恩納村冨着の冨着勝弘さんから、乾燥アーサーが届きました。

恩納村のふるさと納税の返礼に、長浜義巳村長から恩納村のおんなの駅で販売されている、農産物が届きました。

2月のある日、沖縄から二つの宅配便が届きました。

一つは、恩納村前兼久の朝日会で親しくして頂いている、冨着勝弘さんからの乾燥アーサーです。

アーサーは、春になると水のきれいな海岸で、岩に生えたアーサーの芽をつんで、食用にします。

磯部で摘んだアーサーは砂が混じっているので、丁寧な水洗いをしないと、砂をかんで歯が欠ける心配もあります。

以前に、読谷の浜辺で片山正喜と、アーサーの芽を摘んだことがあります。

今回冨着勝弘さんから送って頂いた乾燥アーサーは、たぶん養殖なので、砂が混じっていることはありません。

アーサーは、干しているとわずかのように見えますが、これを水につけて戻すと、びっくりするほどの量に膨らんできます。

汁物にして頂くときは、ほんのわずかに絞らないと、水に戻すと大変なことになります。

もう一つは、恩納村の長浜義巳村長からの宅配便です。

これは、恩納村にふるさと納税をしたことへのお礼の農産物でした。

観光客にも大変人気のあるおんなの駅から送られてきています。

おんなの駅には、この近くの畑で作られた農産物や、近くの海でとれた海産物や、もずくなどの加工品がたくさん販売されています。

ふるさと納税の返礼は、他品数少量の農産物でした。

その中身は、トマト、アテモヤ、玉ねぎ、カリフラワー、キュウリ、三度豆、島らっきょう、にんじんなどでした。

すぐ頂いたのは、完熟のトマトです。

小さなトマトですが、よく熟れて、糖度も高く、とてもおいしいトマトでした。

恩納村は、以前にはふるさと納税への返礼はありませんでしたが、全国各地でふるさと納税の返礼品の人気が高まるにつれて、恩納村でとれた農産物を返礼品として使うようになりました。

沖縄の弱みは、配送料です。

沖縄から内地に宅急便を送れば、千円以上かかります。

これでは、宅配料にお金がかかりすぎて、返礼品本体の充実は難しいようです。