園芸療法に繋がるガーデニング/温室でガーデニング(5)

TV番組「主治医が見つかる診療所」で、園芸・ガーデニング健康法が紹介されました。 社長ブログ神戸/趣味/温室ガーデニング/園芸/ガーデニング療法

ガーデニング健康法というタイトルで、テレビ番組がありました。

草野仁さんのTV番組で「主治医が見つかる診療所」 です。(2016年7月26日(火)放送)

趣味の世界と思っていたガーデニングには、科学的に研究された、ガーデニング効果があるそうです。

その効果を紹介する番組では、ガーデニングをしているときに、かなりの運動量があるそうで、

運動することにより、いろいろな筋肉を使う事や、花や緑に触れる事で、精神的な安らぎも得られるそうです。

園芸療法という科学的な研究が始まり、日本園芸療法学会というアカデミックな学会もあります。

淡路には、兵庫県立淡路景観園芸学校があります。

園芸やガーデニングをすることによって免疫力を高める事や、生活習慣病の改善にも繋がるそうです。

園芸・ガーデニングの効果

効果的に、園芸・ガーデニングをするには、5つのポイントがあります。

①種から育てる

植物を種から育てることで、「芽が出た」「花が咲いた」と、愛情を感じる機会が多くなり、幸せホルモンと呼ばれうるオキシトシンが分泌され、その結果免疫力のアップにつながります。

種から育てる事により、自分が蒔いた種から芽が出て、成長が始まり、花を咲かせたり、実を付けたりする、そのプロセスを見る事で植物に愛着が湧くそうです。

②両手を使う

両手を使う事により、筋肉の退化を防ぎ、スポーツジムに通うほどの運動効果が生まれます。

握力が鍛えられ、認知症や脳卒中の予防に繋がります。

③作業は朝に行う

作業は朝に行う事は、太陽を浴びて、オキシトシンを体内に取り入れる事で免疫力が高まるそうです。

体内時計も働いて、太陽が沈んで暗くなると、眠たくなるという生活リズムが整います。

④いつでも見られる場所に置く

いつでも見られる場所に置く事によって、視覚的効果も得られます。

花の色や枝葉の色、植物からの匂い、成長過程などが心の癒しに繋がります。

その結果、ガーデニング健康法を楽しみながら長く続けられます。

⑤育てやすい植物から始める

育てやすい植物から始める事は、初心者の場合、種から結実までなるべく短期間に完結することです。

例えば、夏野菜のきゅうりなら、2ヶ月ほどで花が咲き、枝が伸び、実が収穫できます。

レタスや、サラダ菜なども、種を蒔いて水やりを続ければ、収獲が出来ます。

このような園芸、ガーデニングの効果は、老化予防にも繋がります。

ガーデニングは、なんとなくする、暇つぶしにする、趣味でする、といっただけでなく、

心と体のために、ちゃんと科学的根拠が研究された、成果に繋がる事だったのです。

温室のガーデニングでは、雨が降っても、風が強くても、室内なら天候に邪魔されることなく出来ます。

実際、温室ガーデニングを始めてみると、かなりの運動量であることがわかります。

一時間も園芸をしていると、自然にお腹が空いてきます。

お腹が空いて、沢山食べた割には、体重は減ってくるのです。

これには驚きました。

夜になると寝付きが良くなって、居間に入るとすぐに眠くなります。

パパイヤを鉢から地植えにする作業でも、かなりの運動量です。

バナナの木も、鉢から地植えにしました。

枝や蔓が伸びてくると、剪定の作業もあり、はさみを使って、枝を切って整える作業もあります。

肥料をあげる、水をあげる、鉢を移し替える、土を掘る、ハサミを使う、

こんな作業を一時間もしていれば、実は相当な運動量であることが分かりました。