東大寺大仏殿の拝観料は大人1500円です

東大寺の大仏様は、一般庶民は、遠くから、窓から見えるお顔だけを拝んでいました。 奈良県大人の修学旅行(9)/東大寺/

東大寺に向かう途中、奈良県庁の向かいに、奈良県知事の公舎がありました。

公舎の周りには長い土塀が続き、その周りには、5月の熱い日差しを浴びて、花が咲いています。

東大寺は、子供の修学旅行で来ていますが、大人の修学旅行となると、子供の時より見る物、感じる事が違ってきます。

東大寺と言えば、大仏殿です。

大仏殿に向かうまでに、東大寺の敷地の中にも、重要文化財が沢山ありました。

東大寺に入ると手前に池があり、池には最近作られた船が浮かんでいます。

この船は、東アジアの国々の文化交流の象徴だそうです。

「私たちはこの水域で共に一つの船に乗って、もう一度帆走出来るだろうか」というメッセージが込められているそうです。

ボランティアガイドさんがついて、説明してくれました。

門の向こうには、東大寺の大仏殿が見えます。

あの大仏殿の真ん中部分に大きな扉が作られていて、その扉を開けると、丁度大仏様のお顔が見えるようになっていたそうです。

昔は一般庶民は、大仏殿に入れません。

ここから大仏様のお顔を拝んでいたそうです。

中門の両脇には、毘沙門天の像がありました。

毘沙門天の足下を見れば、毘沙門天を乗せている、地天女のお顔と、邪気だけが見えます。

向かい持国天も、足下に、邪気を押さえつけています。

子供の頃の修学旅行で、ここまで観たかどうか、覚えていません。

今でも、ボランティアガイドさんが、多くの事をすらすらと説明してくれて、それを聞いても、全てを記憶できているとは言えません。

こうなると、今の時代では、インターネットを利用して、東大寺の説明を読んだ方が、復習になります。

東大寺の大仏殿に入るには、拝観料が1500円です。

後から後から、1500円が押し寄せてくるようで、受付のキャッシュボックスには、どんどん現金がたまっていっています。

2016年5月19日(木)