日本経済のもたつきの背景に、人口ピラミッドの構成の影響が

日本中に高齢者が増えると、食糧、飲食、食材への支出は減ってきています。 社長ブログ神戸/淡路/美味しいお店/お好み焼・明石焼 小磯

お好み焼きを食べた人は誰ですか?

お好み焼きや、焼きそばが好きな人は誰ですか?

はい、それは奧さんです。

でも、私も好きです。

では、どんな時にお好み焼きや、焼きそばが食べたいですか?

はい、それは、あまりお腹いっぱいに食べたいと思わない時です。

つまりちょっとだけ、少しだけ、お腹が空かないくらいと思う時です。

なぜ昔のようにお腹いっぱい食べたいと思わなくなったのか、なぜ年をとると食欲が減少するのか、この当たり前のようなテーマが、実は日本経済に大きな問題となっているのです。

戦後の日本経済の担い手は、戦争復興に尽くした年代から、その子供達の団塊の世代に移りました。

この団塊の世代の人達も、定年を迎え、さらには70代に入ってくると、昔のように食費にお金を使わなくなっているのです。

総務省の家計調査によれば、65~69歳の食料支出は、月額7万3千円ですが、70~74歳になると、6万8千円とがくんと減ってきているそうです。

目下のもたつく経済の原因には、実はこのように、消費の担い手が高齢化しているという背景があるのです。

2014年の日本の総人口は1億2708万人です。

その内、高齢者人口は、26.0%を占めています。

厚生労働省の人口ピラミッドをみると、65~75歳の年齢構成と、40~43歳の年齢構成が極めて多く、40歳以下の若年層の年齢構成は、若い人ほど少なくなっています。

これが、日本経済に大きな影響を及ぼしているのです。

例えば、金融資産は高齢者が多く所有し、子育て時代の中年層は、あまり高い金融資産を持っていません。

更に若い若年層は、所得が低く、親や祖父祖母から支援してもらっている方が多くいます。

高齢者にお金を使えと言っても、あまり欲しいものはないのです。

食べる事も、お酒を飲む事も、身を飾る事も、住宅を取得することへの支出は減ってきているのです。

団塊世代が60歳の定年に達した2007年以降、働く世帯の消費支出の落ち込みが大きくなっていることが指摘されています。

それとは裏腹に、税金や社会保険料の負担は増えています。

そうなると、生活防衛の為に、働いている時のようなお金の使い方は出来ません。

このように、胃袋自身が収縮している事と、可処分所得が減少していることが重なり、食費は日本全体で収縮しているようです。

小磯でお好み焼きと焼きそばを頂きながら、周りを見れば、高齢者の方も多く、あまり沢山のメニューを注文していないこともうなずけます。

ここで、お好み焼きの裏技をみつけました。

お好み焼きや焼きそばを焼くときに、鉄板に焦げ付かないように油を塗るのは普通です。

その油が油引きにべっとりと着かないように、鍋にビー玉を敷いて、そこに食用油を入れれば、脂敷きに脂がべっとりとはつかないという工夫です。

なるほど、これはすごい、やはり『商売はその道に賢し』という通りです。

奧さんと二人でビールを飲んで、焼きそばとお好み焼きを食べても、大した金額にはなりませんでした。

これでは日本経済や淡路市の経済の発展には、あまりお役に立っていません。

その原因は、食べながら分析したように胃袋が小さくなり、食費にかける支出が減ったからです。

これは仕方がない事なので、無理な食べ方は出来ません。

2016年4月7日(木)