恩納村前兼久漁港で、魚を仕入れて、近くで前兼久パヤオをつくれば、はやりそうです。

恩納村前兼久漁港の競りは、朝11時スタートです。入札には、仲買人の資格が要ります。 社長ブログ沖縄/沖縄の魚市場

恩納村前兼久には、前兼久漁港があります。

漁業組合員が近くの東シナ海で、網で獲ったり、潜って獲ったり、釣り上げた魚を前兼久漁港の魚市場に持ち寄って、競りにかけます。

漁業組合は、午前11時に、組合員から委託された魚を、卸売業者や料理店をメインとした仲買人が集まって競りが始まります。

10kgの魚が、競りに出されたとします。

事前に魚は計量され、扱い高は20%OFFされて、10kgの魚は8kgの魚として競売にかけられます。

2kgはどうなったかといえば、頭としっぽの、売り物にならない部分が、ルールとして2割分となっています。

漁業組合員には、A組合員とB組合員の区別があります。

そのボーダーラインとなるのは、年間の競りに出す魚の取扱高です。

買い手は、素人お断りで、仲買人の権利を持っている人だけが参加できます。

競りに参加する人たちは、値がつりあがるような入札態度には見えません。

お互いの暗黙の了解なのか、値を釣り上げるようなことは稀です。

20%OFFの重量で買った魚は、魚の小売店に並ぶと、量り売りの場合、頭としっぽの重さは買い手に請求されます。

ここが流通の不可解な部分です。

20%OFFの重さで落札しながら、消費者には100%の重さで販売します。

神戸や明石、淡路島で見る魚と、恩納村前兼久漁港で見る魚は、その種類は、色彩に現れてきます。

原色熱帯魚図鑑で見るような、鮮やかな魚の色をしています。

沖縄でいただく料理として魚を見ると、おいしいのはフグの種類である、ハリセンボンです。

ハリセンボンは逃げ足が遅いので、わりと簡単に捕獲できます。

ハリセンボンは、アバサー汁として、定食屋さんによく出てくる料理です。

大都市の漁業市場は、一般的には競りは朝早く行われるそうですが、前兼久漁港は、近隣の漁業組合のセリに比べると、一番遅い時間に集まっています。

これは、不利な面もあります。

買い物でいえば、あれこれ買い揃えた後、最後に寄る店で、力いっぱい商品を選ぶことはまれです。

つまり、仕入はほぼ終わった後で、最後に開く市場では、いいとこどりをされそうな立場にあります。

そんなことはわかっていながら、一番最後に競りの市場を開くのですから、それはそれなりに何らかの、深い読みがあるはずです。

前兼久では、ウツボのことを、ウナギと呼んでいます。

ウツボはとても獰猛な魚で、鋭い歯をもって、大きな魚でも蛇のように獲物を飲み込んでしまいます。

皮も身も固いので、料理をする時は圧力鍋で煮込まないとなかなか柔らかくなりません。

味噌煮込みをすると、ゼラチン質がとろけるように柔らかくなって、なかなかの珍味です。

海鮮料理屋さんで人気メニューになっているのが、ブダイの姿煮です。

ブダイは高級魚なので、刺身でも、煮込み料理でも、美味しい人気メニューです。

私が前兼久でお店を開くなら、漁業組合員の仲買の権利を買って、市場で安い値段の魚を仕入れて、すぐ隣の空き地で、観光客相手の魚料理屋を始めたら、きっとはやると思います。

そのモデルとなるのは、泡瀬のパヤオです。



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