『梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波』と言われる、梅の名所の岡本公園に行ってきました。

『梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波』と言われる、梅の名所の岡本梅林公園に行ってきました。岡本公園の梅まつりは、2月下旬の日曜日に行われます。先着1000名に甘酒がふるまわれます。

『梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波』と言われる、梅の名所の岡本

春の霞に誘われて、

着いたところは岡本公園梅林です。

岡本公園梅林は、

古く江戸時代から摂津岡本の梅林として、

たくさんの梅見の方が来られていたようです。

昔から『梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の國、栗丹波』

と言われています。

「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波」――。

江戸期にそう謡われたほど、

岡本一帯はかつて梅の名所として知られていました。

しかし、1938年の阪神大水害で梅林の大半を喪失しました。

45年の神戸大空襲や戦後の

宅地化で街並みは大きく変わっていったのです。

今日も日曜日でお天気が良いこともあって、

押すな押すなの大盛況です。

梅の名所の岡本公園

 岡本公園は82年に開園しました。

消えゆく景色を取り戻そうと、

地元の有志らも植樹など普及活動に取り組んだ結果、

現在約40品種200本の梅の木が植えられています。

岡本公園の入口の前には露店が出ていて、

あんみつやぜんざいがあったり、

フリーマーケットを行っていました。

ここにも沢山の人だかりがあり、

子供服中心のフリーマーケットは大賑わいです。

梅の名所の岡本梅林公園 梅まつり

梅まつりの案内では、

先着1000名様に甘酒を振る舞いますと案内がありましたが、

私と奥さんが着いた時にはお昼を回っていて、

1000人はとっくに越えていたようで、

期待していた甘酒はサービス終了でした。

岡本公園の敷地は斜面になっているので、

細い道を梅を見ながら

少しずつ上のほうに上がっていきます。

道幅は狭くて、下ってくる人とすれ違ったり、

梅に見とれて写真を撮っている人とぶつかったりで

本当にお祭りのような賑わいです。

ところどころに売店があって、

飲み物や食べ物を販売しています。

花より団子とはよく言ったもので、

腰を下ろして食べたり飲んだりしている方は、

なかなかベンチの席をゆずってくれません。

岡本公園の高いところにのぼると、

眼下には大阪湾が一望に見えます。

手前には、甲南大学の校舎が何棟もあります。

梅の花を見ていると、どれも同じように見えても、

一つ一つに名前が書かれています。

一見して、やはり綺麗だなぁと思えるのは紅梅です。

梅の名所の岡本梅林公園にメジロが花を添えて

梅の木の周りに人だかりができていて、

行ってみると梅にメジロが止まっていて、

梅の花の蜜を吸っていました。

このメジロは、人が近づいて写真を撮っていても、

驚くこともないようで、

みんなの注目をあびていることを楽しんでいるように見えます。

大した度胸です。

梅の花にも酔いましたが、人にも酔ったような気持ちになって、

そろそろ岡本公園を下山して、

歩いて阪急岡本の方向に行ってみます。

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2017年2月26日(日)