めている場所を見つけました。

このパイプは、どこに繋がっているのか、興味深く、その先を追ってみました。

パイプは、岩場を削り、セメントで固定し、その先は浜辺に繋がっています。

浜辺のその先は、アダンの茂みに入っています。

益々怪しく、どこに繋がっているのか追いかけてみます。

配管は、かなりしっかりと固定されていて、海岸から更に私有地に伸びています。

このパイプの行方は、どこでしょうか?

辿っていけば、ホテルモントレ沖縄の敷地に繋がっています。

ホテルモントレの敷地は、鉄格子で覆われ、海岸線からは入ることも、海岸線に出ることもできません。

鉄格子のすぐそばには、結婚式を挙げるためのチャペルが見えます。

このチャペルは、工事中に見た事があります。

ここで、ホテルモントレが、このパイプラインをどこに繋いでいるかはもう外からは分かりません。

このパイプラインは、きっと、海水をホテルモントレに汲み入れる為のパイプではないかと思います。

ホテルモントレは、親会社は上場企業である、消費者金融のアコムです。

海岸線からホテルモントレに入る事は、厳重な鉄格子があるので、無理のようです。

問題点があります。海岸は、地域の人達のもので、私有地だからと言って、海岸に出入りする通路を囲ったり、料金を徴収することは、沖縄県の条例で禁止されています。

沖縄県における問題と対応

海岸の私企業による囲い込みや不法占拠が問題となった沖縄県では、「海浜を自由に使用するための条例」及び同施行規則が1991年4月1日に施行された。

沖縄県「海浜を自由に使用するための条例施行規則」

第2条 条例第6条に規定する事業者等が配慮すべき事項は、次の各号に掲げるとおりとする。
(1) 公衆が海浜へ自由に立ち入ることができるよう適切な進入方法を確保すること。
(2) 公衆の海浜利用又は海浜への立入りの対価として料金を徴収しないこと。

ホテルモントレの入り口は厳重で、ホテルの宿泊客や、利用客以外の人が、ホテルモントレが囲っている、タイガービーチに、自由に出入りすることは難しいようです。

ハワイのワイキキビーチでは、ホテルが海岸に並んでいますが、各ホテルが、ホテルの前のビーチを囲ったりはしていません。

観光客は、ワイキキビーチを自由に散歩したり、浜辺で泳いだりすることができます。

ワイキキビーチのように、浜辺を自由に解放する方が、ホテルの賑わいにも繋がり、地域の人たちにも愛され、孤立しないのではないかと思います。

タイガービーチの浜辺は、以前は私も、自由に散歩したり、泳いだりしていました。

それが今では、ホテルモントレ沖縄によって囲い込まれてしまっています。

海岸の岩を削り、コンクリートでパイプラインを固定して、そこから海水を汲み上げて、ホテルモントレの敷地内に繋ぐことは、国定公園の規則にも違反していないでしょうか?

海域公園地区

1) 工作物の新築等
2) 鉱物や土石の採取
3) 広告物の設置等
4) 指定動植物の捕獲等
5) 海面の埋立等
6) 海底の形状変更
7) 物の係留
8) 汚水の排出等
9) 指定区域内及び指定期間内における動力船の使用

恩納村の地域の人達は、角が立つので、争いを避けて、海岸線を囲われても、黙っています。

子どもの頃から、ここで泳いでいた人達は、以前のようには利用出来ないようになり、気の毒な限りです。

 



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