メニコン田中恭一会長から、達磨大師(だるまだいし)を描いた『啐琢(そったく)の機』の書画を頂きました。

石井明執行役員の、表敬訪問です。田中恭一会長から託された、達磨大師の絵を持参して下さいました。社長ブログ/神戸の社長/コンタクトレンズメーカーブログ/メニコン

メニコンの石井明執行役員が来られました。

ご用件はお会いしてからということなので、どんなお話になるのか?あのことかな?それとも、このことかな?

と推量してみても、答えは会ってみないと分かりません。

石井明執行役員は、大きな紙包みを持ってこられました。

見たところ、絵か写真か額縁のようなものが入っているようですが、何でしょうか?

入っていたのは、達磨大師の絵でした。

田中恭一会長が、松葉博雄のために特別に描いて下さった達磨大師(だるまだいし)です。

以前にメニコン本社を訪れた時、松葉博雄が書いた博士論文を田中恭一会長に進呈したことがあります。

その時田中恭一会長に、

「いつか私にも達磨大師の絵を描いて下さい」とお願いしました。

そのことを田中恭一会長は覚えて下さっていて、今回描き上がった絵を贈呈してくれました。

啐啄(そったく)の機 と、書かれています。

啐啄の機とは、

『啐』は鶏の卵がかえるとき殻の中で雛が突く音、

『琢』は母鶏が外から殻を噛み破ること。

また、禅宗で、師家と弟子の働きが合致すること。(広辞苑より)

雛と親鶏が相応じ内と外から同時に殻を破る瞬間、そのような絶好の機会のことだそうです。

石井明執行役員は、「達磨大師の絵を持っているところを写真に写して、田中恭一会長に送って頂ければ、田中恭一会長も喜ばれますよ」と言われました。

田中恭一会長は、この啐啄の機の画を持った松葉博雄と奥さんの写真を見て、絵が届いたことを確認されるそうです。

田中恭一会長は最近書画の制作がかなり少なくなり、今回はゆっくり時間をかけてこの絵を描き上げられたそうです。

石井明執行役員は、田中恭一会長からこの絵を神戸の松葉博雄さんにお届けするように依頼されて、本日わざわざ神戸にお越し下さいました。

松葉博雄からも、後日御礼のお手紙を差し上げます。

菊川紀幸さんから、お盆休みに九州に帰省した時のお土産を頂きました。

久原本家のイカゆず麹漬けと、イカ明太子です。

さすが、菊川紀幸さんは松葉博雄が甘い物より辛い物が好きだということをよくご存知です。

メニコンは6月26日に株式を東証一部に公開したことで、

これからは3ヵ月毎に投資家に向けて企業業績の見通しを発表することになります。

そのため社員の皆さんは、業績予想のことで1年中頭を使うことになりそうです。

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2015年8月17日(月)