ビオトープ池には、工事中なのに、カエルとオタマジャクシがいました。

コンクリートで水漏れを防ぐと、次は防水塗装で、水漏れとコンクリート灰汁の予防です。 ビオトープをつくる(3) 社長ブログ/社長の趣味/メダカ池作り

ビオトープの池を作り始めて、試行錯誤が続いています。

湧き水を利用して水たまりを作り、その水たまりでメダカを飼育しようと考えています。

途中、自然のままでは水がたまらない事がわかり、

ブロックとコンクリートで、水漏れを防ぐようにしています。

夜、ビオトープの構想を考えるため、池の周りに行ってみると、

早くもカエルがどこからかやってきて、このビオトープの池を住処にしようと、狙っているようです。

小さな体のカエルですが鳴き声は大きく、夜の静けさにこのカエルの声が響き渡ります。

カエルは歓迎なので、追い払いません。

しかしまだ工事中なので、この蛙さんが願っているような、ビオトープの池になるかどうかは解りません。

コンクリートとブロックで囲った水たまりのような池には、早くも小さなオタマジャクシがたくさん生息しています。

不思議なのは、周りに水がないところなのに、どうしてカエルはこの池を見つけたのでしょう?

そしてカエルは、いつの間にここに卵を産み付けて、オタマジャクシになったのでしょうか?

後で一週間前の写真を見てみると、その時は気付きませんでしたが、卵のようなものが沢山写っていました。

翌日もう一つの長方形のビオトープ池を見てみると、

排水の為のパイプが、コンクリートの底辺に、壁に穴を開けて、排水溝のように出来ていました。

一定の水位になると、パイプの開口部から水は外に流れ出るように、水位の設定がされています。

この後、防水塗装をすることになります。

色は、水色にするつもりです。

コンクリートのままだと、コンクリートの灰汁が出て、メダカは死んでしまいます。

通常あく抜きをする為には、水を何回も入れ替えて、

3ヶ月から6ヶ月くらいは、あく抜き期間が必要です。

昨夜見た、カエルが居た、自然水がたまるビオトープの池は、どうなったでしょうか?

今朝の内に、職人さんが来て、20cmほどたまっていたコンクリートとブロックの池の水は抜かれて、

昨夜見た、オタマジャクシのような小さな生き物は、池の外に排出されたようです。

この自然水が溜まるコンクリートとブロックの池も、防水塗装がこれから行われます。

防水塗装をすれば、コンクリートからの灰汁は防ぐ事が出来ます。

あの蛙さん、少し早まって、急ぎすぎて、オタマジャクシを生み付けたのなら、知らせてなくてごめんなさい。

沢山の生物が、まだ出来上がっていないビオトープの池に入りたがっているようです。

まるで工事中のマンションに居住希望者が入居しているような感じです。

2016年7月14 日(木)