連れてって:シーズ犬りんりんの座り込み~ぼくも連れてって~

連れてって、ぼくも連れてってと、声が聞こえそうです。シーズ犬りんりんの座り込み~ぼくも連れてって~

連れてって、ぼくも連れてってと、声が聞こえそうです。

シーズ犬りんりんは、荷物の上に座り込んで、ぼくも連れてってと、お願いしています。

松葉博雄と奥さんは沖縄に行くための荷造りをしています。2006年5月のことです。宅急便で先に荷物を送っておくと、手荷物が軽くなり、とっても楽に旅行ができます。そういうことで、少しづつ留守の準備をそっ~と、しているつもりでした。ところが、りんりんがさっと荷物の上に乗り、「ぼくも連れてって」とはっきりと意思表示をしています。

りんりんのぼくも連れてって

これは困ったものです。悪いことをしているのではないので、叱ることはできません。むしろ、置いてきぼりにする後ろめたさを松葉博雄は感じています。りんりんが付いていきたくなるには、育ち方に理由があるからです。

りんりんのぼくも連れてって

りんりんが生まれたばかりの頃から、りんりんは家族の一員として、よく移動に付き合っていました。幼い頃から車での移動や、知らないお家に行って、たくさんの知らない人に会うことが慣れているので、人見知りをしません。

りんりんのぼくも連れてって

長時間車に乗っていても、車酔いがありません。幼いときに、かわいいもので、ついあちこちに連れ歩いたのが、その後、りんりんは連れてって貰うのが当然のように思ってしまいました。

りんりんのぼくも連れてって
よそのお家を訪ねたときに、わんちゃんに、歓迎してもらう場合と、わんわんと吠えられる場合は、やはり、歓迎して、分かりやすくシッポを振って近づいてくれたほうが、気持ちが楽になります。りんりんは、初めての人が来ても、吠えたてて、撃退するような態度をとりません。

これはきっと、生まれつきのおもてなしの心であるホスピタリティーが備わっているからだと思います。りんりんは家族がどこかに行って、泊まって帰らないことでもあれば、心配で心配で、ずっと帰ってくる瞬間を待ちわびています。

りんりんのぼくも連れてって

特に、留守が長引くと、体調を崩してしまうことがあります。こうなると、りんりんに気の毒で外泊をするのも気を使ってしまいます。りんりんは、置いてきぼりにされるのが嫌なので、家族の誰かが外泊しそうなときは、何故かちゃんと分かっているようで、気配を察して荷物の上に身体を乗せて、「ぼくも連れてって!」と身体全体で表現しています。

りんりんのぼくも連れてって
こうなると、またかわいくなり、申し訳も無い気持ちになってしまいます。

ぼくも連れてっててということで、荷物を作ったらその上に乗って動きません。連れてって、とお願いするりんりんに家族もかわいそうで困ってしまいました。