安芸の松葉家のお墓は、竹藪に覆われてしまいました。

松葉家の祖先が、お墓に選んだ、見通しの良い、日当たりの良い高台は、竹藪に埋もれてしまっています。 片山正喜さんと広島へお墓参り(4) 社長ブログ三原市/広島ツアー/みはらし温泉

松葉家のお墓参りです。

松葉家の祖父や、母が亡くなってしまっているので、今のお墓より、もっと古いお墓の場所は聞いていません。

沖縄の友人の片山正喜さんが、一緒にお参りをしたいと言ってくれて、バケツに水をいれ、花を水につけて、山に登ってくれました。

松葉さんのところのお墓は、これだけですか?と尋ねられましたが、

ひょっとすると、もっと古い世代のお墓が、この近くに埋もれているかもしれません。

ご先祖様が、この場所にお墓を選んだときは、今のように竹藪ではありませんでした。

私の子供の時でも、この辺りは、松林でした。

それが、近隣から竹が飛んできたのか、地面を這って侵入してきたのか、山一体はぎっしりと竹藪になっています。

竹藪の竹を放置していると、人が歩けないほど、竹は生命力は強く、竹との戦いは、根気比べです。

毎年、竹を工務店に頼んで伐採してもらっていますが、切っても切っても新しい竹が生えてきます。

お墓が向いている方向は、日が沈む西の方向です。

この場所から、川や畑、田んぼなどの田園が見えていたのです。

墓守をするということは、やってみると大変な事だと分かります。

墓の下には、前方後円墳を造っています。

元々、山の裾から、川が流れる平地まで、松葉の屋敷でした。

それが、山陽本線が通るようになり、屋敷は鉄道によって真っ二つにされてしまいました。

これでは人が住めなくなり、この屋敷跡は長らく放置されていました。

今日もお墓参りが終わると、竹藪で沢山の蚊に刺されて、首筋や腕が痒くなっています。

神戸からここまで来るまでに何時間もかけていますが、お墓にいる滞在時間は、30分程度です。

近くに、たんぽぽという名前の広島焼きのお店があるので、ここで昼食です。

お母さんの世代から、今は息子さんに世代交代しています。

たんぽぽのお好み焼き、焼きそば、ちゃんぽんなどは、一枚のサイズがとても大きいので、片山正喜さんと、私と奧さんの大人3人で、2枚注文して分け合って食べても、まだ残るほどです。

広島焼きの特長は、キャベツを沢山使う事です。

キャベツの甘味を、お好み焼きで出すためには、キャベツを山盛りに乗せて、それを、コテを使って力をかけて押しつぶしていきます。

広島焼きの作業を見ていると、女性にとってはなかなかの重労働です。

男性にとっても、この真夏の盛りに、熱い鉄板に向かって、力をかけてキャベツを押さえ込むのは、汗をかくほどの大変な作業です。

2016年7月30日(土)